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ワシントン大学留学体験記

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アメリカ🇺🇸ワシントン大学の留学体験記(2022-2023)
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記事一覧

留学にまつわるサイトマップ

留学にまつわるサイトマップ

留学したきっかけ

日本の大学での留学準備(交換留学に応募するまで)

日本での留学準備(ワシントン大学から内定通知が届いてから渡米まで)

寮生活とルームメイト

ワシントン大学の学生証の機能と、アメリカの固定概念について

インド人と議論した話1

インド人と議論した話2

アメリカでの気づき

アメリカでのバイト1

アメリカでのバイト2

アメリカでのボランティア

留学に行けば英語は上達

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アメリカで逆ホームシックになった話 ワシントン大学留学体験記15

アメリカで逆ホームシックになった話 ワシントン大学留学体験記15

留学が終わりかけていた最後の3ヶ月の話

留学に行って逆ホームシックになった。逆ホームシックとは、日本に早く帰りたい、とは逆でアメリカにいたい!というものだった。
ワシントン大学にもっといたい、帰りたくないという思いと日々必死に戦っていた。
もっと長く住んでいたら、もっとアメリカが嫌になって、日本に帰りたい!と思ったかもしれない。しかし、恋愛と一緒で、最初の3ヶ月はハネムーン状態みたいなイメージだ

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日本人はアメリカでモテるのか?ワシントン大学留学体験記14

日本人はアメリカでモテるのか?ワシントン大学留学体験記14

ここからは、留学していた際「日本人である」といったことや、
自身のアイデンティティに対する考え方が変化したことについて書いていこうと思う。

前の記事を読んでいただいた方はご存じかと思うが、日本人であるということで自分自身が「マイノリティー」であるということを痛感した。

また、自分自身の「アイデンティティ」を再考察したことがあったので、その変化についてお伝えしたい。

私が再考察したきっかけ

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アメリカ人は礼儀正しい??ワシントン大学留学体験記13

アメリカ人は礼儀正しい??ワシントン大学留学体験記13

日本には本音と建前があるってよく聞くけれど、
アメリカには全くないんだろうか?

留学前、ぼんやりとそんなことを考えていた。

9ヶ月間の留学を終えて、感じたことがある。

いや、アメリカ人も本音と建前使ってんぞ、と。
結構礼儀正しいぞ。と

少し私と元ルームメイトの話を聞いてほしい。
(私は、大学の寮の2人部屋に住んでいました)

……………

私がコロナに感染してしまった時、寮の部屋から1週間

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ワシントン大学留学体験記12(アメリカ人とは?編)

ワシントン大学留学体験記12(アメリカ人とは?編)

私はイデオロギーやアイデンティティについて考えるのが好きだ。
たまにアイデンティティ、という言葉が嫌いだという人もいるけれど、
言葉が大きすぎて、誤用も増えているからなのか?とも思う。

私はアイデンティティの中身ではなく、
そもそもアイデンティティとは何かということから考えるのが好きである、
日本語に訳すと、自己同一性と解釈されるのだけれども、
それだけ聞いてもよく分からない。
私は、自分自身の

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なんでアメリカはホームレスが多いのか?ワシントン大学留学体験記11

なんでアメリカはホームレスが多いのか?ワシントン大学留学体験記11

ホームレス施設でボランティアした時の話

いきなりだが、ここからはホームレス施設でボランティアしたときのお話をしていきたい。

私は2023年の1月から6月上旬まで、大学の近くのホームレス施設で
週に一回、朝にボランティアをしていた。

ホームレス施設とはどういったところなのか?

簡潔に表すと、寮のように二段ベッドが15基ほどある二階建ての施設であった。
共同のトイレとシャワールーム、また広いス

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ワシントン大学留学体験記 10(シアトルってどこ?編)

ワシントン大学留学体験記 10(シアトルってどこ?編)

シアトルについて少し紹介しようと思う。

シアトルはアメリカ西海岸北部にあるワシントン州の最大都市である。

よく首都(ワシントンD.C.)と混同されることが多いが、そちらは東海岸にある。

緯度は北海道ぐらいかそれより北、なんせ寒いところで
夏になるにつれて日が長く、
冬になるとすぐに日が暮れてしまう。

気候:

〇冬は一日中、ぽたぽたと雨が降っているか、雪になりかけの雨が降っている。
〇日中

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アメリカで残業したら怒られる??           ワシントン大学留学体験記9(アメリカでのアルバイト・後編)

アメリカで残業したら怒られる??           ワシントン大学留学体験記9(アメリカでのアルバイト・後編)

この記事は2部編成になっています
興味があれば前編(前の記事)も見てみてくださいね

前半からの続き

アルバイトをする交渉をするために、
アウトリーチ(採用担当)のマネージャーに直談判する
という方法を取ることにした

具体的にどのようなことを行ったのか、書いていきたい。

簡潔にいうと、直接オフィスに行って「働きたい」と言う、
ただそれだけのことである。

まず、友達に付き添ってもらい、その担

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ワシントン大学留学体験記8(アメリカでのアルバイト・前編)

ワシントン大学留学体験記8(アメリカでのアルバイト・前編)

アメリカの大学の食堂で2ヶ月間バイトした時の話

ここからは、タイトルの通りだが、私が食堂で2か月間バイトをした時のお話をしようと思う。

税金も含まれるが、2か月間働いて、合計1000ドルぐらい稼いだ。(旅行、お土産、その他生活費などで全て使ってしまった)
シアトルの最低時給を頂いていたが、1時間、税金込みで2500円ぐらいだった。(めっちゃ高い!)

このシリーズを通して、なぜバイトを始めよう

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ワシントン大学留学体験記7(気づいたこと11選)

ワシントン大学留学体験記7(気づいたこと11選)

ワシントン大学に留学して感じた、小さな気づきから大きな気づきまで。
はぎれの悪い、11選!

1.タピオカの店が多すぎる。
(大学の近くのU districtというところに30店舗以上あるらしい。体感では5分歩けば、一軒見つけるぐらいたくさんあった)

2.時間や物事はいい加減なことがよくある
(例:寮の壁に、マリナーズの試合のポスターが張られてあって、チケットの販売日と場所が書いていた。当日、買

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ワシントン大学留学体験記6(移民の国、アメリカ編)

ワシントン大学留学体験記6(移民の国、アメリカ編)

インド人留学生と議論した話

以前、

「なんで人は移動するんだろう」

と留学中親しくなったあるインド人の学生に問うてみたことがあった。

「国にも個人にもwin winなメリットがあって、みんなアメリカに来ているんだよ」

とその人は答えた。

「じゃあ不法に滞在している人は?」

と私が聞くと、

「国にメリットはないかもしれないが、不法滞在したとしても、自国でとどまるよりも他国でリスクを取

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ワシントン大学留学体験記5(ハスキーカード&固定概念編)

ワシントン大学留学体験記5(ハスキーカード&固定概念編)

この記事では主にワシントン大学に入学してから1ヶ月ぐらいに気づいたことやに諸制度について話してみたい。

ハスキーカード

まず一番必要だったもの。

それはハスキーカードと呼ばれるIDカードである。大学に入学直後にもらうことができた。

端的に表すと、

ハスキーカード=

学生証+生協カード+バスや電車の乗り放題きっぷ+寮に入れるセキュリティーカード+図書館の入館許可証+コインランドリーのお金

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ワシントン大学留学体験記4(アメリカ初日&ルームメイト編)

ワシントン大学留学体験記4(アメリカ初日&ルームメイト編)

ここからは、ワシントン大学に留学した直後の様子とルームメイトについて書いてみようと思う。
待ちに待ったアメリカ留学。渡航当日はアメリカに行く、という実感が湧かなったが、飛行機がタコマ国際空港に着陸した瞬間、外から見える景色の違いにびっくりして、ああやっとアメリカに来たんだな、と感じた。なぜか?まず、植生の違いが私でもはっきりと感じられたから。日本では(少なくとも西日本では)あまり見られないような高

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ワシントン大学留学体験記3(内定通知をもらってからの流れ、授業の履修、寮について)

ワシントン大学留学体験記3(内定通知をもらってからの流れ、授業の履修、寮について)

ここからは、私が大学から内定をもらい、ワシントン大学から入学許可を得た後から、留学を開始するまでの出来事を書いていこうと思う。

ワシントン大学から内定通知を受け取ってからの流れ

大学3年生の5月だった。バイト先に行こうと思い、自転車に乗る前にふと携帯をみたら、Conglatulation!と書かれたメールを発見した。ワシントン大学からの内定通知メールだった。え、私ワシントン大学に行けるんだ!や

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