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GTDを実践するための手助けになる記事

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GTDは自転車と同じ。 自分なりの乗り方が見えるとこんなに便利な道具はない。 しかし、自転車と同じく乗れるまでは意外と大変。 そんなときにヒントになってくれそうな記事たちです。 … もっと読む
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ポストイットの魅力(GTDの第一歩・その実践ツールとして)

ポストイットの魅力(GTDの第一歩・その実践ツールとして)

ポストイットとは何事にも便利な道具です。

GTD仕事術をまわす上でも大変重宝します。

気になったら、秒で書き出すGTDのStep1把握する、というステップにおいては「気になること」をとにかく書き出すことをしていきます。頭に残しておくことは、頭に無用な負荷をかけることになります。

そのためには、気になったらその場で即書き出す、ということがポイントになります。この時に、少しでも書き出すことが手間

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うまく忘れることが生産性の鍵

うまく忘れることが生産性の鍵

物事に集中するためには、集中したいこと以外を忘れる必要があります。頭の中にそれ以外のことが思い浮かぶようだと、集中を阻害してしまいます。

問題はただ忘れるだけでは、日常生活に支障が出てしまうでしょう。だから「うまく」忘れる必要があります。

「うまく」忘れるとは・・・GTDに頼るならば、必要な時には思い出せるようにしておくことができる、そんなシステムに預けておく、という感覚になるかもしれません。

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電車だから捗る理由(集中しやすい場)

電車だから捗る理由(集中しやすい場)

電車移動中は、非常に読書が捗ります。

その理由は、読書以外にとれる行動の選択肢が非常に限られるからです。

選択肢が少ない=焦点が明確になりやすい行動を選択する上で、選択肢が多いと、どれに焦点を合わせるべきか、ということを考える必要性が出てきます。

この状況で、手元が明確になっていないと不安感の中で、活動をすることになります(そのため、頭の中や手元を整理をすることで、その不安感から解放される、

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忘れることの重要性

忘れることの重要性

人間は忘れることができます。これはデメリットではなくメリットと考えるべきでしょう。

もし忘れられないとしたら・・・何でも忘れないでいられるなら、抜け漏れなく仕事ができたりして良さそうに見えるのですが、はたしてそうでしょうか。

何事も記憶して忘れることができないとしたら、おそらく何か作業をしている時でも、100%作業に集中をすることができないでしょう。常に色々なことが頭に浮かぶ状況だからです。

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一つずつ

一つずつ

問題が山積みになってしまった時、それらを片付けるにはどうしたらいいでしょうか?

答えは簡単です。

「一つずつやれることを実行する」になります。

同様に、問題が同時多発的に勃発したらどうやって対処すればよいでしょうっか?

これも答えは簡単です。

「一つずつ重要と思うものから対処する」になります。

人間の性質人間は頭の中では、様々なことを同時に想起したりしますが、それを思考し、実際に体を動

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集中によってストレスを軽減する

集中によってストレスを軽減する

久しぶりに家族みんなで折り紙を作りました。それぞれに黙々と。

情報が増える割に、行動は・・・最近はニュースをつければ、不穏な内容のものが多くあります。そのくせ、個人レベルではどうにもならないようなことも多くあります。

とりあえずニュース報道は見ても、こちらとしてやれることは「手洗い・うがい」や「密集をなるべく避ける」といったことで、以前から変わらないわけです。

行動は変わらないのに、情報だけ

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「休日につながらない権利」を本当にハッピーにするために

「休日につながらない権利」を本当にハッピーにするために

休日などに仕事や職場と「つながらない権利」というものを尊重しよう、という話があります。

「つながらない」ことで、休日のプライベートに専念ができて、リラックスし、リフレッシュができるようになる・・・というのがこの権利の目指す姿のようです。

少し疑問なのが、この目的のためには、はたして「つながらない」方がいいのだろうか、ということです。

*だからって別に、仕事中心人間になれ!ということではないの

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不安のないシステムを構築する(GTDの実践において)

不安のないシステムを構築する(GTDの実践において)

GTDの観点から見て、仕事術・整理術を実践していく上で重要になることの一つとして「不安のないシステム・やり方・体制」を作っておくことがあげられます。

「不安」大敵GTDによる仕事術では、焦点を定めて、集中することを重要視しています。そこで「不安なこと」があると、集中が阻害されます。例えば、

「メモ帳に書き出していたけど、そのメモ帳があと1ページ」

「スマホの電池が切れたら、リストが見られない

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手軽であること+抜けがないこと(GTDの良さであり、継続のためのポイント)(後)

手軽であること+抜けがないこと(GTDの良さであり、継続のためのポイント)(後)

個人的に感じているGTDの良さであり、継続する上でのポイントで、重要と感じる点を絞って、二つあげます。後編です。

後編:抜けがないこと仕事術や整理術において、抜け漏れが発生して、そのままに放置し始めると、継続しなくなります。これはなぜか?というと、

「あの『リスト』を見ても、古いし、漏れているから信用できないよ」

という気持ちになるからです。信頼を失った「リスト」はもはや意味を失ってしまいま

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手軽であること+抜けがないこと(GTDの良さであり、継続のためのポイント)(前)

手軽であること+抜けがないこと(GTDの良さであり、継続のためのポイント)(前)

個人的に感じているGTDの良さであり、継続する上でのポイントで、重要と感じる点を絞って、二つあげます。

前編:手軽であること(常にIn Boxに書き出す)GTDの最初のStepでは、「気になること」を書き出すことになります。簡単そうに見えて、この部分を徹底して自分が手軽にできるやり方・ツールにしておくかということがGTDの継続・実践・効果の実感にかなり大きな影響を与えます。

日常生活では、あら

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電車通勤の通勤時間も悪くない

電車通勤の通勤時間も悪くない

こんなにもやることが制限され、そして一人になれる時間が現代に他にあるだろうか?いや、ない。(特にこの記事の焦点は、電車通勤の方です)

電車通勤の良いところ1:選択肢の限定まず、やれることが制限されます。使えるツールは、スマホや手帳、本くらいになります。その結果、やることの選択が容易にすることができ、焦点を定めやすいのです。

なまじオフィスにいると、他からの仕事の依頼も来れば、パソコンも開けるの

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できるだけ少ない集約点に集める(「書き出す」は「書き散らす」ではない)

できるだけ少ない集約点に集める(「書き出す」は「書き散らす」ではない)

GTDを実践する上で、「書き出す」ということが入口になります。ただし、むやみに書き出すだけでは上手くいかないでしょう。

集約点(書き出す場所)「書き出す」ことで、頭の中の気になることが外に出て、スッキリします。しかし、そこら中のメモに自由に書き出したり、スマホやパソコンなどそこかしこに書き出してしまうと、結局どこに書いたかわからなくなってしまい、その結果として「あれ、書き出したか?書き出してない

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長期休み・・・仕事のことが気になってしまったらどうする?

長期休み・・・仕事のことが気になってしまったらどうする?

年末年始の一週間程度が長期休みに入るかどうか微妙かもしれませんが、一応「長期休み」としておきましょう。

「整理」や「書き出し」は常に必要長期休みであっても、仕事のことやプライベートのことで「気になること」は生まれ続けます。

「あれ、あのメールどうだっけ?」

「あの書類まわしたっけ?」

「出勤初日にすることなんだっけ?」

などなどのことが浮かぶはずです。こういったことが浮かぶほどに、休日の

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常に「結果」は後追いになる(だからこそ「結果」に左右されない選択の質・「納得」を大事にする)

常に「結果」は後追いになる(だからこそ「結果」に左右されない選択の質・「納得」を大事にする)

「正しい選択」というのは「選択」した時点では判断がつかないはずです。大抵の場合、その選択が成果につながった時に、「それは正しい選択だったね」という判定を下すことになります。

結果が出るまでが不安?結果が出るまでは、物事の選択が正しいかどうか、わからないとなると、不安なままで物事に取り組むことになってしまいます。

でも、成功者のインタビューなどでは、そういった取り組みにおいて、不安を感じていない

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