マガジンのカバー画像

諸悪と悲劇の根源=「奪う文化」と「負の連鎖」に立ち向かう

912
人が奪う理由は、飢餓や喪失感に根差す本能のため。そして奪われた者は、恨みの矛先を奪った者、または他者に向ける。その繰り返しが、恩(pay)ではなく苦(pain)を送る(forwa… もっと読む
運営しているクリエイター

2022年12月の記事一覧

【雑談】 レディファーストは女性蔑視かも?

【雑談】 レディファーストは女性蔑視かも?

ども!女性も男性もどちらも人間です!の会、特殊会員の老害戦士です。

東京都と戦う暇空茜さんを応援している自分としては、どうしても「フェミニスト」という言葉がチラついてきます。

自分の時代で「フェミニスト」といえば、女たらしとか、女性に媚びを売るとか、

「女性を意識し過ぎている男性」

に使われていた気がします。

しかし、今は全然違う見たいですね^_^;

皆様、「レディーファースト」という

もっとみる
お前の土俵に私を上げるな。

お前の土俵に私を上げるな。

「あるライターに勝ちたい」

もう何年も前の話だけれど、知人のブログにそう書いてあった。「あるライター」が「私」だと理解するのに、あまり時間はかからなかった。

___

その人とは、確かに親しかった。私が子どもの頃から文章を書いているのを知ってくれていたし、実際に私の書いた小説を読んでもらったこともあった。

その一方で、私はその人が「書きたい側」の人間だとは知らなかった。「実は私も作家になりた

もっとみる

岡山県備前市でマイナンバーカード作らないと、給食費や保育料など諸々の無償化サービスを受けれない差別が始まってる。マイナンバーカードは米国のシンクタンクからの提案で導入されてる(堤未果さんyoutube広告情報)。要するに米国政府の命令で製薬会社に日本人の医療情報が渡される。

「自分のプライド」よりも「他者への限りないリスペクト」が必要な理由 佐々木俊尚の未来地図レポート Vol.736

「自分のプライド」よりも「他者への限りないリスペクト」が必要な理由 佐々木俊尚の未来地図レポート Vol.736

特集 「自分のプライド」よりも「他者への限りないリスペクト」が必要な理由

〜〜〜荒ぶるツイッター世界で闇落ちしないための対策を考える

10年以上もツイッターを使っていて、いろんな人を目にしてきました。素晴らしい知見を持つ人、笑えるツイートをたくさん投稿している人、おだやかな日常を発信しつづけている人。いっぽうで毎日のようになにかを罵り続けている人、つねに誰かにからまないと気が済まない人など、人

もっとみる
「怒りと義憤はエンタメである」とアリストテレスは言った 佐々木俊尚の未来地図レポート Vol.735

「怒りと義憤はエンタメである」とアリストテレスは言った 佐々木俊尚の未来地図レポート Vol.735

特集「怒りと義憤はエンタメである」とアリストテレスは言った

〜〜〜ニュースに脊髄反射してはならないたったひとつの理由

古代ギリシャの偉人アリストテレスの本を読んでいると、2000年以上も前の人なのに「なぜこんなに現代人の心の機微がわかってるのか!」と驚かされます。それほどまでにリアルに「心」というものを突き詰めて考えた哲学者なのです。

たとえば「怒り」は実はエンタメである、とアリストテレスは

もっとみる
マガジン限定記事「わきまえ」

マガジン限定記事「わきまえ」

 ある大学教員アカウントが、仕事が収まり暇を持て余す者たちが常駐する地獄のインターネットにとてつもない論争を巻き起こした。

ワーカホリックという呪縛

ワーカホリックという呪縛

労働、お好きです?それは結構。自分は常々言っている通り嫌いですし、社会におもねって好きですとか言ってみたりはしません。好きな人は好きでよろしい。多様性。

ただ、ちゃんと仕事の成果を出すことに誇りを感じている、責任を持っているのであれば、ちゃんと休んだほうが良いでしょう。ワーカホリックの人は文字通り中毒だったり、強迫観念だったり、そのたもろものの事情で過労してますが。それは良くない。

人間のお脳

もっとみる
12/18 「つまり、『うつは甘えじゃない』という考えは危険であり、『うつは甘え』である。」

12/18 「つまり、『うつは甘えじゃない』という考えは危険であり、『うつは甘え』である。」

うつを弁護する理屈で「うつは甘えじゃない」が流行りだが、うつは甘えじゃねえか?と最近はおもう。

うつは甘えだが、最低限の「甘える機会」を獲得できないから、甘えてもしょうがない場面で甘える状態になるのであって、うつ患者に『聞くアヘン』を与えるために「甘え」を悪にするのは結局ジリ貧だ。

うつを拗らせるのは、むしろ「自分自身の甘えを、甘えとしてそのまま受け入れることができないから」じゃねえか?

もっとみる
子どもの環境を奪う大人の状況

子どもの環境を奪う大人の状況

あんたは子どもたちが遊ぶ場所ってやつについて考えることってあるかい?

俺たちがガキンチョの頃なんて、友だちの家に大人がいようがいまいが関係なくたむろってたし、学校の校庭も普通に開放されていたから走り回る場所はいくらでもあった。
なんならそのへんの道路でメンコやらベーゴマやらで遊ぶことも普通にあったし、そのへんの林で木登りも普通にやってったと思う。

インドア派だと自負している俺ですらそのくらいな

もっとみる
「表現の自由」と名誉毀損:その脅威と脆弱性

「表現の自由」と名誉毀損:その脅威と脆弱性

ゆっくりしていってね!

さて。今回も例によって「表現の自由」のお話をさせて頂きましょう。

私のようなざっくり「表現の自由界隈」と呼ばれている人やゆっくりであっても、今のところ「名誉毀損罪を撤廃しよう」という話は出てないわ。私も別にそういう主張は持ってないし(あとは脅迫罪や詐欺罪なんかも同様に「表現の自由」を優先して撤廃しろとは主張していないわ)。

「表現の自由」の名のもとに、根拠もなく、ある

もっとみる

colabo事件に関するスクラップ(1) シェルター型主体の女性支援撤廃の必要性と、困難女性支援法

以下の文章は、米国シアトル在住のフェミニスト、macska氏によるものである。DVシェルターにおける支援者-被支援者の権力の不均衡について書かれている。

生活保護制度が比較的手厚い(予算を渋る自治体による水際対策という分厚い壁はあるが)日本では、macska氏の指摘の通り、ハウジング・ファーストの実践はより容易であるように思う。

タイトルに「撤廃」と書いたのは他に言葉が思いつかなかったからで、

もっとみる
運転に余裕のない人間は、悍ましい顔をしている。

運転に余裕のない人間は、悍ましい顔をしている。

 対向車線の右手コンビニから高齢者の車が車線に出て、右折しようとしている。筆者の正面信号は赤だったので、前の車と10メートルほど車間を開けて止まり、右手高齢者の車を待つことに。

 ところが、対向車線の車は止まることはなく、コンビニ側の高齢者の車を無視して、仁王様のような顔をして通り過ぎて行く。こちらは注意喚起のためにパッシングをしても、対向車は完全無視の状態だ。

 そうしている内に後ろの軽自動

もっとみる
ステルス賃上げになっていないか

ステルス賃上げになっていないか

12月1日の日経新聞で、「あるべき金融政策(中) 最小限の金利引き上げ 一案」というタイトルの時期が掲載されました。異次元緩和で達成できたこと、副作用が何だったのかを整理し、今後の方向性を考察する内容です。

同記事の一部を抜粋してみます。

日本で商品・サービスの価格が長らく上がっていかない状態であったことは、以前から言われている通りです。社会全体で価格が据え置きになり続けることの弊害が、上記記

もっとみる