【読書ノート】幸せに生きるための政治 ⇒ 政治を自分事にするならこの本を読め!!
本記事を読むと、以下のことが分かります。
「よい政治」とはなんなのか?
政治家が不祥事を起こす理由
こんにちは、けいごです。
「政治」ってわかりにくいですよね。
世の中と、どうつながっているか分からない。正直なところ、自分には関係ない。民主主義と言えど、投票したってなにも変わらない。
その気持ち、よくわかります。
しかしそんなあなたにも、こんな悩みはないでしょうか? 「賃金が上がらないのはなんでか?」
そのような中、読者さんに質問です。
この件に関しては、政治とどのように関わっているのか、興味ありませんか?
本記事では、このようなあなたと政治に関係するような内容をが書いてある本を紹介します。
「よい政治」とは一体なんなのか?
「よい政治」とはなんなのでしょうか?
そもそも誰かにとっての「よい政治」というのは、反対意見の人にとっての「悪い政治」です。つまり、定義が凄く難しいモノです。
政治とは、そのような意見・反対意見を調整しながら、資源の分配方法や結論を出していくものです。
身近な例でいくと、あなたのチームリーダーや上司は、あなたやあなた以外の同僚の意見を取り入れながら、最終的に意思決定をしていきます。これも政治となります。
よい政治を定義するのは難しいですが、例えば意見を聞かない・取り入れない上司であったり、明らかに不公平をしているような上司に対しては「悪い上司」と言えるように、政治に関しても、「悪い政治」は定義しやすいのではないでしょうか?
悪いポイントを取り除いていくことで、「よい政治」を目指すことが出来るともいえます。
賃金が上がらない理由
これについては、実際のところ正解はありません。
しかし、著者の見方は以下です。
これは何故か。「大企業は内部留保金を貯め続けているから」と述べています。
内部留保金とは、大企業の貯金です。
そもそも経済というのは、お金が循環するから豊かになっていくものです。貯金をすると、そのお金は回らなくなるため、経済が循環しなくなります。
大企業がお金を溜め込んでいるということは、従業員の賃金を増やすこともしないし、技術への投資もしていないということになります。
つまり、消費行動も増えないし、技術の進歩もないから利益が増えない悪循環が起きているという見方です。
政治はそもそも、個々人の見方に左右します。内部留保についてもどう感じるかは個人の捉えかた次第です。
あなたはどう考えますか?
政治家が不祥事を起こす理由
最近も、お金に関する政治家の不祥事がありましたね。「政治資金パーティ」の問題です。一体何故、このような不祥事が起きるのでしょうか?
政治家が不祥事を起こす理由は、以下です。
現在は投票する人の数も減っているため、政治に関心がない方が多いです。このような状況であれば、政治家もやりたい放題出来ますよね。
これが、不祥事に繋がります。
逆に考えれば、国民が政治家を監視すればいいわけです。そのためには、まずは政治に興味を持つことです。
北欧では、税金が高いですが政府への信頼が高い。それは、国民がこうゆう政府を作ったからでもあります。
政治家の不祥事をなくしていくには、「国民が政府を作る」ということを意識して、政治に興味を持つことが重要です。
誰に投票すればいいのか
誰に投票するのか、その判断が出来るほど政治が単純なものとは思えないですよね。
しかし本書では、そのための考え方を紹介しています。投票するうえで、意識することは以下です。
自分の考え方の軸を作る
「推し」を見つけ、時々見に行く
消去法
まずは、自分の考え方の軸を持ち、その考え方に近い人を探します。つまり「推し」を見つける作業です。もちろん、人柄や雰囲気等の第6感で判断しても良し。
しかしながら、あなたの考え方と完全に一致することはないと思います。そのため、消去法で「推し」を探していもOKです。
「推し」を見つけたら、今度はその人を見に行きます。すると、「前に言っていたことと違うぞ」なんてことも見えるようになって決ますね。
そうやって少しづつでもいいから政治に興味を持ち、監視の目を高めていきます。
考え方を見つける上で大事な部分である「各党の情報」については、本書でわかりやすくまとまっています。
本記事を通して政治に興味を持った方は、是非読んでみて下さい!
「政治はあなたの生活に密接に関係している」
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