- 運営しているクリエイター
記事一覧
エッセイ:大ちゃんは○○である74
簡潔に言うならば恋心の暴走だった。
クラスの中で最年少だった男の子が、
同じクラスの既婚女性に恋してしまい、
一悶着が起きてしまったのだ。
当時の彼は女性とお付き合いをした経験が一度もなかったらしく、
「あんなに優しく自分と接してくれた女性は今までいなかった。」
と言っていたのを思い出す。
人を好きになるのに理屈なんてないし、
好きになってしまう気持ちは責められるものでもないと思うが、
恋は相手あ
エッセイ:大ちゃんは○○である73
初日は主に各々の自己紹介を兼ねた座談会のような形式で終わったわけだが、
年代バラバラな中でも感じたことは雰囲気の良さ、居心地の良さだった。
年齢でいえば僕は30人いる中の下から2番目だったわけだが、
同じ志を持っている者たちの集まりだからなのか、
ただただ波長が合うような人達が集まっているからなのかは分からないが
人見知りな僕があまり臆することなく場の雰囲気に馴染めたのは
驚きでもあり、発見でもあ
エッセイ:大ちゃんは○○である61
一言で『介護』と言っても、その働き方は色々とある。
当時の僕はあまり知識がなく、介護と言えば老人ホームのような施設で働くか
訪問介護員か、デイサービス職員ぐらいしかないと思っていた。
すぐに働きたかった僕は、集めてきた求人雑誌の中から介護施設の募集要項に片っ端から目を通し、
めぼしい求人を一件一件ピックアップしていった。
本当にたくさんの募集が並んでいたが、
不思議と『無資格でもOK』という募集は