杞憂

24歳、社会人7年目。備忘録、ひとりごと、など。

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自己紹介

誰も見てないし!と思ってまったく書こうとも思っていなかった自己紹介を書いていきます。 餃子が好きで一時期町中華巡りにハマっていました。 おそらく中華料理屋で働い…

杞憂
6か月前
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フーテンの父

私の父は、私が子どものころ、 まさにフーテンの寅ならぬ、フーテンの父、でした。 子どものころの事なので記憶が曖昧ですし、 大人の事情はわかっていなかったですが、 …

杞憂
6か月前
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夜のひとりごと

私はずっと暗い洞窟の中を彷徨っているような感覚で生きています。 一筋の光がたまに差し込んできて、 ここから抜けられるかもしれないと期待しては、 また真っ暗になって…

杞憂
6か月前
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小説『遮光』

中村文則の『遮光』。 主人公の男は虚言癖をもつ。 幼少期に両親を亡くしたことから、両親がいる家庭のその“典型性”に憧れを持ち続けたことが原因として挙げられている…

杞憂
1年前

小説『億男』

川村元気の『億男』。 主人公の一男は宝くじで3億円を当てるも、 学生時代の親友である九十九に盗られ、 逃げられてしまう。 弟の肩代わりした多額の借金の返済をして、…

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1年前
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小説『娼年』

石田衣良の『娼年』。 大学に通いながらバーでアルバイトを している20歳のリョウ。 ある日バーに訪れた会員制ボーイズクラブの オーナーである御堂静香と出会い日常が一…

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映画『カモン カモン』

大人にふりまわされる子ども。 子どもに悩まされる大人。 分かり合えないって苦しいし、 どこか孤独を感じるけど、 お互いに分かり合おうとした時、面白くなる。 子ども…

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2年前
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捻挫なんざ

スカイツリーのお膝元で足首を捻挫した。 好きな人とのデート中に、 るんるんした気持ちで階段を 駆け下りていたら足を挫くという、 一見可愛らしい転び方かもしれないが…

杞憂
2年前

餃子_記録その5

外で美味しいもの食べに行くのも好きだけど たまには窓開けて家でゆっくり過ごす休日も 悪くないなあ。などと考えながら餃子について綴る。 神保町 神田餃子屋 念願の神…

杞憂
2年前

禁煙、失敗

タイトルのとおり、禁煙に失敗した。 ここ数年の間、禁煙失敗しては禁煙しての繰り返し。 特段誰かに禁煙を迫られているわけでもなく 自分から禁煙を誓っては 失敗して勝…

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2年前

餃子_記録その4

涙も渇き、本を読んで心はすっかり潤った。 美味しかった餃子の写真でも見て さらにエネルギーを激らせようか。 金町 クレイジー餃子 店名からして期待大だったお店。 …

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2年前
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今日はよく泣いた日

シャワーを浴びてお風呂場から出たとき ボロボロ涙が止まらなかった。 ふと、自分は生まれてくる必要 なかった人間だよなあ〜って。思ってしまう。 小学生くらいの頃から…

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餃子_記録その3

歩き疲れて、 気づいたらぴかぴか光る看板にでかでかと書かれた ラーメン王の文字につられて、 食券を買い、のれんをくぐっていた。 渋谷 ラーメン王 後楽本舗 まずは…

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2年前

餃子_記録その2

検定試験の勉強の息抜きに記録。 だいぶ前に食べたものだけど、書き留めておく。 宇都宮 健太餃子 色んな具材の種類が選べてメニューを見るだけでもワクワクさせられた…

杞憂
2年前
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餃子_記録その1

今まで食べた餃子のお店(町中華)について記録🥟 後楽園 瑩瑩(インイン) 中のお肉がやや生に近かったこと以外は良かった。 見た目も綺麗だし皮も少し薄めで好みだっ…

杞憂
2年前

ひとり

どうやったら彼と愛し合えるだろうか。 暇になると、そんなことを考えてしまう。 今の彼のことはそこそこ好きだが、 愛し合えている実感がないのだ。 どこか義務のような…

杞憂
2年前
2

自己紹介

誰も見てないし!と思ってまったく書こうとも思っていなかった自己紹介を書いていきます。

餃子が好きで一時期町中華巡りにハマっていました。
おそらく中華料理屋で働いていた父の影響です。

しかし胃腸の弱さから頻繁に通えなくなり、
最近は喫茶店巡りを休日の楽しみにしています。

静かな喫茶店で本を読む時間が一番リラックスできるので好きです。
たまに居酒屋並みに騒がしい喫茶店に当たると、
世間話をする人

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フーテンの父

フーテンの父

私の父は、私が子どものころ、
まさにフーテンの寅ならぬ、フーテンの父、でした。

子どものころの事なので記憶が曖昧ですし、
大人の事情はわかっていなかったですが、
父親に関してなんとなく覚えていることがあります。

それは、なぜか突然家を出て行ってしまい、
数ヶ月後になんてことない顔で帰ってくる父親の姿。

今思うと寅さんみたいだなと。

私の誕生日に帰ってこなかった時、
すごく寂しさを感じたこと

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夜のひとりごと

夜のひとりごと

私はずっと暗い洞窟の中を彷徨っているような感覚で生きています。
一筋の光がたまに差し込んできて、
ここから抜けられるかもしれないと期待しては、
また真っ暗になって、ここがどこかわからなくなる。
だから、自分の輪郭さえ見えないです。

社会人1年目〜3年目あたりまで、
世間知らずであることの自覚がなく、
周りが悪いとばかりに職場でも車の中でも、自宅でも、どこに居てもわんわん泣き喚いていました。

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小説『遮光』

小説『遮光』

中村文則の『遮光』。

主人公の男は虚言癖をもつ。
幼少期に両親を亡くしたことから、両親がいる家庭のその“典型性”に憧れを持ち続けたことが原因として挙げられている。

そして男は大学生になり、恋人である美紀を亡くし、
再び身近な存在を失ってしまう。
その喪失感が、また彼の演技に拍車をかけた。
友人に聞いた話を、別のシーンで別の友人に一語一句違わず話すシーンからは、彼が虚言癖として悪意なく嘘をつき別

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小説『億男』

小説『億男』

川村元気の『億男』。

主人公の一男は宝くじで3億円を当てるも、
学生時代の親友である九十九に盗られ、
逃げられてしまう。

弟の肩代わりした多額の借金の返済をして、
家族とも元の関係に戻って、
幸せになれるはずだった。

しかし、逃げた九十九を探すため
九十九を知る3人の話を聞いていくうちに、
大金で得られる幸せについて考えるようになる。

私はお金に執着して生きてきた。
主人公と同じように、

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小説『娼年』

小説『娼年』

石田衣良の『娼年』。

大学に通いながらバーでアルバイトを
している20歳のリョウ。
ある日バーに訪れた会員制ボーイズクラブの
オーナーである御堂静香と出会い日常が一変。
リョウはボーイズクラブで働くことに。

娼夫として、さまざまな女性と体を重ね、
経験を積んでいく。

時には特殊な設定を依頼してくる客もいる。
それでもリョウは次第に「娼夫」という
仕事に誇りを持つようになる。

性行為をコミュ

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映画『カモン カモン』

大人にふりまわされる子ども。
子どもに悩まされる大人。

分かり合えないって苦しいし、
どこか孤独を感じるけど、
お互いに分かり合おうとした時、面白くなる。

子どもも大人も、ひとりの人間。
誰だって希望も夢もあるけど、
同じくらいに不安もあって、
逃げたくなったり誰かに甘えたくなったり、
叫んだり。したくなっちゃうよね。

観に行ってから1ヶ月弱経ってしまったけれど
まだ鮮明に映像が脳内再生され

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捻挫なんざ

捻挫なんざ

スカイツリーのお膝元で足首を捻挫した。

好きな人とのデート中に、
るんるんした気持ちで階段を
駆け下りていたら足を挫くという、
一見可愛らしい転び方かもしれないが、
症状は全くもって可愛げがない。

数日湿布を貼っていつもと同じように
過ごしたものの腫れが治らず......。

医者に行ったら、
松葉杖使ってね、と
突然足首をぐるぐると固定され
松葉杖を渡され、片足裸足で帰らされた。

初の松葉

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餃子_記録その5

外で美味しいもの食べに行くのも好きだけど
たまには窓開けて家でゆっくり過ごす休日も
悪くないなあ。などと考えながら餃子について綴る。

神保町 神田餃子屋

念願の神田餃子屋!
金曜日だったので飲み会に利用する人たちで
賑わっていたがなんとか席確保......。
そして黒豚餃子とチャーハンを注文!
皮はパリッと、中のお肉がジューシーでほろほろ?ふわふわ?してて美味しかった。
ひとつが大きいので大変

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禁煙、失敗

禁煙、失敗

タイトルのとおり、禁煙に失敗した。

ここ数年の間、禁煙失敗しては禁煙しての繰り返し。
特段誰かに禁煙を迫られているわけでもなく
自分から禁煙を誓っては
失敗して勝手に落ち込んでいる。

吸わないといけないわけではないけど、
吸っちゃいけないわけでもないからこそ
吸ってしまう。

吸わない方が良い理由がたくさんあるからこそ
禁煙をすぐ誓ってしまう。

お金かかるし
何より時間を無駄に消費する。

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餃子_記録その4

餃子_記録その4

涙も渇き、本を読んで心はすっかり潤った。
美味しかった餃子の写真でも見て
さらにエネルギーを激らせようか。

金町 クレイジー餃子

店名からして期待大だったお店。
店名のでっかいネオンが目印。
写真はシャキシャキ餃子🥟
皮の焼き目はカリッと、
中は野菜たっぷりだけどパサつきはなく
ジューシーでとっても美味しかった。

別の日に名物のクレイジー餃子を食べたが写真を撮り忘れていた......。残念

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今日はよく泣いた日

今日はよく泣いた日

シャワーを浴びてお風呂場から出たとき
ボロボロ涙が止まらなかった。

ふと、自分は生まれてくる必要
なかった人間だよなあ〜って。思ってしまう。
小学生くらいの頃から超マイナス思考。
最近になって、やっと、やっと、
自己啓発本に触発されて少しは
ポジティブになれる時間が増えてきたけども。

何をしてても、
恵まれた環境で育った人たちの存在が
脳裏をちらついてうまく生きられない。

自分はバカで誰にも

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餃子_記録その3

歩き疲れて、
気づいたらぴかぴか光る看板にでかでかと書かれた
ラーメン王の文字につられて、
食券を買い、のれんをくぐっていた。

渋谷 ラーメン王 後楽本舗

まずは炒飯から。
勢いよくお皿に盛られた形跡がそのままになっているが、
これも中華料理らしくて愛おしささえ感じる。
お米も程よく水分を含み硬すぎず柔らかすぎず
思いの外あっさりしていて美味しかった。
散りばめられた米粒も一つ残さず食らいつく

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餃子_記録その2

検定試験の勉強の息抜きに記録。
だいぶ前に食べたものだけど、書き留めておく。

宇都宮 健太餃子

色んな具材の種類が選べてメニューを見るだけでもワクワクさせられた。
皮薄めであっさりしていて、
軽く食べられるので何種類か食べ比べできる。

宇都宮 悟空

今まで食べた中でダントツで美味しかった。
何種類も食べ比べしたが、正直全て美味しかった。
個人的には、ジャンボ餃子としそ餃子が好き。
こちらも

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餃子_記録その1

今まで食べた餃子のお店(町中華)について記録🥟

後楽園 瑩瑩(インイン)

中のお肉がやや生に近かったこと以外は良かった。
見た目も綺麗だし皮も少し薄めで好みだった。
でも餃子よりも酢豚と麻婆豆腐が美味しかった。
あと五目炒飯は野菜たっぷりで罪悪感なくたくさん食べられる。
瑩瑩には定期的に行っていたので、
他にも色々食べたせいかやや餃子の印象が薄め......。
また、味とは関係ないけど、お客

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ひとり

どうやったら彼と愛し合えるだろうか。

暇になると、そんなことを考えてしまう。
今の彼のことはそこそこ好きだが、
愛し合えている実感がないのだ。

どこか義務のような感じで、
好きという言葉を放ち、
適当に優しく抱き締めている。

こんなの時間が無駄なのだと
分かっているのだが、
なかなか、
私たち、愛し合えていないよね?
なんて言えないのだ。

向こうがどう思ってるのかさっぱり分からない。
愛は

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