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コーチングに見る夢と可能性~私が公務員を辞めて独立を選んだ理由~
私がコーチングに出会い学び始めたのは2019年なので、5年もの年月が経っていることになります。ズブズブと少しずつ沼にハマって抜け出せなくなり、いよいよ独立した…というところまで来てしまいました!
ここでいったん、自分がなぜコーチングという道を選んだのか。何を夢見てこの道を進んでいるのか。改めてそのあたりを書いてみます。
不安と劣等感の深い霧の中にいた10代ときどき他の記事でも書いていますが、小
チームづくりに困ったらどうしたらいいの?
チームづくりって、本当に難しいことだと思います。外側から良いように見えても、内側は必ずしもそうではない。一時的に状態が良くなっても、すぐに均衡は崩れていく。もちろん正解なんてものはない。
私もシステムコーチやファシリテーターとしてチームに関わらせていただくことはあるので、そういう意味での知恵と経験は多少なれどあります。一方で、自分がチームの内側にいるようなときには、当たり前ですが外側から介入する
はじめて人種差別を受けたときの話。
今からもう13年も前のことでした。2011年の3月頭頃、私はフランスのモンペリエという街にいました。
その時は大学四年生、卒業旅行でヨーロッパをバックパッカーで一周していたところです。3週間くらいですが1人で長期の旅に出る初のチャレンジでもありました。
ドイツのミュンヘン空港に降り立ち、そこからユーレイルパス(ユーロ圏の電車・特急乗り放題パス)を使ってチェコ、オーストリア、そしてイタリアへと色
新年度「仕事ができない」と悩むあなたへ 〜"デキるやつ・デキないやつ"という不毛な判断軸は無視しよう〜
新年度ひと月が経ちましたね。転職や移動で新しい環境に四苦八苦、という方もいらっしゃるかもしれません。5月病のシーズンというのもあって、新しい環境にアジャストするプロセスへの疲れも出てきますよね。
今までは余裕でできていたはずなのに、新しい環境では所々上手く回らなくなり自信をなくしてしまう・・・そういう状況もあるかもしれません。
一方、一つお伝えしたいのは、実際のところ「仕事ができる・できない」
「苦手な人」とはどうやって関わればいい!?気持ちを楽にするための3つのヒント
「みんなと仲良くしなければダメだ」と子どもの頃から言われてきた方も多いのではないでしょうか?しかし冷静に考えると、無茶な要求をするなあと思います。もしその時に、「そんなことを言うあなたはみんなと仲良くしてるんですか?」と聞き返したりしたら、ドギマギした空気が流れそうであります、、
お互いに違う考えや目的を持った他人同士だからこそ、時には対立が起こることも当然にあります。そんな時は無理やりに表面的
実は今が1番旬かも?チームコーチングを学ぶメリット。
最近はコーチングで独立する方も非常に多く、業界がレッドオーシャン化しているとも言われています。それに伴い低単価のサービスも増えてきていますね。コーチング自体は別に独立するかしないかに関わらず有益ですが、現実的な"生計"という視点からは注意も必要です。
一方で自分自身について言うと、改めて仕事を棚卸ししてみて気づいたことがあります。私をプロジェクトにアサインしていただく期待は、どうやらだいたいチー
日本は世界最下位という現実?!退職続出の職場のエンゲージメントはどうやったら上がるのか?
年度末、あなたの周りでも優秀な従業員の退職が目立ちませんでしたか?
特に自治体周りだとここ数年、「今までにないくらい若手・中堅の退職者が増えた」という話がよく聞こえてきます。要するに体感的にも毎年状況が悪化を更新しているんですね。(私自身も衝撃的な「知人の退職」をいくつか身近で味わいました!)
実数としても明確に増加しており、最近はいよいよ報道ネタにもなるくらいに状況は深刻化しています。バブル
コーチングは公務員の"カオナシ化"を止められるのか?クリエイティブな公務員が増えていくために必要なこと。
多かれ少なかれ世の中を良くしようとやる気にあふれて入庁したはずの公務員が、どんどん意欲を失い気付けばむっつりとしていく…
前にも何度か触れていますが、これが公務員の"カオナシ化"現象ですね。
私も12年以上公務員をやっていたので、とても身に染みて実感する現象です!様々な意図せぬ要素が職員の意欲にダメージを与えていってしまうんですね。今では退職という選択肢も一般的になりつつあるので、ただカオナシ
手応えのない時期は辛い!チャレンジ初期のしんどさを乗り越えるためのポイント
何事もそうですが、チャレンジはいざ踏み出した初期が1番心理的にしんどいんじゃないかと思います。ただただ減っていく予算。確定しない依頼。まだ得られないフィードバックと実感。
自由と夢、そんなかけがえのない権利を持っているのは分かっているのに、なんでこんなに気持ち悪いんだろう?
私も振り返ると結構身に覚えがあります。前職でまちづくりの課外活動をはじめてやったとき、初のコーチングセッションのとき、そ
独立4ヶ月目は体調の変化が実感に!時間を何に投資するかに頭を使う日々
4月もあっという間に半ばですね。地域によっては待ちに待った桜もすでに過ぎ去り、新緑と虫たちの息吹が目につく季節になってますでしょうか?
今までは4月と言うと自身と周囲の変化でいっぱいいっぱいでしたが、自営業になると以前ほどの大きな変化に飲まれることなく、自然や季節の移り行く様を感じることができています。
そんなこともあり、独立4ヶ月目は身体へのポジティブな変化を実感しているところです。またちょ
どうやって自分軸を作っていくのか?~自分らしくイキイキ暮らすための手順~
「自分らしくイキイキ暮らす」というのは比較的よく見かけるフレーズな気もします。確かにそりゃそうなりたいんですが、問題はどうやったらそうなれるのかという話です。
ところで成人発達理論では自分軸と他人軸の行き来によって成人は発達していくとされています。そういう文脈で、「自分らしくイキイキ暮らす」という目標のためには成人発達理論は示唆深いものがありそうです。
今回は成人発達理論を参考にしながらも専門
コーチングの資格は取っても意味がない?!本当に大切なリスキリングとは
リスキリングという言葉が流行っており、色々な資格を取ろうと勉強されている方も多いのではないかと思います。コロナ以降は特にコーチング関連も認知度が高まっているところですね。
もちろん学んで資格を取ることに意味がないわけではありませんが、一方で資格が即ちお金になるわけではない、というのも大きな現実の一つです。
とすると資格を取ったり何かを学ぶうえで大事なことは何か?今回はそのあたりを書いてみます。
自分の可能性を閉ざしているかも?コンプレックスを力に変えるための向き合い方
先日カウンセリング歴の長い方と話をしていても話題に上ったんですが、時々、「自分のコンプレックスを変な風にアイデンティティ化してしまっている」方がいたりします。一見すると「イヤな自分」も受け入れる自己受容のようでいるんですが、どうもそうではない。
「自分がコンプレックスに陥った理由」を滔々と語るんですが、一方で絶対にそこから動こうとしない。むしろ話すことによってどんどんその状態を強化しているように
地域のためになる行政職員と議員の関係性とは?〜前向きな自治には信頼が必要〜
議員さんの知人も多くなってきたので若干言いにくいですが、リアルな話、自治体の行政職員が一番苦手とする相手は議員さんではないかと思います。私も自治体で新人の頃は「議員=怖い人」だと思ってました。。
私の行政職員としての先輩の中には「政治サイドはろくなことがないから関わるな」とか「骨の髄までしゃぶられるぞ」という人もいましたが、これはハッキリ言いますが、そんなことはありません。議員さんも1人の人間で
あなたの働き方は大丈夫?!〜健康を損ない人を潰すハードワークとはいったい何か〜
ハードワークには大きく分けて2種類あります。ひとつは高いエンゲージメント状態で仕事に熱中し没頭しているとき。もうひとつは、何かに取り憑かれたように苦しみながら仕事をこなすワーカホリックなとき。
この2つは表面的にはとても似ているのですが、実はアカデミックな研究の中では別の概念として捉えられています。そして、後者のワーカホリックは健康への悪影響との関連も報告されており、まさに悪いハードワークと言う