鈴木あおい*色読み

生きること全般について書いてます。 あるときから、人の資質を色で感じられるようになり、…

鈴木あおい*色読み

生きること全般について書いてます。 あるときから、人の資質を色で感じられるようになり、色読みをはじめました。ブログではHSPのための記事を執筆。息子と夫とわらびもちが好き。 【ブログ】https://ameblo.jp/neconeco08

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運命が動き出すときーーー女性らしくふるまうことを、自分に許していますか。

女性らしくふるまうことを、自分に許していますか。 先日から運命の人について、手探りながら書いているのだけど、学生の頃はほんとに恋愛に縁がなかった。 好きな人が出…

小さな親切が出来なかったとき

「〇〇駅へはどうやっていくのかしら?」 ベビーカーに息子を乗せて久しぶりに遠出した買い物の帰り道、駅のホームで、エレベーターを待っていると、ふいにそう話しかけら…

未知の世界へーーーよく晴れた秋の日のお散歩

先日久しぶりのひとり時間を持った。 1歳になった息子を夫に見てもらい、時間にして3時間。 子どもがいないときは一人が当たり前で、ひとりカフェもよくして、今思えば、…

働いていないことへの罪悪感の正体ーーー自分の無価値感はどこから生まれる?

「どうして私は、働いていないことに罪悪感をもっているんだろう」 最近そう疑問に思った。 私は妊娠に伴い、仕事を離れた。 仕事を離れて間もない頃、何だかそわそわし…

初めての出産

先日初めての出産を経験した。 妊娠するまでは仕事が忙しく、異動も重なって苦労した。思い切って産婦人科に通い、待ちに待って授かった子どもだった。 妊活中や妊娠中に…

嫌う力―――自分を明確にする上で大切なこと

最近「嫌だな」と思ったことってあるだろうか。 「嫌だな」とか「この人嫌いだな」とか。 では、嫌だ、嫌いだなと思って、そのあと自分がどうしたか思い出してみてほしい…

嫉妬について―――今日一日、自分を大切にしてみようと思う

最近、何かを羨ましいと思ったことはあるだろうか。 “いいな~”とか、“わたしもあんなふうになりたい”とか。そんな感情は人間誰しもが自然にもつものだと思う。 羨ま…

HSPを受け入れた先に―――ありったけの自分で在るということ

「HSP」という言葉と出会って1年経った。 1年前、わたしは仕事で大きく悩んでいた。 そのとき、何と検索したのか全く覚えていないのだけど、武田友紀さんの「繊細の森」…

運命を超えるときーーーあの孤独なマリッジブルーを、笑い飛ばせる日

思えば、わたしたちの結婚はちょっとドタバタだった。 付き合って数年経つと、二人とも同じエリアへの転勤が決まり、一緒に住もうということになった。結婚を前提に付き合…

からあげにレモンを絞るなら―――それぞれの女性らしさ

先日書いたnoteにいくらか反響をいただいた。 女性らしさや女性性について、どうしたものかと一度は見つめたことがある女性が、わたしを含めて少なくないんだなあと思う。 …

運命のサインーーーささやかで、ともすれば見落としかねないような。

ーーー出会ったとき、ビビっときて。 運命の人との出会いを想像するとき、そんなフレーズが浮かぶ。 白馬に乗って現れることはないし、落としたハンカチを拾ってくれる紳…

運命の人ーーーとはいえ、わたしはきっとこの人とずっと一緒に生きていくんだろうな

運命の人がいるのなら。 優しくて頼りになって、いつもわたしを肯定してくれる、少女漫画に出てくるような人かな。 少なくともわたしが出会った運命の人は、そんな感じじ…

運命が動き出すときーーー女性らしくふるまうことを、自分に許していますか。

運命が動き出すときーーー女性らしくふるまうことを、自分に許していますか。

女性らしくふるまうことを、自分に許していますか。

先日から運命の人について、手探りながら書いているのだけど、学生の頃はほんとに恋愛に縁がなかった。

好きな人が出来ないわけではないけれど、恋愛というものはなんだか得体が知れなかったな。友達が次々と彼ができたり、濃厚な恋バナに花を咲かせているのは羨ましいと同時に不思議な光景だった。長い間女子校で暮らしたせいもあるかもしれない。

でも、今振り返れば

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小さな親切が出来なかったとき

小さな親切が出来なかったとき

「〇〇駅へはどうやっていくのかしら?」

ベビーカーに息子を乗せて久しぶりに遠出した買い物の帰り道、駅のホームで、エレベーターを待っていると、ふいにそう話しかけられた。

声の主は、80代くらいのご婦人だった。
お年寄りだけれど、お婆さんと言うのははばかられるほど、姿勢もよく、身なりも綺麗な女性だった。

しかし、妙だ。〇〇駅はこの路線ではない。
「ここはJRですよ。〇〇駅は地下鉄の方に乗らないと

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未知の世界へーーーよく晴れた秋の日のお散歩

未知の世界へーーーよく晴れた秋の日のお散歩

先日久しぶりのひとり時間を持った。

1歳になった息子を夫に見てもらい、時間にして3時間。

子どもがいないときは一人が当たり前で、ひとりカフェもよくして、今思えば、とても自由で、とても贅沢な時間だったなあ。

久しぶりの自由時間。

特にしたいことがなかったので、自分の感覚を研ぎ澄ます時間にしようと決めた。行先も決めず家を出て、そのときそのときの自分の感覚に耳を澄まして散歩することにした。

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働いていないことへの罪悪感の正体ーーー自分の無価値感はどこから生まれる?

働いていないことへの罪悪感の正体ーーー自分の無価値感はどこから生まれる?

「どうして私は、働いていないことに罪悪感をもっているんだろう」

最近そう疑問に思った。

私は妊娠に伴い、仕事を離れた。

仕事を離れて間もない頃、何だかそわそわしていた。

そわそわの正体は罪悪感だった。

妊娠しているという理由があるものの、世の中には妊娠しながら働いている人はいくらでもいる。なのに自分は働けなかった。

誰から責められているわけでもないのに、家計を支えてくれている夫や、働い

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初めての出産

初めての出産

先日初めての出産を経験した。

妊娠するまでは仕事が忙しく、異動も重なって苦労した。思い切って産婦人科に通い、待ちに待って授かった子どもだった。

妊活中や妊娠中に思ったこともたくさんあるけれど、今回は出産したときに思ったことを、自分のために書きたい。ちょっと長くなると思う。

目次
⒈陣痛。千差万別のお産
⒉分娩。自分一人の身体へ
⒊赤ちゃんとの対面。独立した一人の命
⒋入院生活。「母」になって

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嫌う力―――自分を明確にする上で大切なこと

嫌う力―――自分を明確にする上で大切なこと

最近「嫌だな」と思ったことってあるだろうか。

「嫌だな」とか「この人嫌いだな」とか。

では、嫌だ、嫌いだなと思って、そのあと自分がどうしたか思い出してみてほしい。

①その出来事を無視して蓋をした。
②まあ仕方ないかと諦めた。
③ポジティブに考え直した。
④嫌だということを態度に示した。
⑤嫌だと、はっきり相手に伝えた。

などなど。

嫌なことが起きたとき、本来わたしたちはいろいろな反応が出

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嫉妬について―――今日一日、自分を大切にしてみようと思う

嫉妬について―――今日一日、自分を大切にしてみようと思う

最近、何かを羨ましいと思ったことはあるだろうか。

“いいな~”とか、“わたしもあんなふうになりたい”とか。そんな感情は人間誰しもが自然にもつものだと思う。

羨ましさや憧れは、使いようによってはポジティブなエネルギー源となる。
けれど、ネガティブな気持ちに転じてしまうことがあるのが、少しやっかいだ。

例えば、わたしは、結婚していないとき、友人の結婚の報告を聞くたびに、嬉しさと同時にどうしようも

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HSPを受け入れた先に―――ありったけの自分で在るということ

HSPを受け入れた先に―――ありったけの自分で在るということ

「HSP」という言葉と出会って1年経った。

1年前、わたしは仕事で大きく悩んでいた。
そのとき、何と検索したのか全く覚えていないのだけど、武田友紀さんの「繊細の森」というホームページに辿り着いた。
そこで、HSP/繊細さんという言葉に出会った。

「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本 :武田友紀(著)

このnoteを読んでくださっている人の中にもHSP/繊細さんがいら

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運命を超えるときーーーあの孤独なマリッジブルーを、笑い飛ばせる日

運命を超えるときーーーあの孤独なマリッジブルーを、笑い飛ばせる日

思えば、わたしたちの結婚はちょっとドタバタだった。

付き合って数年経つと、二人とも同じエリアへの転勤が決まり、一緒に住もうということになった。結婚を前提に付き合っていたし、その頃も半同棲状態だったから、自然な流れだったのだけど、わたしは同棲するなら籍を入れたかった。

なので、転勤の辞令があって、いわゆるプロポーズが立ち消えたまま、2週間ほどで家を探し(当時住んでいたところから100kmほど離れ

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からあげにレモンを絞るなら―――それぞれの女性らしさ

からあげにレモンを絞るなら―――それぞれの女性らしさ

先日書いたnoteにいくらか反響をいただいた。
女性らしさや女性性について、どうしたものかと一度は見つめたことがある女性が、わたしを含めて少なくないんだなあと思う。

なので、今日は予定を変更して、女性らしさについてもう少し書いてみたい。

前回の記事にこんな一文を書いた。

だからといって、いかにも女性らしく行動すればいいのかといえばそうじゃない。女性という役割に撤するというのも、ちょっと違う。

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運命のサインーーーささやかで、ともすれば見落としかねないような。

運命のサインーーーささやかで、ともすれば見落としかねないような。

ーーー出会ったとき、ビビっときて。

運命の人との出会いを想像するとき、そんなフレーズが浮かぶ。
白馬に乗って現れることはないし、落としたハンカチを拾ってくれる紳士もいなければ、赤い糸も見えそうにないので、何かしらのサインを期待してしまうのかな。

わたしが今の夫と出会ったとき、もとい、夫を最初に"見た"とき、夫が纏っていたのは、ビビっとくるような衝撃でもなければ、キラキラしたオーラでもなく、ただ

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運命の人ーーーとはいえ、わたしはきっとこの人とずっと一緒に生きていくんだろうな

運命の人ーーーとはいえ、わたしはきっとこの人とずっと一緒に生きていくんだろうな

運命の人がいるのなら。

優しくて頼りになって、いつもわたしを肯定してくれる、少女漫画に出てくるような人かな。

少なくともわたしが出会った運命の人は、そんな感じじゃないな。

優しくて、変なところで頑固で、こたつの中に靴下を脱ぎ捨てて、わたしが見つけると「てへ」という顔をするのがとても上手い人。

仲は良いけれど、喧嘩は恒例行事。

お互いの気持ちを言った挙句、大抵わたしは泣いてしまう。そんなわ

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