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蔵王温泉スキーで憂う、やっぱり変だぞニッポン
3月初旬、山形の蔵王温泉へスキー旅に出かけた。
1月、2月の青森 八甲田でのバックカントリースキーに続き、今回はスキー&温泉の旅。
パウダースノーが楽しめる広大なスキー場、源泉かけ流しの強酸性硫黄泉、日本三大樹氷の景観と、三拍子揃った僕の一押しウインターリゾートだ。
ものぐさな僕は、マイカーでは出かけない。
この歳になると、雪道での運転や渋滞は、ストレスでしかないのだ。
羽田空港から山形空港
サラリーマン時代の後悔II ... S氏からの遺言
先日、元同僚で後輩のG君に連絡した。
「G君、たまには飲みに行こうよ」
「ああフレッドさん、いいっすね。ぜひ行きましょう。」
「でも最近飲むと必ず翌日調子悪くなるんですよね。」
なんとも情けない話だが、還暦を過ぎるとこの手の話はどこにでもある。
そんな話の先に、G君が言った。
「フレッドさん、Sさんが亡くなったのを知ってますか?」
「えっ、Sさん?まだ若かったよね。」
「Sさん、69歳ですよ
青森 八甲田山 バックカントリースキーで極上パウダースノーと戯れる
建国記念日の連休に引っ掛けて、最近どっぷりとハマっている青森 八甲田山でのスキー旅行に出かけた。
東京羽田空港から青森空港へは僅か90分。空港からバックカントリースキーのメッカである八甲田ロープウェイスキー場までは、車で40分程。
朝一の飛行機に乗れば、11時にはゲレンデに出れる近さなのだ。
最近やたらとメディアを騒がせているバックカントリースキーでの遭難事故。極寒の雪山に必要十分な装備も持た
サラリーマン時代の8つの後悔
先日、70歳古稀を迎えられた方とお話しをする機会があった。
僕にとっては人生の先輩であり、スキーの先輩であり、定年退職引退組の先輩である。
大手電機メーカーを定年退職され、今は悠々自適の引退生活。と言ってもアクティブだ。暇さえあればゲレンデに出てスキーを楽しむ。
70歳にして、卓越した技術を維持し、バックカントリースキーも何のそのの達人なのである。
そんな先輩との会話の中で、サラリーマン時代
「自慢する上司、管理職にはあるまじきだが...」 サラリーマンあれこれ#8
まだ僕が20代後半の頃だから、かれこれ30年以上前。暑苦しいほど上昇志向の強い上司に仕えたことがある。
30代そこそこの営業課長代理として3人の部下を率いる彼は、ファーストネームも漢字こそ違えど「ひでよし」。
ある意味、絵に描いたような出世意欲の高い人だった。
持ち前のフットワークの軽さと軽妙なトークで数々の案件を受注し、中でも難攻不落と言われていた某電気メーカーへの大型受注は皆が一目置く成
「理想の上司 管理職は、かくあるべし」 サラリーマンあれこれ#7
退職前の最後の上司
先日、元上司の退職引退送別会に参加した。
この会社では僕の最後の上司だった人。
彼は64歳。常務取締役まで上り詰め、これまで共に過ごした多くの元部下が集う華やかな送別会で、褒め殺しが如くの感謝と慰労の言葉を受けていた。
サラリーマン冥利の頂点と言っても良いだろう。
昔から偉ぶらない人だった。社長や役員を目指すようなタイプではなかったと思う。
そんな彼がいつも言っていたの
「いやな上司には、サラリーマンかくあるべき」 サラリーマンあれこれ#6
サラリーマン稼業なんてやってると、大抵の上司は気にくわない。
「何でこんな人が部長になっちゃたんだ?」とか「この課長は許せん!」とか、自分を棚に上げて不満いっぱいだ。
まあしかし、大抵の会社組織では転勤や人事異動がある。上司にも自分にもだ。僕のいた会社では、どんなに長くても同じ上司に仕えるのは、概ね4年だった。
そう、どんなに嫌な上司と出会っても4年我慢すれば、おさらばできる。
そんなふうに
「出世するには、サラリーマンかくあるべき」 サラリーマンあれこれ#5
サラリーマンを引退し、FIRE専業主夫になって3カ月。38年間のサラリーマン生活を振り返ると、今更ながらにはっきり見えてくることがある。
「昇進・出世する人、しない人」の差異。
もちろん、両者ともに普通にまじめにサラリーマン生活を送っているにも関わらずにだ。
そもそも、何をもって昇進・出世と言うかは人それぞれ。ほんとは、自分が納得した仕事ができていれば、どんな肩書であろうと関係ないはずだが…
「昇進・出世する人、しない人」 サラリーマンあれこれ#4
近頃の若い人は、出世を望まないと聞く。
偉くなって大変な思いをしたくないと言う。
仕事も遊びもほどほどが良いらしい。
本心だろうか?単なる照れじゃないの?
少なくとも僕の周りには、なんだかんだ言いながら、出世を望む人が多かった。
なぜなら、出世は給与アップに直結するし、仕事の幅が加速度的に広がり、見える世界が違うからだろう。
違う視点では、世間体と言うものだってある。
しかし、高度成長期から
クリスマス気分満点のイルミネーションに彩られた丸の内・日比谷・有楽町
こんにちは、38年間のリーマン生活に終止符を打ったフレッドです。
今年もあと僅か。街はクリスマスや忘年会でとっても賑やかですね。
丸の内・日比谷・有楽町界隈は、昼間に仕事でよく行った場所。
でも冬の夜は、見事なイルミネーションに彩られた街になるんです。
しかも場所柄、欧米風のとても落ち着いた雰囲気ある街並み。
大人の老若男女が楽しめる夜の街を、夫婦(←FIRE主夫生活ではこれが大事ですね!)で