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僕の夢🏵

僕の夢について

20歳で「夢」とかアホらしいと思いますか?この文章も人間が書いてるんですよ?ここに書くことは僕の本心です。

僕の夢は『友達に囲まれながら送る誕生日』をすることです。

昔から、家族が嫌い故か、それとも歪んだ人間生故かは分からないですが、誕生日に物をもらったり祝ってもらったことがありません。
家族からも友達からも。その記憶がないです。

この夢はマジで叶わんと思ってるんですが、叶わんと思いながらも努力してきました。例えば、友達に対し「誕生日パーティー」を僕主催で開くとか、自分から友達を誘い外出するとか、グループなどでは話を盛り上げ楽しませるとか。

だけど、👆これは全て高校を卒業した後の話です。つまり18歳後半から、20歳になるまでの間の1年半という短い期間でやっていました。

高校生活の中では家庭環境の問題もあり、友達と話す時間、共にいる時間が大幅に削られていました。さらには中学校時代の友達とは疎遠となり、会うことは愚か連絡先も分からなくなりました。

卒業後、すぐに働いてお金を稼ぎ、そのお金で僕は『豪遊』を始めました。生まれて初めての10万を超える大金。高校では持てなかった新品のスマホ。それらを用いてお金をどんどん使いました。行ったことないスタバ、サイゼ、ボーリング、スポッチャ、温泉、焼肉などなど。
そして友達への盛大なパーティーを、です。

これらの行き着く先、僕の最終地点である『友達に囲まれながら送る誕生日』という僕の夢に繋がります。

はたから見たら、とてもむなしい行為に見えるでしょう?僕は本気でしたから。家族に奪われた学生生活の12年を、たった1年半の間に取り戻そうと必死でした。金遣いをかなり荒かったです。ご飯を奢って威勢もめっちゃ貼ってましたし。

でも相手がどう思ってようが知ったこっちゃない。短く細い友達という関係をどうしても繋ぎ止めていたかったから、僕はどんどんお金を使いました。でなければ、またあの時みたいに1人になってしまう。と思っていたからです。

まぁ結局、卒業してから友達に費やした時間は膨大だし、たぶんお金も10万を普通に超えてます。それに対して、悪い言い方をしますが「見返り」は「0」です。

人生が潰れた始めた19歳後半には、僕は「適応障害」で仕事を辞めたり、大事故を起こしたりなどが重なって、20歳の誕生日の日があっという間に過ぎたことを自分すらも忘れていました。
僕の誕生日が7月14日なのですが、スマホを見た時には20日になっていて、「地に落ちたな」と思いました。

1番大事! と思っていた「20歳」はおそらく、気づいたら終わってるんですかね?虚しくも悲しく、そして寂しく。

僕自身、「もう人生に希望は抱いていませんが、だからといって夢を忘れていません」ていう綺麗事をいうのも疲れました。やり甲斐のある仕事も、この本音を口で言える真の友達も出来ると思えません。

僕の生きる目的はもうありません。

「20歳やねんから、まだ頑張れる」

とか言う奴ら、おっさん、おばさん、高校の教師、そして両親へ。

絶対に僕は、両親に潰された12年間と卒業してからの1年半は『誰よりも頑張ってた』と言いたいです。お前らの100倍努力した。その結果がこれです。

なので結論、僕の夢は今はありません。が、強いて言うなら、『普通に行きたい』。少し付け加えるなら、
『普通に行きたい、でも少しでいいから幸せになりたい』です。

これが20歳にして人生を諦めた僕の夢です。


                   終わり

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