畠健太郎 プリズムデザインラボ|フリーの先生

自分探しや学びの意味、生きづらさの考察などを書いています。他は講義録とかイラストエッセ…

畠健太郎 プリズムデザインラボ|フリーの先生

自分探しや学びの意味、生きづらさの考察などを書いています。他は講義録とかイラストエッセイとか。デザイン教育、障がい福祉、自己表現、アイデア発想、NPO支援とかいろいろ教えてるフリーの先生、ときどきデザイナー、ところにより音楽活動。推しの電車は小田急ロマンスカー。

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  • 星の学校 銀色教室

    地球という星は、きっと学校みたいなもので、いろんなことを教えてくれているのだと思います。人や物事の様々なめぐり逢いとか、学び、発見、自分を表現することなど。ひとりひとりの日常がこの世界をすごいバランスでつくりあげている。つまり、みんながクリエイターなのだと思います。そんなことを語っています。

  • 生きづらさの紐とき

    「生きづらさ」について考えたことや、自分自身が感じてきたこと、当事者研究によって共感を得たことなどを綴ります。

  • 考えすぎの日々学究ノート

    日々の考えすぎな考えごとを綴ったノート。

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    Sketch! Sketch! Sketch! 001

    ※この商品はpixivFACTORYで作られた商品です。サンプル画像は完成イメージのため、実物と異なる場合があります。
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生きづらさの紐とき。第1考「うまく思えない」

*いきづらさを紐解きたい。鬱や発達障害というカテゴライズは、それが原因でいきづらさを感じている人にとって、よりそいを考えるきっかけをつくるものだと僕は思う。 …

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ネットで買える召喚獣

石のことは本当にまったくの素人なので間違ってたらすいません。 ぼく左耳にピアスつけられるんですが、ずっとしてなくて、なんかつけたいなあとパワーストーンを調べてと…

「○然」

「然」とは、そのとおり、そのまま、と言う意味らしい。日本語の中で同じ発音をする言葉と言うのは、もともと同じ意味や抽象概念を表していることがけっこうあるけど「禅」…

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短い循環よりも「巡る」という感覚を。

本来自然の「循環」とかは長くて範囲の広いサイクルが多い。 なのに、エコとかリサイクルといったらサイクルが短くて早いことが良いことのように思われているよね。 この…

本来自然の「循環」とかは長くて範囲の広いサイクルが多いのに、エコとかリサイクルといったらサイクルが短くて早いことが良いことのように思われているよね。だから早く結果を出したい人間のエゴがそれをビジネス化させてしまう。
「巡る」の感覚で、そのうち戻ってくるくらいで考えたら丁度いいの。

大阪の和泉市にある古民家カフェ&ギャラリー「河野邸」で、久々に「こんこんキツネ塾」を行います。受講者募集中です。

【受講生募集中】すまコミュニティビジネス大学 第5期

5期目の「すまコミュニティビジネス大学」受講生募集中です。 自分の特技や経験を地域貢献に活かしたい方、コミュニティビジネスや地域NPOのスタッフの方、さまざまなコミ…

金曜日に不定期でまあまあひとりごとに近いspace配信をしています。
僕が1週間くらいの間に考えたことを振り返る勉強時間の公開中。21:00からの予定。

「キツネの勉強中」
https://twitter.com/i/spaces/1ypJdEZqdEjxW

足が痺れてモヤモヤ?ムニャムニャ?

上の子が4歳のころ、 抱っこで散歩中にこんな事を言い出した。 子「なんか…足がモヤモヤする…」 父「えっ、なにどの辺やこの辺か?」 子「あああ〜モヤモヤする〜」 …

学びを定義する:学びやすさのため。

学びというのは、自分のアンテナ感度さえ高めていればどんなことからでも学べると思う。 先日「思考と発想力ゼミ」の中で話した一部です。 学びとか気づきとかいうものが…

自己肯定感という言葉が肯定感を拘束する

「自己肯定感」と聞くとどうしても引っかかってしまう。 「こどもの自己肯定感を高めて」というけれど、自然のまま生きている子どもという存在が自分で自分を肯定できない…

今日は10:00より、須磨区文化センターにて「すまコミュニティビジネス大学」の企画発表会、修了後には交流会を行います。
第4期のみなさんが、半年間組み立ててきた「地域の中で自分が楽しんで続けられるビジネス」の企画を発表します。
参加自由ですので、お気軽にお越しください!

生きづらさの紐とき。第1考「うまく思えない」

生きづらさの紐とき。第1考「うまく思えない」

*いきづらさを紐解きたい。鬱や発達障害というカテゴライズは、それが原因でいきづらさを感じている人にとって、よりそいを考えるきっかけをつくるものだと僕は思う。

安易に病気だ障がいだと当てはめてしまうことがあったりと、負の側面もあるけれど、公に理解を深めるためにはカテゴライズにも意味がある。

これから「いきづらさ」について考え、紐解いていくことをやってみたい。

全ての生きづらさに当てはまるこ

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やりたいことがわからない人へ

やりたいことがわからない人へ

「自分のやりたいことがわからない」と言う人は、自分がこれまでやったことある事を、ぜんぶ書き出してみてください。

それは自分の「やってみたけど今はなんか違うなぁ」と思っていることだったり「なんか違うなぁと思ってるんだけど持っているスキル」なんだと思います。

自分が本当にそれがやりたかったかどうかとか、向いてるかどうかは、まずやってみないとわからないし、長くやっていれば変わるし、自分の興味の移り変

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「帰れ!」と叱るひとの頭の中。まだまだ言葉のリテラシーの低い世界。

「帰れ!」と叱るひとの頭の中。まだまだ言葉のリテラシーの低い世界。

上司とか先生から「帰れ!」と言われた時にほんとに帰ったらいけないのか?という、あの話なんですね。

それで、これは世の中の雰囲気的には、
「すいません、やらせて下さい」ってそこに残るのが模範解答で、本当に帰るなんて何考えてんの?って言われるんだと思うんですが、
じゃあ「やらせて下さい!」って言ったら言ったで「帰れって言っただろ!」みたいな追い打ちをかけますよね。
これをやることで、やる気とか反省度

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ネットで買える召喚獣

石のことは本当にまったくの素人なので間違ってたらすいません。

ぼく左耳にピアスつけられるんですが、ずっとしてなくて、なんかつけたいなあとパワーストーンを調べてときに、たまたま見つけて気になって仕方がない石が「スティブナイト・イン・クォーツ」という輝安鉱 (きあんこう)という鉱物が入った水晶なんです。

みるからに諸刃の剣を思わせる、神々しさと禍々しさとを併せ持った鉱物ですが、なにやらそのままだと

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「○然」

「○然」

「然」とは、そのとおり、そのまま、と言う意味らしい。日本語の中で同じ発音をする言葉と言うのは、もともと同じ意味や抽象概念を表していることがけっこうあるけど「禅」と意味が繋がるのはおもしろいね。

「必然」という言葉について考えていると、いろんな「然」も気になってきた。
僕は言葉についてよく考えごとをしている。
そのほとんどは、文字のもっている意味、僕らが使っているニュアンス、それがあらわす実際の状

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Illustrator・Photoshopが身につくコツの話

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僕は元々デザイナーというよりDTPオペレーターとか版下屋さんの部類で、AdobeアプリケーションのIllustratorやPhotoshopの使い方に詳しいのですが、授業の中でそこまで必要としていない人に教えるというのはめちゃくちゃ難しいんです。
そこで僕は使う機能をかなり絞った上で、とにかく反復練習するという教案をつくります。

これらのソフトの習得は、よく売ってる教本に習うとテクニックばかりで

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短い循環よりも「巡る」という感覚を。

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本来自然の「循環」とかは長くて範囲の広いサイクルが多い。

なのに、エコとかリサイクルといったらサイクルが短くて早いことが良いことのように思われているよね。

この早い=良いという価値観が結局人間の都合で、エゴなんだな。

政策だからとか予算を使わなければいけないとか、結果を出さなければいけないとか、良いことだから広めなければいけないとか。

「環境にいいことをしよう」は、だんだんと「環境に良いこ

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本来自然の「循環」とかは長くて範囲の広いサイクルが多いのに、エコとかリサイクルといったらサイクルが短くて早いことが良いことのように思われているよね。だから早く結果を出したい人間のエゴがそれをビジネス化させてしまう。
「巡る」の感覚で、そのうち戻ってくるくらいで考えたら丁度いいの。

大阪の和泉市にある古民家カフェ&ギャラリー「河野邸」で、久々に「こんこんキツネ塾」を行います。受講者募集中です。

【受講生募集中】すまコミュニティビジネス大学 第5期

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5期目の「すまコミュニティビジネス大学」受講生募集中です。

自分の特技や経験を地域貢献に活かしたい方、コミュニティビジネスや地域NPOのスタッフの方、さまざまなコミュニティビジネスについて学びたい方にもおすすめです。

全10回で(全受講必須ではありません)対面も、職場やご自宅からのzoom受講も可能です。NPO団体さまで研修のように使われても結構です。

須磨でのコミュニティビジネスのたちあげ

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金曜日に不定期でまあまあひとりごとに近いspace配信をしています。
僕が1週間くらいの間に考えたことを振り返る勉強時間の公開中。21:00からの予定。

「キツネの勉強中」
https://twitter.com/i/spaces/1ypJdEZqdEjxW

足が痺れてモヤモヤ?ムニャムニャ?

足が痺れてモヤモヤ?ムニャムニャ?

上の子が4歳のころ、
抱っこで散歩中にこんな事を言い出した。

子「なんか…足がモヤモヤする…」

父「えっ、なにどの辺やこの辺か?」

子「あああ〜モヤモヤする〜」

父「それ足しびれとんやわ」

そして、つい先日
下の子4歳をだっこで散歩中にこう言い出した。

子「なんか…足がムニャムニャする…」

父「それ足しびれとんやわ」

あれ、これデジャブかな?と
一瞬思ったけど、すぐになんのことかわ

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学びを定義する:学びやすさのため。

学びを定義する:学びやすさのため。

学びというのは、自分のアンテナ感度さえ高めていればどんなことからでも学べると思う。

先日「思考と発想力ゼミ」の中で話した一部です。
学びとか気づきとかいうものが漠然としすぎているから頭に定着しにくいと思ってたので、一度僕なりに段階を分けてお伝えしてみました。

①情報
そこらじゅうあるものすべてが「情報」

②知識
情報に関心を持ち能動的に得ると「知識」になる。

③理解
なぜその知識が人や社会

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自己肯定感という言葉が肯定感を拘束する

自己肯定感という言葉が肯定感を拘束する

「自己肯定感」と聞くとどうしても引っかかってしまう。

「こどもの自己肯定感を高めて」というけれど、自然のまま生きている子どもという存在が自分で自分を肯定できないなんてことはまずないと思う。

あるとしたら、それは親を含めた周りの環境がその子らしさを無理に何かに誘導したために、肯定できなくなっているのである。

また、子どもには肯定感なんて必要がないのに、親自身が自己肯定感が低いというコンプレック

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今日は10:00より、須磨区文化センターにて「すまコミュニティビジネス大学」の企画発表会、修了後には交流会を行います。
第4期のみなさんが、半年間組み立ててきた「地域の中で自分が楽しんで続けられるビジネス」の企画を発表します。
参加自由ですので、お気軽にお越しください!