しゃむ

子どもと芸術の取り組みから障害福祉へ入りました。NPO法人リベルテ(長野県上田市)代…

しゃむ

子どもと芸術の取り組みから障害福祉へ入りました。NPO法人リベルテ(長野県上田市)代表。メンバーにしゃむしゃむと名づけてもらい、今は「しゃむ」に改名したと言われました。妻と子2人、猫の4人と1匹暮らし。書き散らかすスタイルです。ひとつよしなに。 npo-liberte.org

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    【リベT2024】未知のサークルTシャツ(ホワイト)

    毎年恒例!2024夏のTシャツが今年もできました! 今年のTシャツテーマは「未知との遭遇」 リベルテに当たり前のように存在する謎多きモニュメントたち。 これはなんなのだろうか?どこからきてどこにいくのか? アトリエにいつのまにか集まりリベルテに住んでいる「未知」たちをモチーフに、今回はフルカラーでTシャツに仕上げました! 輪を描いて手をつなぎ合っているようなデザインで、1枚でいろんな「未知」を味わえます。 よくみるとかわいい!?よくみてもワカラナイ!?そんな「未知」をその目で確かめてみませんか? そして今回は「ton-屯-」暖簾Tシャツも販売しています! みんなで作った暖簾がついに完成、お店の前に飾られました! 「やってる?」と暖簾から覗く誰かの似顔絵がとてもステキです。 予約特典としてTシャツ1枚につき1つ「未知ステッカー」(ランダム)と、2枚購入の方には暖簾ハギレのブローチも合わせてプレゼント! (予約受付期間) 2024年5月3日〜2024年6月3日まで予約受付 お届けは6月下旬を予定しています (送料) 1〜2枚まで500円(レターパックプラスでのお届け) 商品代金合計9,000円以上は無料 (サイズ) 身丈/身幅/肩幅 (100) 40/31/27 (110) 44/33/29 (120) 48/35/31 (130) 52/37/33 (140) 56/40/35 (150) 60/43/38 (S) 66/49/44 (M) 70/52/47 (L) 74/55/50 (XL) 78/58/53 ( XXL) 82/61/56 ※Tシャツ色見本は実際の色味と異なる場合があります。 子供サイズ、XXLは予約注文のみ。 他サイズ希望ありましたらお問合せください。
    3,200円
    リベルテ オンラインショップ/LIBERTE ONLINE SHOP
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    【リベT2024】未知のサークルTシャツ(ライトピンク)

    毎年恒例!2024夏のTシャツが今年もできました! 今年のTシャツテーマは「未知との遭遇」 リベルテに当たり前のように存在する謎多きモニュメントたち。 これはなんなのだろうか?どこからきてどこにいくのか? アトリエにいつのまにか集まりリベルテに住んでいる「未知」たちをモチーフに、今回はフルカラーでTシャツに仕上げました! 輪を描いて手をつなぎ合っているようなデザインで、1枚でいろんな「未知」を味わえます。 よくみるとかわいい!?よくみてもワカラナイ!?そんな「未知」をその目で確かめてみませんか? そして今回は「ton-屯-」暖簾Tシャツも販売しています! みんなで作った暖簾がついに完成、お店の前に飾られました! 「やってる?」と暖簾から覗く誰かの似顔絵がとてもステキです。 予約特典としてTシャツ1枚につき1つ「未知ステッカー」(ランダム)と、2枚購入の方には暖簾ハギレのブローチも合わせてプレゼント! (予約受付期間) 2024年5月3日〜2024年6月3日まで予約受付 お届けは6月下旬を予定しています (送料) 1〜2枚まで500円(レターパックプラスでのお届け) 商品代金合計9,000円以上は無料 (サイズ) 身丈/身幅/肩幅 (100) 40/31/27 (110) 44/33/29 (120) 48/35/31 (130) 52/37/33 (140) 56/40/35 (150) 60/43/38 (S) 66/49/44 (M) 70/52/47 (L) 74/55/50 (XL) 78/58/53 ( XXL) 82/61/56 ※Tシャツ色見本は実際の色味と異なる場合があります。 子供サイズ、XXLは予約注文のみ。 他サイズ希望ありましたらお問合せください。
    3,200円
    リベルテ オンラインショップ/LIBERTE ONLINE SHOP

記事一覧

日記231211

ちょこっと体調不良で寝込んでいた。やっと9割回復。うなされて深夜に起きたり、体力尽きて真っ昼間に飯をカキコミ、解熱剤を睡眠導入剤替わりに飲んで寝たりしていたら、…

しゃむ
5か月前
1

こわさとよわさ

この半年内で2人から「こわい」と言われた。 1人は僕の容姿(禿げているので伸ばすと薄いのが目立ちダラシがない感じがして嫌なので割りと短めの坊主にしている)を指して…

しゃむ
5か月前
5

日記230823

妻が積読している本を読んでみている。 単行本のような装丁だけど、「ちいさい・おおきい・よわい・つよい」という定期刊行物の雑誌のような本だ。どこで買ってきたんだろ…

しゃむ
9か月前
2

日記230820

息子の発案で計画して家族全員で企画した「初めての夏祭り」。息子はリベルテメンバー最越あるとさんと父が定期的に企画・開催しているゲームの会に参加し丸一日遊びつつ、…

しゃむ
9か月前
1

日記230819

今日はアトリエで気になることが増えているという話題がチャットにあがり、構造的に弱い(年齢や体力、性差)人をまず護る対応をと指示を出す場面があった。気がつくと大き…

しゃむ
9か月前
4

我が家の「家出」事情

家出について、身近な人が考え向き合い、言葉を交わしている。いいぞいいぞと思いながら、自分はどういう立ち位置でいいぞと言っているのか。 この夏は総務の仕事の宿題も…

しゃむ
9か月前
1

読書『ハンチバック』と読了後のメモ

『ハンチバック』(著・市川沙央)読了。 冬に読んだ『凛として灯る』(著・荒井裕樹)で主人公だった「米津知子」の話題もあり、彼女がモナリザにスプレーをかけた歴史が…

しゃむ
9か月前
3

ルーツ2023ver

2023年8月15日、終戦記念日。 30を過ぎて自分の祖父が精神科に長期入院していて、「傷痍軍人」として認定受けていたと知る。 満州鉄道に勤務していたこと、精神失調だった…

しゃむ
9か月前

「正しさ」を外した跡に何が残るのか

正しさを外した跡に何が残るだろう。 「支援者たるもの『良き理解者』であれ」とケアや療育の世界ではよく言わる。この「良き理解者」というのは、その言葉が登場する分野…

しゃむ
9か月前
1

感動したいだけなんだろう(か、僕は?)

「感動したいだけなんだろう。」 そんな事を障害をテーマにした作品評を読んで思ったりしてしまうことがある。それはそっくりそのまま自分の価値観を貫き刺し、痛い。ある…

しゃむ
1年前
1

縁起のいいダジャレはミツバチが運ぶ

リベルテの3つあるアトリエのひとつは柳町通りにあります。 最近は 上田映劇 などに置かせてもらっているクッキーはこのアトリエでつくられています。 ぼくは普段、路地と…

しゃむ
2年前
3

自分のルーツ

自分の今の働き方のルーツにある祖父母の生きた時代。 ばあちゃんにとって、じいちゃんは、戦争とは、どう感じていたんだろう?関東大震災のとき、佐久の実家が揺れた話は…

しゃむ
2年前
3

ルックバック

『チェンソーマン』藤本タツキさんによる短編(と言っても130ページ以上)『ルックバック』が話題だ。というので、チェンソーマンもファイヤーパンチも好きだったし、読ん…

しゃむ
2年前
3

記録集「ちくわがうらがえる」

昨年開催した、アートイベント「ちくわがうらがえる」の記録集が完成しました。 本当に完成させることができました! 美術家の山極満博さん、野村政之さん、石井工務店・2…

しゃむ
3年前
3

オッス!おら、クリリンに勝てない一般人。いっちょ、やってみっか!

「1982年生まれ、キム・ジヨン」で、キム・ジヨンは女性、母親、家族であることで自分を見失うが、その近くにいる人が何も出来ないことがさらに苦しい。 「1992年春の東映…

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3年前
1

スタッフ研修の感想(根拠と中動態に出会う)

全3回、打ち合わせやコアスタッフとの意見交換も含め、秋から年を越して実施したスタッフ研修が終わりました。 スタッフも開所時から数えると3倍に増えた8年目。 チームも…

しゃむ
3年前
7
日記231211

日記231211

ちょこっと体調不良で寝込んでいた。やっと9割回復。うなされて深夜に起きたり、体力尽きて真っ昼間に飯をカキコミ、解熱剤を睡眠導入剤替わりに飲んで寝たりしていたら、回復したのに睡眠のリズムが少し狂っている。僕は割りと布団に入るまでがダラダラしてしまうところあるのだけど、身体はしっかり6〜8時間は寝たいので、この夜のリズムが安定しないと仕事や生活全体にメンタル的な部分が影響する。基本ネガティブだからだろ

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こわさとよわさ

こわさとよわさ

この半年内で2人から「こわい」と言われた。
1人は僕の容姿(禿げているので伸ばすと薄いのが目立ちダラシがない感じがして嫌なので割りと短めの坊主にしている)を指して(いたと思う。ジェスチャー的に)「こわいですね」と言われた。久々さの再会でもあったので、とある理由で身体もかなり緊張してしまっている状態で言われたので、「たしかに」と言ったような「そうですね」と返答したような、、、あまり記憶がない。
もう

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日記230823

日記230823

妻が積読している本を読んでみている。

単行本のような装丁だけど、「ちいさい・おおきい・よわい・つよい」という定期刊行物の雑誌のような本だ。どこで買ってきたんだろう?まず試しに『「過敏さ・繊細さ」の解体新書』を読んだ。熊谷晋一郎さんが言う、「過敏さ・繊細さ」が示すナラティブな「あるある話」によるコミュニティがフックに少数派のネットワークが広がり、自分たちの経験を意味づけ独自の体系をつくることでトラ

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日記230820

日記230820

息子の発案で計画して家族全員で企画した「初めての夏祭り」。息子はリベルテメンバー最越あるとさんと父が定期的に企画・開催しているゲームの会に参加し丸一日遊びつつ、夏祭りのホストも頑張っていた。

お構いしないというか、気遣いできない父はかき氷機の前でアタフタしてるだけだったけど、とても楽した。小さな夏祭りに遊びに来ませんか?とお誘いして出店準備してきてくれた子と家族の他、ゲームの会の流れで手伝っても

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日記230819

日記230819

今日はアトリエで気になることが増えているという話題がチャットにあがり、構造的に弱い(年齢や体力、性差)人をまず護る対応をと指示を出す場面があった。気がつくと大きな逸脱になってしまうことはいつでもある。

こういう指示をだすことは自分自身でも確認し、考えを整理する機会にもなる。構造を指摘し、注意を促す言葉を、相手が受け取りつつ、理解も広げるものをと考えることは疲れる。けど、ここ1年は特にどんなロジッ

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我が家の「家出」事情

我が家の「家出」事情

家出について、身近な人が考え向き合い、言葉を交わしている。いいぞいいぞと思いながら、自分はどういう立ち位置でいいぞと言っているのか。

この夏は総務の仕事の宿題もなく子どもと遊ぶ時間や、精神的な余裕があり珍しく読書もしたし、Spotifyでラジオなんかも聴いた。Spotifyで「care-radio(ケアラジ)」というネットラジオを聴いた。『彼岸の図書館』や『手づくりアジール』という本の著者の青木

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読書『ハンチバック』と読了後のメモ

読書『ハンチバック』と読了後のメモ

『ハンチバック』(著・市川沙央)読了。

冬に読んだ『凛として灯る』(著・荒井裕樹)で主人公だった「米津知子」の話題もあり、彼女がモナリザにスプレーをかけた歴史が「井沢釈華」のいる/いた現在につながっているのだ、と、ドシンと来る。
「健常者優位主義」に「マチズモ」とルビが触れらている箇所があるけど、刺さりまくる。
自分は「愛着がある」とまで言い切れないにしろ、本が好きだし、こうして時間や精神的な余

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ルーツ2023ver

ルーツ2023ver

2023年8月15日、終戦記念日。
30を過ぎて自分の祖父が精神科に長期入院していて、「傷痍軍人」として認定受けていたと知る。
満州鉄道に勤務していたこと、精神失調だったが傷痍軍人に認定されていること、日本への帰還後の暮らしのことは、大叔母が亡くなる前にヒアリングして録音・文字起こしまでしている。
何にする訳でもないけど、自分のルーツを知ること。
戦後78年、自分の家系の歴史を辿ると、戦争の影響は

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「正しさ」を外した跡に何が残るのか

「正しさ」を外した跡に何が残るのか

正しさを外した跡に何が残るだろう。
「支援者たるもの『良き理解者』であれ」とケアや療育の世界ではよく言わる。この「良き理解者」というのは、その言葉が登場する分野(医療、福祉、ジェンダー、家族関係)や使われる概況が違っても、意味合いはそう遠くない印象を持つ。さて、このメッセージを発信する人、立場または、団体やその背景にある考え方・思想から「良き理解者たれ」と放たれた矢印の先にいるのは誰だろうか。また

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感動したいだけなんだろう(か、僕は?)

感動したいだけなんだろう(か、僕は?)

「感動したいだけなんだろう。」
そんな事を障害をテーマにした作品評を読んで思ったりしてしまうことがある。それはそっくりそのまま自分の価値観を貫き刺し、痛い。ある種の当事者性を背景に書かれた文章や作品に触れ「当事者の一面である障害のことだけにとらわれず、その心情こそ深く響いた」とか言うレトリックを良く触れるし、ともすれば僕自身もそう言ってしまっていることがある。しかし、当事者としての一面がその人の人

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縁起のいいダジャレはミツバチが運ぶ

縁起のいいダジャレはミツバチが運ぶ

リベルテの3つあるアトリエのひとつは柳町通りにあります。
最近は 上田映劇 などに置かせてもらっているクッキーはこのアトリエでつくられています。
ぼくは普段、路地というアトリエで仕事していることが多いけど、このアトリエに来るごとにメンバーが絶妙な掛け合い(雑談)しながら自分の仕事に取り組んで充実していく様子を感じています。

障害者施設や、リベルテのような共同作業所的な施設の工賃を指し利用するメン

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自分のルーツ

自分のルーツ

自分の今の働き方のルーツにある祖父母の生きた時代。
ばあちゃんにとって、じいちゃんは、戦争とは、どう感じていたんだろう?関東大震災のとき、佐久の実家が揺れた話はよく話してたけど、満洲鉄道の話や日本への帰還前後の話は全くしてなかった。
それともぼくが聞き逃してたのか、理解できなかったのか。

祖母はぼくが二十歳の誕生日の3日後に亡くなっていて、祖父はぼくが生まれる半年前に亡くなったそうです。
一昨年

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ルックバック

ルックバック

『チェンソーマン』藤本タツキさんによる短編(と言っても130ページ以上)『ルックバック』が話題だ。というので、チェンソーマンもファイヤーパンチも好きだったし、読んでみて面白いなーと思ってスゴいなーと思い、主人公2人の物語に感動もしたし「ルックバック」のタイトルが読後、さらにこうぐっとくる意味になる。と、同時にさらっと(たぶん京アニ放火事件をモチーフとR.I.Pの敬意を込めての取り扱っているのだと思

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記録集「ちくわがうらがえる」

記録集「ちくわがうらがえる」

昨年開催した、アートイベント「ちくわがうらがえる」の記録集が完成しました。
本当に完成させることができました!

美術家の山極満博さん、野村政之さん、石井工務店・26bldg.の宮嶋さんとリベルテのメンバーとスタッフが会場探しの街歩きから始まり、新型コロナウィルス流行の最中、トランプづくりになだれ込み、回遊展はできないと思いながら回遊イベント+展示という構想そのまま?の気づいたら大きなイベントにな

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オッス!おら、クリリンに勝てない一般人。いっちょ、やってみっか!

オッス!おら、クリリンに勝てない一般人。いっちょ、やってみっか!

「1982年生まれ、キム・ジヨン」で、キム・ジヨンは女性、母親、家族であることで自分を見失うが、その近くにいる人が何も出来ないことがさらに苦しい。
「1992年春の東映アニメフェア、『ドラゴンボールZ 激突!!100億パワーの戦士たち』」は、悟空とベジータ二人がかりでやっと倒したメタルクウラが実は量産型の1体でしかなく、数百体ものメタルクウラが登場するシーンに、当時、10歳の年のぼくは戦慄した。

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スタッフ研修の感想(根拠と中動態に出会う)

スタッフ研修の感想(根拠と中動態に出会う)

全3回、打ち合わせやコアスタッフとの意見交換も含め、秋から年を越して実施したスタッフ研修が終わりました。
スタッフも開所時から数えると3倍に増えた8年目。
チームも大きくなり、コアスタッフからの発案と企画進行でこうした連続した研修の機会を持てたのはとても感慨深いものがあります。
同時にこのタイミングで引き受けていただいた山口久美さん、とてもありがたかったです。

(講師の山口久美さんの落語で学ぶ自

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