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ある労働運動指導者の遺言足立実の『ひと言』第83回「日米安保の解消・アジアとの連帯を!」 1999年6月1日
日本に他国の軍隊が54年も駐留していることは異常で、独立国とはいえないと思う。
事実、日本は米軍の駐留費を負担しているだけでなく、アメリカのイラク戦争の費用まで負担させられ、外交はアメリカのもっとも忠実な腰ぎんちゃくだ。
だから世界で日本外交を尊敬する国など一つもない。とくにアジア諸国の不信感を半世紀も解消できていない。まったく情けないはなしだ。
日米安保条約は「日本は戦力をもてないので、
ある労働運動指導者の遺言足立実の『ひと言』第82回「戦争前夜は誇張ではない! 日米安保ガイドライン」 1999年5月1日
戦争はある日突然はじまる。
そして異様なふんい気の中で国民全体がまきこまれていく。 私が体験した日中戦争と日米戦争はそうだった。
このことが、いま私にとってにわかに現実的な不安になってきた。
日米安保新ガイドラインの周辺事態とは、「第二次朝鮮戦争であることは明らかだ」 と竹岡勝美元防衛庁官房長は言っている。「突然はじまる」 日が綿密に準備されているのだろう。
ベトナム戦争 (クリントンが
ある労働運動指導者の遺言 足立実の『ひと言』第74回「一週間の出来事 民衆の自発的行動」 1992年5月10日
岡山の「私たちの県政を! 一万人の会」が「岡山県知事になりませんか」と候補を公募したら十九人が応募したそうだ。現知事は五選、県議会は自社公民オール与党で、「議会はチェック機能を果たしてない。候補の選定から県民がやろう」と運動を始めたという。
大阪の大東市長選では元小学校長が、市民団体の後押しで「市民が主人公の政治を!」と訴えて、五党推薦で五選をめざした現職市長を破った。
七〇年安保当時の全学