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Purgatoryはちょっとだけお休みで!!
連載していたPurgatoryですが、筆者が満足のいく出来にしたいと練りに練っている最中であることから、少しの間お休みとさせていただくこととしました。
消極的なものではなく、“発展的お休み”ということで許してください!
よろしくお願いいたします!
今日こそ掲載…と思ってたんですが申し訳ありません、「Purgatory」はお休みです……
えーー、今日は掲載しますと言っていた「Purgatory」ですが、筆者が満足いく感じにならなかったので、今日もお休みとさせてください…!
一度言ったこと翻してごめんなさい・・・・・・よろしくお願いします
今日の「Purgatory」はお休みです
タイトルの通り、今日18時公開のPurgatoryは、筆者都合により、お休みとさせていただきます。
29日(水)分は通常通り掲載しますので、よろしくお願いします!
【ミステリ小説】Purgatory?~不可視の殺人~ 第二章 事件(4)
エレベーターが3階に着くと、一行は降りた。ここは先ほど視察で訪れている。研究室が多くある研究フロアだ。
一行が少し歩くと、フロアの光がふわっと消え、真っ暗になった。電源が切れるのは2回目だ。一同ざわっとする。
「えっ、なになに…!」
美代子が左右上下を見渡す。
「おそらく、非常用電源がまた消えたのでしょう。やはりあそこでエレベーターを降りておいて良かった」
九十九が周囲を見ながら答える。そ
【ミステリ小説】Purgatory?~不可視の殺人~ 第二章 事件(3)
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エレベーターのカゴは、通常サイズと比べてもかなり大きかった。深雪がカゴのなかから掲示をみると17人乗れる仕組みになっていることが分かった。九十九が「閉」ボタンを押して扉が閉まると、カゴが作動し始めた。
「ねえお母さん…もうガスは来ないんだよね?」
浩美が美代子にたずねる。浩美は小さな震えが止まらなかった。
「そうね、お父さんも今日は地下にまでは入っていないらしいから、あと