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憲法記念日に寄せて(数日遅れ
皆様こんばんは。
5月3日は憲法記念日ということで休日でした。
憲法はすべての上位法である!という言説は間違ってもいないですが正確ではありません。憲法は統治機構の基礎を定める部分と人権保障の基礎を定める部分に分かれます。これらの条項を定めた憲法に違反する法令は違憲となるというのが現在の裁判所における違憲審査制度です。
「違憲審査制度は具体的事件に付随して行われる」という付随違憲審査制のあらましな
法律事務所移籍に係るご挨拶 その他
拝啓
陽春の侯、皆様におかれましては益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、私こと、2024年4月1日を以て、従前の法律事務所(弁護士数20名ほど、三拠点)から別法律事務所(弁護士数4名、一拠点)に移籍し、アソシエイトから卒業しパートナーになることとなりました。
弁護士となり10年目の節目となりますが、まだまだ我が身の未熟さを痛感する日々ではございます。これまでの事務所で学んだ多くのこと
共同親権の法制化について
「離婚後に父母いずれかが親権者になる現行の「単独親権」に加え、双方による「共同親権」を可能とする民法などの改正案をめぐり、自民、公明、立憲民主、日本維新の会の4党が共同提出した修正案が12日、衆院法務委員会で賛成多数で可決された。法案は、来週にも衆院本会議で可決される見通し。」
とのことである。
私はこの夜を忘れないだろう-新しい贈与論オフ会-
私が参加する団体には、日本弁護士連合会、自由民主党(いつの間にか党員になっていた。まあいいのであるが帰属意識はないし自民党も批判する。それこそ政治のあるべき姿であろう。そして裏金はまずは私に渡すべきである!!!これは断固として主張していきたい)などがあるが、その一つに「新しい贈与論」というものがある。
何人かは知らないが、さして少なくない人たちが集まって、毎月一定額を特定のところに寄附をするという
自動運転と道路管理コスト
自動運転レベル4(一般的定義によると「限定領域内においてシステムがすべての動的運転タスク及び作業継続が困難な場合への応答を実行する」もの。)下の自動運転による交通事故において、被害者には自動車メーカー、運転席にいる者、車両所有者に対して①運行供用者責任②不法行為責任③製造物責任を追及することが考えられる。ある論考を読んだところ、それぞれ被害救済に十分ではないという。
③は、自動車メーカーの運営に関
昼夜ぐっちゃぐちゃ生活の改善のために
シラスのせいで夜更かしがデフォになってしまった。楽しいけれども濫用厳禁である。
我が家の賢い人(妻)に聞いたところ、生活改善のキモは以下の5つとのことである。
①どんなに寝てなくても一度は決めた時間にベットを這い出る習慣を守る。
②朝の散歩で太陽をしっかり浴び、目からの光刺激で脳みそリセットする。併せて基礎体力をつける。
③夜は就寝時間の1時間前からスマホやパソコンを見ない。
④夜は 風呂に入
ビッグモーター街路樹伐採の刑事事件立件について法律家として思うこと
ビッグモーター社が店舗前の街路樹を伐採し、除草剤を巻いていた。これについて、「道路法」違反により役員等が送検されたというニュースがあった。
道路交通法ではない。道路法である。
おそらく道路法101条違反という内容かと考えられる。
道路法101条は
「みだりに道路(高速自動車国道を除く。以下この条において同じ。)を損壊し、若しくは道路の附属物を移転し、若しくは損壊して道路の効用を害し、又は道路に
弁護士が「語る」には何件の事件処理が必要だろうか
弁護士の増員により、各種メディアにも弁護士の意見が載せられるようになった。
また、テレビ番組でも弁護士がコメンテーターとして出席することが多くなった。同じ法曹関係者として喜ばしいと思う。各メディアに出ている先生方は、限られた情報と時間の中で、できる限り誠実に、そして複雑なことをむやみに単純化することなく、それでいて普通の人に理解可能なように説明することに意を砕いておられる。素直に尊敬している。某
最初の彼女の夢を見る-追完-
先日、最初の彼女の夢を見ることについて書いた。彼女は私のトラウマの表象であり、彼女のトラウマを克服することが私にとって非常に重要だなあと思った次第である。今の私にはとっても美人でかわいくて聡明な配偶者がいるが、配偶者を忌憚なく愛するためにもそのトラウマは克服したいなあと思っていた所もある。
さて、前回の記事を書いた翌日、面談した精神科医の先生は「発達がある人はどこかでそういう思いを抱えていて、そ
最初の彼女の夢を見る
表題の通りであるが、数年来、高校から大学の初めに付き合っていた昔の彼女の夢を見る。
大体、彼女からは夢の中でいやなことを言われるので、彼女の夢を見るのはとても嫌である。おそらく彼女は、私が負っているトラウマの具現化なのであろう。
彼女本人は結婚もされたと風の噂で聞いた。彼女本人に対しては、幸せになってほしいと切に願う。高校の時、一度ならずご自宅にお伺いしたときにおられたお婆さまとお母さまはご健在だ
初めて小説添削を受けることにしました
皆様こんばんは。弁護士を適度にさぼりつつ小説を書きたいわたくしです。
小説のハウツー本はとても良いものがたくさんありますので、それを読みながら書いていたのですが、やはり現代の現役の人の添削は必要かなと思いました。
私立の文学学校みたいなところもありますが、通学が面倒すぎるのと、業務に差しさわりが出ることから、オンラインで添削してくれる人を見つけてアポととり、さっそく第1課題をお送りしました。
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