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夢は、人生そのものだと思ってた。
私には、夢があった。
そして多分、私を知る人の多くは、その夢が何であるかを知っていると思う。
私にとって、夢は人生そのものだと、そう思っていた。
でも、掴みかけたその夢を、私は自ら手放した。
2001年9月11日。
私が9歳の時。
飛行機が高層ビルに突入していくあまりにも恐ろしい映像をTVで観て、衝撃を受けた。
怖くて堪らなくて、それでもその後の報道を見聞きして、次に湧いてきた感情は
落ち込む暇もなかった。でも、週末はきちんとごはんを食べた。
もうすぐ5月が終わる。
2021年も、あとひと月で半分終わり。
この半年、仕事で色々あった。
しんどかったはずなのに、対応しなきゃいけないことが色々ありすぎて。
なんだか、落ち込む暇もなかった。
残業続きで、平日は夜ごはんを食べられないこともあったし、たまに早く帰れても残りものをつまんだりとか、雑炊とか適当に済ませちゃうことばかりだった。疲れている日に限って、日用品のストックは切れるし(日用
変わらないことって、きっとある。
先月、大分に行った。
祖母に会いに。
忙しさを理由にもう約2年も会いに行けてなかったから、時間のあるうちにと思って、久しぶりに会いに行った。
祖母は今、介護施設にお世話になっている。
以前会った時は、元気だったけれど、会わない間に認知症が進み、目も見えなくなった。最近は精神的に不安定になることも多くて、記憶も曖昧になっていると聞いていた。
時折電話で話すと、声は元気そうに聞こえるけれど、足
王道のハッピーエンドよりも
曖昧さが残る物語の結末が、好きだ。
自分であれこれ想像することが出来るから。
近頃、ドラマや映画の最終回であのシーンをもっとはっきり描いてほしかったとか、この登場人物たちがくっついてほしかったとか、結末がよく分からなくてもやもやするとか…概して納得いかなかったという声を聞くことが多い。
王道のハッピーエンド、分かりやすい伏線回収、全てを明らかにする結末。
大きな声じゃ言えないけれど(と