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暮らしのハナシ。マガジン

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わたしの日々の暮らしの中での想いを綴っています。 わたしにとっての生きやすさが、誰かの生きやすさのヒントになれたなら。
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#日記

「うふふ」のカケラを探す日々

「うふふ」のカケラを探す日々

「ああ、今日も幸せだなあ。」そう思えることがここ最近ものすごく増えた。

人にびっくりされるくらい私は日々、本当に何もしていない。朝起きる。ご飯を食べる。夫を仕事に送る。掃除して、洗濯。本を読む。映画を観る。勉強する。文章を書く。絵を描く。お菓子を作って、夕日を眺めたらご飯を作る。楽しく夫と話しながらご飯を食べて、お風呂で温まって、お酒を飲んで本読んで寝る。それが、私の1日。

もちろん仕事のある

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大切なことを教えてくれた『真夜中のお鍋落下事件』

大切なことを教えてくれた『真夜中のお鍋落下事件』

夜お風呂から上がってドライヤーで髪を乾かしていると、リビングの方からがしゃーん!と耳元のドライヤーの音を超えて聞こえてくるくらい、大きな音が。きっと夫が何か落としたんだろうと思ったが、私は特に急ぐこともなく髪を乾かし終えてからゆっくりリビングへ。さっきの音はなんですかねと聞こうとリビングに入った私の視界に入ったのは、なんだか暗い明かりの中でキッチンにしゃがみ込んでいる夫。なんだなんだと夫の視線の先

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自分のために暮らしながら、誰かのためにできることを

自分のために暮らしながら、誰かのためにできることを

日々暮らすことに一生懸命になっていると、私は人との交流が減ってくる。生活が楽しいかつ、1人でことが済む範囲の中で生きてられるから。人と会うことでかなりの刺激を受けやすくストレスにも感じやすい私には、正直そのくらいがちょうどいいのだけれど、ストレスなく接することができるかつ、本当に大好きな人とならもう少しコミュニケーション取りたいかも、なんて思う時も時たまある。

新しい人と出逢いたいとか、大人数の

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私が暮らしを愛するのは、HPが低いから

私が暮らしを愛するのは、HPが低いから

どういうこと?って感じのタイトルですよね。私、たまに思うんです。もし私自身がもっと有り余るくらい元気で、何しても疲れない人間で(または疲れてもすぐに疲れを吹っ飛ばせる人間で)、熱い情熱持ってもっと使命感に溢れてて毎日やる気モリモリで、新しい人やコトが大好きでたくさんの人に会いたいような人間だったら、日々の『暮らし』にはあんまり興味なかっただろうなって。

私は、自分が思ってるより自分が日々使えるエ

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幸せのにほひを集めて

幸せのにほひを集めて

今日も夫が気持ちよさそうに起きてくる。

うちの夫は結構な割合でニコニコ笑顔で「おーはよ!」と起きてくる。わたしの方が早く起きていて、2時間後くらいに夫が起きてくるのが毎日の朝の流れ。いつも朝起きてくるくらいの時間に合わせてわたしは朝ごはんを作る。今までは朝ごはんは食べずに昼前くらいにブランチするのが通常だったのだけれど、2人で朝からの仕事を始めてから(夕方までご飯を食べる時間がないこともあり)朝

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今を生きてたら、LINEの返信ができない話

今を生きてたら、LINEの返信ができない話

わたしは本当によくLINEの返信が滞る。ただシンプルにSNS断捨離をしてるからあんまりスマホを触らないということも原因ではあるのだけれども、最近はスマホを触っていてもLINEを開いていても返信できない、しないという状態に陥っている。

返さなきゃと思って返信されるのがわたし自身嫌、というか心苦しいので、他人からの返信が遅いことはなんとも思わない。と同時に、わたしも全く身が入ってない状態で書いた返事

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暮らしは営み、そして伝統。

暮らしは営み、そして伝統。

以前夫婦で半年間ほど、我が家の愛する軽自動車で日本一周の旅をしていた。とは言っても、私たちは旅がしたかったのではなく、「日本の伝統を撮る旅」という名目で日本中の伝統工芸をメインに撮影して歩くために、旅という手段を選んだ。(元々夫が写真家なのもあり、夫婦で撮影業を生業としていたので「撮る」という行為が我々にはぴったりだった)

私たち夫婦は以前から伝統的なものに心惹かれやすい。コロナ禍になったことも

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暮らしのハナシ。はじまりはじまり。

暮らしのハナシ。はじまりはじまり。

私は日々、ただ「暮らす」ということに何よりも幸せを感じる。何か新しいことを経験するとか、旅に出るとか人と会うとか、欲しいものを買うとか、人にとっての幸せって本当にいろんなものがあると思うけれど、私にとっての幸せは「毎日の暮らし」そのもの。

「誰になんと言われてもやめられないことってなんですか?」と聞かれたのなら、間違いなく私は「私が心地いい暮らしをつくること」と答えるだろう。『暮らし』ってすごい

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