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結婚・出産・子育て・女性・仕事・待機児童を考えるマガジン

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#妊娠

大事なのは「無条件に愛する」意識づけ

前回は「都合のいい人」を好きになる?という記事に、婚活その他の出会いで自分の条件に合った人といい雰囲気になったとしても、心(ハート)が動かなければその人と一緒になるのはやめた方が良いのではないかということを書きました。自分にとって都合の良い条件が揃っていたとしても、それは所詮条件であって、その条件は変わる可能性が大いにあります。条件を見るということは、自分の願望・欲望を相手に投影しているだけであっ

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「都合のいい人」を好きになる?

結婚や婚活、妊娠、出産など、アラサーともなるとそういった話題にも非常に敏感になります。前回、最良の婚活は、自分を見つめることという記事にも、昨今の婚活への話題に関する自分の考えを書いたところです。私は以前から子育てについては並々ならぬ関心があり、仲睦まじい両親のもと、たっぷり愛情を受けてあたたかい家庭で育った子どもが増えることが、世の中をよくするための最善の道なのだろうと思っています。そのためにも

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価値観のすり合わせは、お早目に

前回は食べ物の強要は、ほぼ「暴力」という記事に、共に暮らす上で食に対する嗜好や思想はとても重要で、かといってお互いの価値観を押し付け合うもんじゃないな、ということを書きました。人は知らず知らず、あらゆることに関して自分なりの価値観、思想を持っているものですが、あまり意識化されていないものも多いです。最近よく言われている「自分を知る」ということの一つに、自分が無意識レベルで持っている価値観、思想に気

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イクメンより 妻へのやさしさ 第一に

なぜか冒頭から一句詠んでしまいましたが(字余り笑)。先日ツイッターでシェアした記事に、お父さんのワンオペ育児の話題がありました。要は妻が育児ができなくなり、仕事と育児を両方やらねばならなくなってしまったお父さんの体験記みたいなものなのですが、世の働くお母さん方からの「男はもっと育児の大変さを理解せい」という至極真っ当なご意見がネット上で飛び交っており、この問題の根深さ、いかに世のお母さん方が仕事に

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離婚の保険としての女性の自立

結婚・出産など人生の大きなライフイベントについて考えるシリーズの続きです。結婚してすぐの新婚の頃はラブラブだったのに、子どもが産まれ、何年、何十年も連れ添っていくうちに、徐々に倦怠期が訪れ、夫婦の会話もなくなり、すれ違いや不満も増え、レスになり…と関係性が変化していくという話は、それが当たり前なのではないかと思うくらい耳にします。私の両親も例外ではなく、一時期本当に離婚するのではないかと思うくらい

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「結婚してから妊娠・出産すべき」という概念

人生において最も重要なイベントとも言える「結婚」について考える月間。今回はいわゆる「できちゃった結婚」について取り上げてみたいと思います。「でき婚」というと、良いイメージを持つ人は少なく、どちらかというとマイナスのイメージを持つ人が多いのかなという感じがします。そうかと思えば実際にでき婚をする人というのも常時一定の割合でいて、気にしない人は気にしないし、むしろ結婚したい女性があえてでき婚をねらうケ

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結婚したいのか、好きな人と一緒にいたいのか

20代後半ともなってくるとそれなりにセンシティブになってくる結婚の話題。今の自分にはいわゆる結婚願望はなく、結婚に対してそこまで何も考えがない(どっちでもいい)感じです。パートナーは欲しいけど、結婚という形態にはこだわらなくていいかなと思っています。前回の何のために結婚するのか、夫婦って何?という記事にも、現在の結婚や夫婦に関する考えを書いていますが、今回もその続きのような記事になります。

世の

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保活の前に学んでおきたい大切なこと

昨日は待機児童問題に見る「手に職」の大切さという記事を書きましたが、私は以前から女性と働き方の問題に非常に関心があり、今まで書いてきた関連記事は結婚・出産・子育て・女性・仕事・待機児童を考えるマガジンに綴っています。待機児童問題、保育園問題などを考えるときに、ついつい忘れられがちなのが、子どもにとってどうか、子ども視点での子育て、という観点だと思います。子どもは何もわかっていなさそうに見えて、すべ

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待機児童問題に見る「手に職」の大切さ

昨日は難解な本を読んで眠くなる理由という記事を書いたこともあり、本を読んだりもしつつ、ネットサーフィンしていて見つけた保育園・子育て関係のブログも読んだりしていました。以前からnoteを読んでくださっている方はご存知の通り、私は役所で保育園関係の仕事をしていたので、待機児童とか保育所入所関係の最前線の現場にいました。そういったブログを見ると、一般の方の声も理解できるし、かといってどうすることもでき

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産育休制度よりも柔軟な再就職制度を

昨日の両立するなら子育てメインで仕事が副業の記事の続きになります。仕事と子育ての話は今の日本の最重要課題と言っても過言ではないくらい大きな問題で、検討し甲斐がありますね。私自身は今の産育休制度は制度自体に欠陥がありすぎて、すでに破たんしている印象があります。制度自体に無理がありすぎるんですよね。

私の小さい頃は専業主婦の方が多かったので、産育休をとる女性は少なかったように思いますが、時代の変化と

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子育てに「ベーシック・インカム」の視点を

昨日のなかなか来ない「結婚ラッシュ」の記事に関連したことを書きます。私はいつもピラミッド組織の奴隷となって働くことについて異議を唱えていますが、嫌でもなかなか抜け出せない人が多いのが現状であることもわかっています。その理由の一つが、「家族を養わなければならない」ということであり、たいていの場合、「結婚」することにより夫はATM化してしまいます。家庭の中でお金を持ってくるのが主な役割になってしまうこ

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