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お酒とともに

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ゆっくりお酒とともに、読みたいnoteをまとめます
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#生き方

「クィア・アイ in Japan」を観て、僕は泣きながらほめ方を反省した。

「クィア・アイ in Japan」を観て、僕は泣きながらほめ方を反省した。

「ほめるBar」をやってると、ほめ方を教えてほしいとよく言われる。

「ほめるBar」ってなんやねん! という方のために補足すると、「ほめるBar」は、自分のことを好きになれない人が「ほめる人」に話を聞いてもらい、あなたの素敵なところを一緒に見つけることで、自分のことをちょっと好きになるという企画である。

「ほめるBar」をやっていて気づいたのだけど、世の中には「ほめられたい」という方がいる一方

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『愛してる』をどう翻訳するか

『愛してる』をどう翻訳するか

告白のときに『好きだよ』の代わりに
『愛してるよ』を使う人はごく稀だ。

口が上手いプレイボーイは相手に好きっぽさを醸し出すのはお手のもんだと思うし、『好きだよ』というリップサービスをすることに抵抗は無いだろう。でも、芯からの愛してる感を醸し出すことは至難だし、出会って間もない人に対して『愛してるよ』とは言わない。

愛してるよの価値はここにあると思う。

大量生産出来ない、好意の頂点。気持ち

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「まだ若いんだから」と言われていた時に うっすらと感じていた危機感の素顔

「まだ若いんだから」と言われていた時に うっすらと感じていた危機感の素顔

無駄にしてきた、時間を。

終わりがない気がしてきた、人生がだ。
大人になると時間の流れが早く感じると聞くが、わたしからしたらこの退屈なほどの毎日は、ただゆっくりと流れている気がした。

「前にも見たな、この景色」

そう呟くわたしは、現実とネットの世界の違いが段々とわからなくなってきていた。毎日の行動がネットの海の中だ。いつしかわたしの現実は、小さなスマホの画面の中から出られなくなっていた。

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日常のふとした瞬間に溢れ出る虚無感は どうしたら埋められるのだろう

日常のふとした瞬間に溢れ出る虚無感は どうしたら埋められるのだろう

小さな幸せに気づけない。

誰とも約束が出来ないというのは人生を放棄しているようだ。
わたしは刺し殺したいほど好きな相手もいないし、刺し殺されるほど人と関わりを持っていない。電話をするほどの相手もいないし、煙草を一緒に吸ってくれる相手もいない。ほとんどの時間わたしはひとりで過ごしている。仕事をしている時は引っ切り無しに人と会話をしているが、どこか壁に向かって話をしているみたいだ。別になんの感情の跳

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「大丈夫?」と聞かれたときに 大丈夫じゃない場合は何と答えるのが正解なのだろう

「大丈夫?」と聞かれたときに 大丈夫じゃない場合は何と答えるのが正解なのだろう

優しい人間でいたい、せめて。

強い言葉を使っている時、自分は弱っていると感じる。

「別に否定しているわけではないけど…」から始まる否定を何度自分の耳に流しただろう。

手の届かないところで相手の批判をして、それで勝った気になってわたしは勝手に負けにされて。それがここでの面白さでもあるし、批判している側は大してわたしのことなんて深く考えていないのだろう。ちょっと頑張ったら見えるところで人のことを

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伝えるには本質的な距離感を近くせよ

伝えるには本質的な距離感を近くせよ

前回の記事はこちら:保険ビジネスの基本的考え方

こんばんは。
今日は虎ノ門でPR3.0 Conferenceが開催され参加してきました。「企業と個の新しい関係構築」をテーマに朝から晩までこれからのPR(Public Relations)について様々な登壇者が語りつくしました。インプットが多すぎてまだ咀嚼できていないため、後日改めてまとめ直してみます。

一番刺さったのはネスレ日本の高岡社長の「問

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個の時代に消費されない「ドア型人材」という生き方

個の時代に消費されない「ドア型人材」という生き方

こんにちは、岡山史興です。

企業や地域のブランディング、事業開発を生業とする(株)am.の代表取締役で、「次の70年に何をのこす?」をテーマにしたメディア『70seeds』編集長を務めています。

このnote『恐竜は死ぬ』では、右肩上がりを前提としない「小さな営みの時代」を生きるための経営や生きかた・働きかたの話をまとめています。

先日、私はTwitterでこんなつぶやきを投稿しました。

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