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水紀 佑(cosmosways)
2021年7月28日 21:26
ぼくのある友だちは、朝起きてあまりにも天気がいいので学校には行かず、学校の近くの小高い山に登り、視界の開けた場所の草むらに寝転びながらただ空を見ていた。その視界の先にはぼくらが授業を受けている高校の校舎が小さく見えたそうだ。彼は他の生徒とは少し変わったところがあった。考え方がユニークだったのだ。午後には学校に来て平然としていた。先生も午前中無断欠席したことをあれこれ
2021年7月27日 17:29
頭の中で処理できない難題をどうしたものか先送りすることもできるが先送りしたところでいずれ処理しなければならないことには変わらない時間が解決するというのは都合のいい解法苦悩が弾んでいる苦しむのは今がいいのか 悩むのは先にするのか足踏みは常の常 巡りめぐりて目眩がする吹き出す汗をぬぐいながら手っ取り早い解法を探してみるサーチしても思う解法は出てこない当事者の解法はどこにも載っ
2020年9月18日 17:20
昨日、9月17日は「八朔」でした。八朔とは、 八(8月)朔(朔日=1日) つまり、旧暦の8月1日のこと。わが郷里には、八朔祭りというのがあります。正式名は、仁尾八朔人形祭りといい、歴史上の一場面やおとぎ話を手作り人形で表した人形を飾り、子供の健やかな成長を願う行事です。残念ながら、今年は新型コロナウイルス感染防止対策のため中止となりました。八朔といえば、二百十日、二百二十日と
2020年9月17日 17:33
なんやかんやと世の中は騒がしいどないなってるんやと天の神さまは首をかしげて空の上から地上を見てらっしゃるいつからこんなややこしいことになってるんや不思議がる神さまは一緒に見ていた神さまに問うように見たおかしいなぁこんな進化はプログラムにはなかったはずだがバグだらけだったのかなぁ雲のずっと上からため息をもらす神さまはお手上げだお手上げだと申されて思案にくれているそうな
2020年9月16日 22:03
「言葉を料理する」と言います。いわば、言葉は食材です。それをどう料理するかは書き手の力量とセンス。食材のことを知らないと料理法も間違う。また、食材の鮮度も大事。旬の言葉を知るということも大事なことです。旬の言葉は、TVやネットだけで見るものではありません。旬の言葉は街にある。街に出ない書き手は体感として言葉を知らない人になりかねません。ではベースとなる言葉はどこにあるので
2020年9月15日 19:56
結婚するときに、よく言う言葉にあなたは「変わらないままでいてほしい」というのがあります。けれど、ちょっと待ってほしい。この言葉は、結婚時がピークだと言っているようなものだと思うのです。男でも女でも同じだと思うけど。でもそれは設定そのものが違っているというか無理があると思うのです。結婚はピークではなく入口。登山口のようなもんです。そこから上るのですよ。絶景を見るために。
2020年9月14日 19:16
よく見かけたトンボの群れ初秋の夕暮れに群れは日没を惜しむように飛び景色に色味を増していく自転車のペダルをこぎながら家とは違う方向に走らせたいつかの帰り道のように君の自転車が見える場所まで小さなため池のほとりで君が通り過ぎるまで見ていた帰り道に延びる影が見えなくなるまでそこにいた思えば夕焼けは記憶まで染めて続く懐かしさのグラデーションが芯から広がっている
2020年9月13日 17:33
刺すような日差しがなでるような日差しに変わったあの夏でさえ穏やかな日に変わる怒りや憤りの日が心を砕こうと悲しみや切なさが心を襲おうとその瞬間にはやわらげる時が近づいている行き場を失っていてもやり場がなくても君を包み込む風は温かい忘れないで時は止まらない前へ先へ進むことだけを考えている君が立ち止まっても過去を振り返ろうとその瞬間にも時は歩みを止めない疲れ果てた
2020年9月12日 23:25
「ありがとう」は前を向くための鍵。「ありがとう」は過去を穏やかにする鍵。「ありがとう」は運を好転させる鍵。「ありがとう」は人間関係を丸くする鍵。「ありがとう」は自分をやさしくする鍵。「ありがとう」は子どもの頃の気持ちを 忘れていない証。今日も、ありがとう。あなたを思うことができたこと。今日も、ありがとう。ぼくがぼくでいられたこと。今日も、ありがとう。ふたりに明
2020年9月11日 17:12
世界中が希望を失っていようがこころはあなたを求めているだれも信じようとはしてくれないがあなたには信じてほしい世界中が救われないとしてもあなたがいることでぼくは救われる世界中のだれに どんなに笑われようとこころに嘘はつけない夜の電話ボックスの中で積み上げた百円玉を一枚一枚落としながらわずかな時間をつなげた世界は距離を縮めて微笑むあなたが電話線の向こうにいる世界中が汚
2020年9月10日 17:40
女子会というものは男性からすると摩訶不思議なものである。たまに、たまにではあるが女子会に男性が招かれることがある。そこに居ても不思議ではないと女子会のメンバーに認められないと決して呼ばれることはないのだが…こればかりは男性が望んでも叶うものではない。もしも、仮にもお呼ばれすることがあってもそこで存在感を示そうとするとたいていはスベる。まずは溶け込むことが大事だから。同じ空