複雑性PTSD┊DID疑い┊遷延性抑うつ反応┊解離性転換┊バセドウ病┊ 虐待サバイバー…

複雑性PTSD┊DID疑い┊遷延性抑うつ反応┊解離性転換┊バセドウ病┊ 虐待サバイバー┊飛び降り2回┊精神科入院4回 身体科4回 搬送3回┊ICU HCU 保護室┊ 自分の生い立ちや壮絶な経験を元に感じたことを書いています。 拙い文章ですが、読んでいただけると幸いです。

記事一覧

親とは一生、分かり合えない

母親から投げられた、棘だらけの沢山の言葉達。 母親の言葉は、いつも私の心を蝕む。 『すぐ死ぬと言ってズルい、死にたいのはこっちだ』 『パパとこんな関係になったの…

梓
6日前
16

虐待親への怒りと葛藤

最近の中でも、少し前、過去に虐待してきた父親に対して、怒りが芽生えて、抑えられない時期があった。 私はまだ連絡先が繋がっていた父親に、長文で罵倒するLINEを送り付…

梓
9日前
12

支援者はママにはなれない

施設の職員に 『ここではみんな家族みたいなものだよ』 と言われた。 ある支援者に 『みんなずっと梓ちゃんの味方だよ』 と言われた。 それらを聞いた私は、 『偽善者ぶ…

梓
1か月前
23

娘の性的トラウマを信じない母親

私は、父親から身体的、心理的虐待、そして性的虐待を受けてきた。性的虐待の程度は、世の中の被性的虐待児と比べればそこまで酷くはないが、自分の経験を他人に話せば「そ…

梓
2か月前
36

あの駅で旅立つために

2023/2/14(水)、私は“あの駅”へ行こうと、グループホームから2時間、片道3000円かけて東京へ赴いた。 その駅は、私が3年前に『ここで旅立ちたい』と決めた駅だ。 しか…

梓
2か月前
47

自傷行為は辞められない

自傷を繰り返す子ども・若者の多くが「不快な気分を変えるために」自傷を行っている。 実際のところ私も、「辛い気持ちを紛らわすために」や「気持ちがスッキリするから」…

梓
4か月前
32

死への執着

私が『死』に囚われるようになったのは 中学2年生からだろうか。 当時14歳、今は21歳だから、7年は希死念慮に苦しんできた過去がある。 楽しいことがなかった訳では無い。…

梓
4か月前
33

防衛反応としての人格解離

最近、私の中に『人格』が居ることが判明した。 5歳女児、10歳女児、21歳程度の大人人格女性。 できる人格の年齢は、過度なストレスに晒された年齢と言われている。 つ…

梓
4か月前
25

警察のお世話になりました

11/16 21時 眠剤を飲んだ後に落ち着かなくなり、私は夜な夜な外に出歩き始めた。 管理者にLINEしたが気付かれず、途中で動けなくなり、友達のアドバイスで110番に電話し…

梓
5か月前
32

虐待の後遺症

『全部お前のせいだ』 あの記憶は、あの日の暴力は、あの言葉は、 全部私のせいなの? 私の家庭では、身体的・心理的・性的虐待・経済的DVが蔓延していた。 殴る・蹴る…

梓
5か月前
32

生きる理由 死ぬ理由

涙を流してまで 腕を切ってまで 過量服薬してまで 生きる意味は本当にあるの? 生きる理由生きるために支えになっているもの。 私なら 音楽を聴いたり、Xを見たり、日記…

梓
5か月前
49

人生への悲観

2023/10/8 人生二度目の飛び降り。 理由、と言われれば、回答するのは難しい。 そもそも理由という理由は無く行動したと思われる。 この日の昼は、友達とショッピングモ…

梓
5か月前
19

私の人生の転機➁

https://note.com/hirochii_omoi/n/n589e284728cd(①) 父親に精神科受診を止められた高校3年の夏。 「父親に分かってもらおう」と私が行動化に選んだのは “飛び降り”…

梓
5か月前
25

自傷と虐待と解離

自傷をしているみなさん、 あなたの家庭は“普通”ですか? 『自傷・自殺する子どもたち/松本俊彦(2014)』では、 「自傷を繰り返す者は、身体的虐待や性的虐待といった…

梓
5か月前
132

就労継続支援B型作業所での葛藤

グループホームで生活保護の身の私。 お金を少しでも稼ぐために、グループホーム併設のB型作業所に通い始めた。 そこで感じた大きな葛藤。 私は前まで、ホームの人がみん…

梓
6か月前
40

飛び降りに勇気は必要なかった

2023/10/8 23:30、私は飛び降りた。 みんなに『すごく勇気いったでしょ、すごいね。』と言われた。 でもそんな事ない。私的にはあまり勇気は出していない。 3年前の飛び…

梓
6か月前
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親とは一生、分かり合えない

親とは一生、分かり合えない

母親から投げられた、棘だらけの沢山の言葉達。

母親の言葉は、いつも私の心を蝕む。

『すぐ死ぬと言ってズルい、死にたいのはこっちだ』

『パパとこんな関係になったのは梓のせいなんだから』

『パパもママも憎んでるよ』

『梓の苦しかったことは理解できない』

『パパがママに借りたお金を返済しないと脅してる』

『梓は余計なことをしたんだよ』

『パパ、会社をクビになりそうだって』

『私も自分の

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虐待親への怒りと葛藤

虐待親への怒りと葛藤

最近の中でも、少し前、過去に虐待してきた父親に対して、怒りが芽生えて、抑えられない時期があった。

私はまだ連絡先が繋がっていた父親に、長文で罵倒するLINEを送り付けた。

“父は『梓のせいで俺の人生めちゃくちゃだ』って言ってきたけど、それはどっちのセリフよ?!
あんたのせいで、私の心も体も身体も人生もめちゃくちゃよ!!
あんたと会わなくなってからも絶望感で自殺未遂と入院を繰り返してて、働けなく

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支援者はママにはなれない

支援者はママにはなれない

施設の職員に
『ここではみんな家族みたいなものだよ』
と言われた。

ある支援者に
『みんなずっと梓ちゃんの味方だよ』
と言われた。

それらを聞いた私は、

『偽善者ぶるな。』

心の底からそう思った。
気持ち悪いとすら思った。

支援者はママにもパパにもなれない。
それに、実の子供のいる支援者は沢山いる。

『“ずっと”味方』?

じゃあ24時間いつでも私が辛い時に連絡したら助けてくれるのか?

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娘の性的トラウマを信じない母親

娘の性的トラウマを信じない母親

私は、父親から身体的、心理的虐待、そして性的虐待を受けてきた。性的虐待の程度は、世の中の被性的虐待児と比べればそこまで酷くはないが、自分の経験を他人に話せば「それは性暴力と言える」と口をそろえて言われるレベルではあった。私が成人してからも続く経験によって、私は『性的トラウマ』を抱えるようになった。

勿論、様々なトラウマによる男性不信・男性恐怖は辛かった。学生の頃から、年上、特に父親の年齢に近い男

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あの駅で旅立つために

あの駅で旅立つために

2023/2/14(水)、私は“あの駅”へ行こうと、グループホームから2時間、片道3000円かけて東京へ赴いた。

その駅は、私が3年前に『ここで旅立ちたい』と決めた駅だ。

しかし、今回の目的は『現実逃避』。死にたい気持ちもあるが、今回はあくまでも自殺が目的では無い。

私のことを誰も知らない、誰も否定も肯定も、干渉もしてこない、そんな場所に行き、独り『死』を想像したくなった。
だからあえて田舎

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自傷行為は辞められない

自傷行為は辞められない

自傷を繰り返す子ども・若者の多くが「不快な気分を変えるために」自傷を行っている。

実際のところ私も、「辛い気持ちを紛らわすために」や「気持ちがスッキリするから」などの理由でリストカットに及んでいた過去がある。

そこで考えたいのが

「自傷はアディクション(:嗜癖)なのだろうか。」

ということだ。

自傷は癖になりやすい。また、エスカレートしてしまいやすい。

最初は勇気を出して、あるいは軽い

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死への執着

死への執着

私が『死』に囚われるようになったのは
中学2年生からだろうか。
当時14歳、今は21歳だから、7年は希死念慮に苦しんできた過去がある。

楽しいことがなかった訳では無い。
友達もいたし、部活では部長をしてたし、
成績優秀で塾ではトップのクラスの中のトップで、委員会では学年代表も務めていた。

充実した学校生活を送っていたが、それはあくまで学校だけの話だ。

当時の家の環濠は、ハッキリ言って残酷だっ

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防衛反応としての人格解離

防衛反応としての人格解離

最近、私の中に『人格』が居ることが判明した。

5歳女児、10歳女児、21歳程度の大人人格女性。

できる人格の年齢は、過度なストレスに晒された年齢と言われている。

つまり子供の人格は、その年齢の当時に大きな出来事やストレスがあり、その現実に直面することから守るためにこの人格が出来たのである。

私の中の5歳女児人格は、私が5歳当時親からの辛い虐待に晒され、そのつらさから逃れるために防衛反応とし

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警察のお世話になりました

警察のお世話になりました

11/16 21時

眠剤を飲んだ後に落ち着かなくなり、私は夜な夜な外に出歩き始めた。

管理者にLINEしたが気付かれず、途中で動けなくなり、友達のアドバイスで110番に電話した。

しかし、警察も直ぐに迎えないと言われ、道端に倒れてしまった。

通行人の方に気づいて頂き、その後管理者が来てくれ、そのまま車に乗せられホームの自分の部屋まで戻ってきました。

その後部屋に警察も来てくれたが、

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虐待の後遺症

虐待の後遺症

『全部お前のせいだ』

あの記憶は、あの日の暴力は、あの言葉は、

全部私のせいなの?

私の家庭では、身体的・心理的・性的虐待・経済的DVが蔓延していた。

殴る・蹴るは当たり前。首を絞められたり、外に引っ張り出されたり、冷酷な言葉をかけられたり。

そんな環境に20年間置かれ

私の思考パターンは完全に捻じ曲げられてしまった。

どれだけいい子を繕うとも
どれだけ可愛い子を演じようとも

普通

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生きる理由 死ぬ理由

生きる理由 死ぬ理由

涙を流してまで
腕を切ってまで
過量服薬してまで

生きる意味は本当にあるの?

生きる理由生きるために支えになっているもの。

私なら
音楽を聴いたり、Xを見たり、日記を綴ったり、手芸をしたり。

きっとあなたにも小さいことでも何かはあるはず。

でも
だとしても

「死んではいけない」理由にはなるのでしょうか。

そして

「生きる理由」にもなるのでしょうか。

私は、基本的に自殺肯定派だ。

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人生への悲観

人生への悲観

2023/10/8 人生二度目の飛び降り。

理由、と言われれば、回答するのは難しい。
そもそも理由という理由は無く行動したと思われる。

この日の昼は、友達とショッピングモールに出かけ、猫カフェに行き、お買い物をし、皿うどんやケンタッキーを食べ、楽しい一日を送っていた。

その後、母親と実家に行き、荷物の整理をした。
そこで、軽いお叱りを受けた。

「子どもじゃないんだから、衝動で動くのはやめな

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私の人生の転機➁

私の人生の転機➁

https://note.com/hirochii_omoi/n/n589e284728cd(①)

父親に精神科受診を止められた高校3年の夏。
「父親に分かってもらおう」と私が行動化に選んだのは

“飛び降り”

だった。

2020年9月14日夜、私は絶望の淵に立っていた。

Twitterで最後に「大好き」と呟いた。
「はぁ」とゆっくり息を吐いた。

目を瞑って、
心を軽くするために。

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自傷と虐待と解離

自傷と虐待と解離

自傷をしているみなさん、

あなたの家庭は“普通”ですか?

『自傷・自殺する子どもたち/松本俊彦(2014)』では、

「自傷を繰り返す者は、身体的虐待や性的虐待といった自分が直接の暴力を受けているだけでなく、両親間のけんかといった、家庭内での暴力場面に繰り返し曝露されている者も多いことが明らかにされている。(松本ら,2006)」

「解離性障害の患者の中でも、自傷や自殺企図をを呈する患者では、

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就労継続支援B型作業所での葛藤

就労継続支援B型作業所での葛藤

グループホームで生活保護の身の私。
お金を少しでも稼ぐために、グループホーム併設のB型作業所に通い始めた。

そこで感じた大きな葛藤。

私は前まで、ホームの人がみんな就労B型やってる中、1人アルバイトという支援外の仕事をやっていた。
しかもそれを私はこなせていたし、そんな自分が誇らしかった。
アルバイトの中でも、ベテランとして頼られ、後輩の教育も任されている程だった。

しかし、10/8に飛び降

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飛び降りに勇気は必要なかった

飛び降りに勇気は必要なかった

2023/10/8 23:30、私は飛び降りた。

みんなに『すごく勇気いったでしょ、すごいね。』と言われた。

でもそんな事ない。私的にはあまり勇気は出していない。

3年前の飛び降りの時は『一大決心』という気持ちで飛んだけれど

今回の飛び降りはただ『思い立ったら即行動』という感覚で

『足から落ちないと脊損が怖いな』
と考える余裕もあり
悩み始めてから10分程度で決断して飛べたのだ。

でも

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