ミィミノウラアカ

性同一性障害の告白とトランスの記録。旧性時代のことはものすごい勢いで忘れていくので書き…

ミィミノウラアカ

性同一性障害の告白とトランスの記録。旧性時代のことはものすごい勢いで忘れていくので書き残しておきたい。性別違和のほかにもうひとつ重篤な疾患を抱えている。こちらのほうが劣等感ひどい。でも性別を変えるときにこの疾患はものすごく有利に働いた。こちらについてもいずれ本文中で打ち明けます。

マガジン

  • わたしはこんなふうに生まれた

    ひとりの人間が男から女へと性転換したというより、いまのあたし(女性)は“彼”(=男性時代の自分)とは別人であり、じっさい記憶も断絶している。とするとわたしはわたしが何者だか分からないことになるのです。 自分自身のルーツを探る旅。

  • エーテル体とアストラル体

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生きているって
ほんとうに、ほんとうにイヤなことだ
理屈はいらない
説得は聞かない
あたしはこんな世界にいたくない
五感いらない
肉体いらない
この世との接続を完全に断ちたい

この世という絶対悪が
いつまでも成敗されないのだから
因果応報は嘘
当たり前だろ何もかも虚偽のくせして

対外的にじゃなく
自分で自分を女だと思える根拠は
じつは右脚と左脚の密着感

左脚と右脚をぴったりくっつけておくと
気持ち良くてメンタル落ち着くって
なぜか“生まれつき”知っていて

でも骨と肉付きの関係上
男は両脚が密着しないのです
女の身体になって
あの感触が戻ってきて感激💕

あたしは思春期というものを体験していない。メンタル面での激烈な情緒不安定は知っているが、思春期における劇的な身体の変化はあたしには起こらなかった

でね?
三十路にして劇的変化
むかし射精らしきことができたそれが
いまや消滅へと向かっていて
小さすぎてちんポジ(可動域)なくなった

性同一性障害をカミングアウトすることなく彼氏持ちになれたのだから、なかなか大したもの
『過去を切り離して』
『しれっと女性になりきる』
という目標地点にあたしは到達できた

もともと吹けば飛ぶような
偶然に偶然が重なって成立した関係
彼との破局は近いかもしれず
人知れず情緒不安定

恋愛小説でもポルノ小説でも
男がたくさんの女を体験する話は
天にも昇るような至福の物語として描かれ

逆に女が多数の男を体験する話は
多くの場合、転落として描かれる
社会通念として、そう思われているのは事実

つまり男より女のほうが次元の高い存在
天女は男よりも天に還ることを選ぶ

なよなよした美少年ふうの男の子と
スキンヘッドのおっさんでは
キャラクターがあまりにも違う

いまのあたし(女)と
かつて生きていた“彼”(男)は
別の存在、別の人格であると説明したが

男性時代にも幾度か人格交代を繰り返していたかもしれず、男たちの死屍累々の上に生きる女のあたし

男性時代、自分が女の子になっている夢を見ると、それはそれは嬉しかったものだが。

女性になったいま、男でいる夢を見ることはさすがに無いが、男性時代の残り香、神保町のエロ本屋が出てきて、床は濡れていて、奇妙なSM誌を読み漁る。男性特有のあの臭いが、ぶちまけられた排泄物として再現され

現地集合現地解散、現場は終わり仕舞い、勤務終わった順に帰って良い

わたしの人生には人格交代が起こっていて、つまり複数の存在が代わる代わるこの身体のこの人生を面倒みてきた

艱難辛苦のはて、最終的にこの身体、この人生を受け継いだあたしには、肉親血縁とは別の種類のたくさんのご先祖様

体力無くてすぐへばる
美味しそうに食事してると
あとで満腹感に圧迫される(=眠れない)
便秘になるし下痢もする

男じゃなくなってすっかり
弱々しくなってしまったこの身体
いつもいつも休んでなければならない

でも大好きだよ💖
女の子になれて、
ほんとうにほんとうによかった💕💕💕

実地で体験しないと分からないことってたくさんある

こんな大きな家に
夜中ひとりきりだと心細いこと
けっきょく良くも悪くも、彼がそばにいてくれたほうが安心できること
金銭的不安の種はむしろ彼なのに
そこは関係なかったり
親しくない男が同じ家にいても
感覚的にはひとりきりと変わらず

卵巣が語りかけてきて
『絶対に摘出手術するな』
こんな絵空事のような指令を守り抜ける男の子がいたなんて驚異的だが
こんな世界観を生きた後、性転換して女性になると、この身体の支配者は卵巣

話しかけてくる卵巣だよ?
脳よりも明瞭な知性、女は子宮でモノを考えるってやつを目の当たりに💥

オカルト修行に打ち込んで
エーテル体を大きく育てあげたこととか
悟りを開いていて
呼吸は深く、まばたきをほとんどせず
思考の歪みが無いから人相が良いこととか

え?この世の医学が教える
性同一性障害の治療法より
はるかにはるかに効果的だったね
鏡に映るこの顔は可愛く身体は美しく💕

疲れはてていて早く気絶したいのに
何も思いつかなくて原稿終わらない

わたしは自由意思を持っていないから
選択の余地無く連続投稿は今日も守られる
『なんのために』それをしているのか
たぶん永久に知らないまま

努力せずとも頑張らなくとも
成果だけは積み上がるあたしが
羨ましいか?

自分で自分の顔を見るには鏡が必要だが
他の部位は意識せずともこの目に映る

性同一性障害は心の性別がどうとか言い出すから核心から離れてしまう、ほんとうのほんとうはこの身体が女性であることだけが重要で、この身体だけが性別の証明
ほんとうに女体になってしまって
すごい衝撃、すごく感激

精神は物質を凌駕しており
思考で物質を創造できるとしても
この世の現実においては誰しも
肉体という制約を課されており
肉体とは哺乳動物なのだ

あたしのこの肉体は
あたしの意思にきわめて従順
つまりあたしとの相性がよかった
あたしを“主人”と認めると
ものすごい速さで女性になった

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性同一性障害をカミングアウトすることなく彼氏持ちになれたのだから、なかなか大したもの
『過去を切り離して』
『しれっと女性になりきる』
という目標地点にあたしは到達できた

もともと吹けば飛ぶような
偶然に偶然が重なって成立した関係
彼との破局は近いかもしれず
人知れず情緒不安定

男性時代、自分が女の子になっている夢を見ると、それはそれは嬉しかったものだが。

女性になったいま、男でいる夢を見ることはさすがに無いが、男性時代の残り香、神保町のエロ本屋が出てきて、床は濡れていて、奇妙なSM誌を読み漁る。男性特有のあの臭いが、ぶちまけられた排泄物として再現され

現地集合現地解散、現場は終わり仕舞い、勤務終わった順に帰って良い

わたしの人生には人格交代が起こっていて、つまり複数の存在が代わる代わるこの身体のこの人生を面倒みてきた

艱難辛苦のはて、最終的にこの身体、この人生を受け継いだあたしには、肉親血縁とは別の種類のたくさんのご先祖様

実地で体験しないと分からないことってたくさんある

こんな大きな家に
夜中ひとりきりだと心細いこと
けっきょく良くも悪くも、彼がそばにいてくれたほうが安心できること
金銭的不安の種はむしろ彼なのに
そこは関係なかったり
親しくない男が同じ家にいても
感覚的にはひとりきりと変わらず