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「想い出の柱傷」詩―子供の日#シロクマ文芸部
ボク 鯉のぼり 立てたいなぁ
ママは マンションだから
とんでもないと そっぽむく
パパは う~ン 鯉のぼりか~と
空を 見上げる
里山の 川の上には
毎年 色とりどり鯉のぼりが
大きな口で 風を食べながら 泳ぐ
どれも 生きているよう
ジイジは 巻き尺を手に
背丈を 測ってくれる
ジイジの家には 傷だらけの
太い柱が ある
この家に 住んだ人たちの
命の記録が 刻まれてる
一番背の 高い
「みなさんのお陰で沢山コングラボードを頂きました!心から感謝申し上げます」💘
詩「面影の小箱」「#これからの家族の形」応募作品の
中で「面影の小箱」ー詩ーが
先週特に好きをあつめました!
天国に居る母の想い出を詩にしました
皆様 沢山のスキありがとうございます
詩「お雛祭り」「#子供の成長の記録」応募作品の
中で「お雛祭り」ー詩ーが
先週特に好きをあつめました!
ひな祭りを祝う娘の喜びを詩にしました
皆様 沢山のスキありがとうございます
詩「希望と涙色」「#
詩「小さな手の祈り」―{祈りの雨}#青ブラ文学部
寺の 法要
境内の枝垂桜は
雨の中で 静かに
景色を染める
お参りにきた 小学生の女の子
バアバが 大好きだった
まだ バアバは遠くから
戻ってくると思ってる
祈りの雨の日
バアバのお墓の前で
濡れながら
小さな手を合わせて
一心に 小さな声で祈る
「バアバ 早く帰ってきて
もう 学校も一人で行けるよ
でも バアバが お迎えに来て欲しい
バアバの作る わらび餅
また 食べたいよ
彩ちゃん 泣
詩「影踏みあそび」―#シロクマ文芸部 「朧月」
朧月を 背にして
春風に 押されながら
子どもと 川べりを
家路に 向かう
春は さくらの香りを
こっそりと 撒き始めてる
「お母さんの 影踏んだ!!」
影踏みを 楽しむその声は
川面を渡り
居眠り している
鴨たちを 驚かす
「また 踏まれちゃったわ!!」
子どもの 小さな影は
たんぽぽの 綿毛のように
あちこちし
川面に 揺らめく
ふと 振り返れば おぼろ月も
微笑んで 見つめてい
「お雛祭り」ー詩―「春と風」#シロクマ文芸部
春と風が 縁側に
ポッカポッカ 陽だまりを作る
あやちゃん 朝から
ソワソワ ウキウキ
今日は 彩ちゃんの お雛祭り
ママと一緒に お祝いできそうな日
バアバが 細い指で
錦色の和紙と布で お内裏様と
お雛様を こさえてくれた!
今にも 立って 歩きそう
お雛様の お顔は
白く光って
天国に旅立った
ママのお顔に 少し似てる
彩ちゃん お正月に
買ってもらった ドレスで
お姉さん気分