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好きなnote

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私の好き!と感じたnoteをまとめています。素敵!わかる!枕元に置いておきたい!と感じたnoteばかりです。ぜひのぞいてみてください。
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#結婚

近所のおもしろい姉さんでいたいだけなのよ。

近所のおもしろい姉さんでいたいだけなのよ。

おひとりさまを公表していると、なんでもかんでも恋愛に結び付けられることがある。そういう面でちょっぴり面倒臭い。ただ私は、近所のおもろしろいねえさんくらいの立ち位置でいたいだけなのに。

パートナーがいる異性と仲良くなることが多い。色恋抜きに、人として仲良くなる。惚れた腫れたを気にせずに済むから、その点は気楽だ。けれど、向こうはどうだろう。"こいつ俺に惚れてんじゃないか?"なんて思われてやいないだろ

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「結婚=子供」とは限らない

「結婚=子供」とは限らない

 芸能関係の話題ですが、磯野貴理子さんの離婚で、「相手が、子供をほしがったから」が理由だと言われましたね。

 夫婦の問題は、仲の良い友人の話であってもなかなか全容は理解しきれないものなのに、ましてやテレビで観ている人が、理由の一つを言っただけで、それがどれほどのものか、二人の間で交わされる会話や気持ち、積み重ねてきたもの、すべてを含めた真実は誰にもわからないでしょう。
 だから、磯野貴理子さんの

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運命のいたずらかのように、交わらなかったふたりの想い

運命のいたずらかのように、交わらなかったふたりの想い

カランと氷でグラスを鳴らし、ウイスキーを飲み干した。婚活の連敗を振り払うように、疲れきった頭を揺らす。今夜は飲んで忘れよう、そんなふうにしてやり過ごす、金曜の夜。

「やけ酒ですか?」

薄暗い小さな店のカウンターの隣、40代後半から50代前半くらいだろうか、こなれた男が声をかけてきた。
「やだなぁ。やけ酒感、出てました?」と言って、力なく笑って返す。

彼は営業マンだろうか?それとも接客業だろう

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結婚とこどもに対する価値観。

「こどもいらないなら結婚する意味なくない?」

かつて、恋人に言われてさぁ〜っと血の気が引いた言葉。あぁ、根本的に合わないのかな、と思った。

私はこどもを望んではいない。産めるとは限らないし、結婚するならまずふたりで末長く共に生きていけるかどうかが基準だ。こどもがいなくても、ふたりでのんびり生きていける人がいい。私にとって、"結婚=ふたりで生きていく"がまずある。こどものことはそれからじゃないだ

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運命の人は、最期の時に思い出す人。

運命の人は、最期の時に思い出す人。

古い日本家屋の縁側で、祖母と2人、並んで座り、よく冷えた器を持ちながら、夕食前のささやかなおやつタイム。私が一人暮らしでも毎日ヨーグルトを食べるのは、元はと言えば祖母の習慣だ。日課のヨーグルトと共に、懐かしむように遠くを見ながら語られる祖母の思い出話を、同じく遠くを見つめながら聞いていた。夕陽に照らされた祖母の瞳は、少女のように煌めいていた。

"運命の人というのは、なにも結婚して人生を共に歩

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誰かを好きになって、その人に愛されるというのは、どうしてこんなにも難しいのでしょうか。

誰かを好きになって、その人に愛されるというのは、どうしてこんなにも難しいのでしょうか。

世の中にはたくさん人がいるのに、その中からたった1人、たった1人でいいのに、そのたった1人すら好きになることがなかなかできないのです。

ようやく誰かを好きになったとしても、そのたった1人に愛されることもまた、どうしてこんなに難しいのでしょうか。

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同世代の独身友達と話していると、人を好きになれないという悩みをよく聞く。結婚どころか、恋人どころか、まず恋すらしていないのだ。誰かを好きにな

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彼氏がいない理由を私に聞かないでくれ。

彼氏がいない理由を私に聞かないでくれ。

「なんで彼氏いないの?」

たまに、そこまで仲良くもない人からこう聞かれることがある。おいおい、なんて不躾な質問なんだ。聞いている側からすると単なる質問で悪気はないのだろうけれど。

「なんで彼氏いないの?」

なんで?なんでかって?

私が聞きたいよ!だ。

理由はたくさんある。自分の至らなさはまぁまぁわかっているはず。そもそも行動もしていないのに新たに恋に落ちるはずもない。なんで?のわかりやす

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家という、いちばん小さな社会のなかで

私はいま、同居人とふたり暮らしをしている。いっしょに暮らし始めて、そろそろ9か月くらいだろうか。

「同棲」という言葉を使うと、なんだかこう、情熱的?パッション?なイメージをもたれがちなのだけど、私たちの場合はわりと現実的な理由(=生活費を節約したい)があって一緒に住み始めた。

それもあってか、さいしょの頃からどこかしら、同棲というよりは「共同生活」に近い空気感のなかで暮らしている。

たとえば

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