真夜中よなか

小さな小さな広告代理店でコピーライターの名刺をもって7年。コピーライターの自分は葬って…

真夜中よなか

小さな小さな広告代理店でコピーライターの名刺をもって7年。コピーライターの自分は葬って、今は小説やシナリオを書いています。 トマトは全人類を救う。 トマトの化身です。

記事一覧

第4話を更新しました〜!
よろしくお願いします('ω')

書道の先生と仕事を辞めたOLの、ほんわか縁側ラブストーリーです。

ひととせ暮らし ~来世も縁側で~ #ステキブンゲイ
https://sutekibungei.com/novels/e46d8e0e-758e-4c13-8cf3-9ed2cce3358e

藍色の夜に、罪を数えて

「綺麗な愛なんかより、汚い罪を一緒に背負うほうが強く結ばれている気がしない?」 そう言って彼女は、左手の薬指の指輪をゆっくりはずして、右手の薬指に移した。 僕で…

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おかげさまで圏外から週間ランキング掲載になりました!
ありがとうございます。
今週も金曜日に第三話更新となりますので、よろしくお願いします('ω')

ひととせ暮らし ~来世も縁側で~ #ステキブンゲイ
https://sutekibungei.com/novels/e46d8e0e-758e-4c13-8cf3-9ed2cce3358e

僕の心が清らかだったなら、
キミのつくり笑いを
美しいと思うことも
なかったのだろうか。

最近小説を更新しているので、noteもシュウイチで更新するようになって、相乗効果な気がする。パチパチパチ!

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「褒められるとどうしていいかわからない病」に効く薬はありますか。

先日めためたに褒められることがあった。 もちろんマイナスな意見もいただいたが おおよそ"めためた"と言っていいだろう。 「こんな時、どんな顔をすればいいかわからない…

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自粛が辛くないと思った時、私は人間ではないことに気づく。

ゴールデンウイーク中、外に出た瞬間は家の目の前の自販機に二度と同じく目の前のコンビニに一度。それだけだった。 私は基本的に自粛を辛いと思っていない側の人間である…

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永い間、待たせてごめんね。私を待っていてくれてありがとう。

もし、私が年上の人とお付き合いしたり、結婚したりする日が来るとしたのなら、私は間違いなく「待たせてごめんね」と「私に出会うために待っていてくれてありがとう」とい…

1

好きなものがなければ、生きていくことは許されないのか。

語れるほど好きなものがない。 読書、着物、時計、カフェ、文字を書くこと、キャッチコピー、広告、デザイン、絵、インテリア、哲学、宗教、旅行、アニメ、漫画、ラジオ、…

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作ったものを否定されるより、批評される方が受け止めにくい。

作品を好き嫌いではなく、分析されてしまうと受け止めきれないことがある。 好き嫌いであれば個人の主観であり、好みの問題なので、そういう意見もあるな、と思って受け流…

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パブリックに晒すことができない思考は、どこに置けばいいのだろうか。

わたしたちは、どこかでマジョリティで どこかで、マイノリティだ。 完全にマジョリティな人間も、 完全マイノリティな人間も きっといない。 マイノリティを救おうとす…

6

わたしは、どこまでも、わたしで。あなたには、ならない。決して。

毎日更新しようと書き溜めた記事もありましたが、ここ最近本業が忙しくてこちらまで手が回ってませんでした。というか、書きたいなーとか出したい記事だなーとか、そんな気…

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エレベーターに上手く乗れないワタシは社会不適合者か。

私はエレベーターを上手く使いこなせない。 乗ったとき、行きたい階のボタンではなく今いる階のボタンを押してしまうからだ。 あげく、今いる階を押して、開くボタンを押…

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書くことがめんどうなコピーライターですこんにちは

突然だが、私はコピーライターの名刺をもって6年。 いまだに「書くことがめんどうくさい」。 いやいや、コピーライター名乗るなよ、 とおっしゃる気持ちはよくわかる………

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第4話を更新しました〜!
よろしくお願いします('ω')

書道の先生と仕事を辞めたOLの、ほんわか縁側ラブストーリーです。

ひととせ暮らし ~来世も縁側で~ #ステキブンゲイ
https://sutekibungei.com/novels/e46d8e0e-758e-4c13-8cf3-9ed2cce3358e

藍色の夜に、罪を数えて

「綺麗な愛なんかより、汚い罪を一緒に背負うほうが強く結ばれている気がしない?」

そう言って彼女は、左手の薬指の指輪をゆっくりはずして、右手の薬指に移した。

僕ではない別の男に捧げたはずの心臓を別の場所へと移植する彼女の様子は、ひどく冷たくて、指輪でつながる男のことも、目の前の僕のことも、彼女自身さえも殺したようなうつろさを漂わせていた。

もっと暗闇に、光の当たらない場所に、一緒に、堕ちたい。

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おかげさまで圏外から週間ランキング掲載になりました!
ありがとうございます。
今週も金曜日に第三話更新となりますので、よろしくお願いします('ω')

ひととせ暮らし ~来世も縁側で~ #ステキブンゲイ
https://sutekibungei.com/novels/e46d8e0e-758e-4c13-8cf3-9ed2cce3358e

僕の心が清らかだったなら、
キミのつくり笑いを
美しいと思うことも
なかったのだろうか。

最近小説を更新しているので、noteもシュウイチで更新するようになって、相乗効果な気がする。パチパチパチ!

「褒められるとどうしていいかわからない病」に効く薬はありますか。

「褒められるとどうしていいかわからない病」に効く薬はありますか。

先日めためたに褒められることがあった。
もちろんマイナスな意見もいただいたが
おおよそ"めためた"と言っていいだろう。

「こんな時、どんな顔をすればいいかわからないの」というヒロインよろしく、笑うことしかできない自分がいた。

仕事をしていた時、最後の最後に
褒められたことに匹敵する嬉しさだった。
滅多にこんなことはない。
力のある人からの心からの賛辞は
嬉しさ余って泣きそうだった。

褒められ

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自粛が辛くないと思った時、私は人間ではないことに気づく。

自粛が辛くないと思った時、私は人間ではないことに気づく。

ゴールデンウイーク中、外に出た瞬間は家の目の前の自販機に二度と同じく目の前のコンビニに一度。それだけだった。

私は基本的に自粛を辛いと思っていない側の人間である。

もともと外にはあまり出なかったし、人と会うことも少なかった。買い物も特段好きではないし、外食するほどお金もない。カラオケもいかないし、ゲームセンターもいかない。

もちろん、誰かとご飯に行ったり、飲みに行ったりしたいなーと思うことは

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永い間、待たせてごめんね。私を待っていてくれてありがとう。

永い間、待たせてごめんね。私を待っていてくれてありがとう。

もし、私が年上の人とお付き合いしたり、結婚したりする日が来るとしたのなら、私は間違いなく「待たせてごめんね」と「私に出会うために待っていてくれてありがとう」というだろう、と思う。

今、誰か素敵な人に出会うことが無かったとしても、それは未来、もっと素敵な誰かと出会うための待ち時間なのかもしれない。

そんなことを思う。そんな風に人を待ち、パートナーが居ない時間も有意義に過ごせるといいなと思う。

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好きなものがなければ、生きていくことは許されないのか。

好きなものがなければ、生きていくことは許されないのか。

語れるほど好きなものがない。

読書、着物、時計、カフェ、文字を書くこと、キャッチコピー、広告、デザイン、絵、インテリア、哲学、宗教、旅行、アニメ、漫画、ラジオ、YouTube、ゲーム、アンティーク、ファンタジー、トマト、廃墟、声優、短歌、詩、美術館、博物館、雑誌

いろんなものが好きだが、語れるほどではない。

誰よりも詳しくなれない私は、それに対して愛がないのだろうか。

何かを愛することは、

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作ったものを否定されるより、批評される方が受け止めにくい。

作ったものを否定されるより、批評される方が受け止めにくい。

作品を好き嫌いではなく、分析されてしまうと受け止めきれないことがある。

好き嫌いであれば個人の主観であり、好みの問題なので、そういう意見もあるな、と思って受け流せたり、納得できたりする場面も多い。もちろん、全否定は悲しい気持ちになるが、それも好みだから仕方ない。

しかし、批評となると話しは変わってくる。

好みはほとんど排除された状態で、ある種の正しさを孕んだ言葉たちが私に飛んでくる。

「こ

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パブリックに晒すことができない思考は、どこに置けばいいのだろうか。

パブリックに晒すことができない思考は、どこに置けばいいのだろうか。

わたしたちは、どこかでマジョリティで
どこかで、マイノリティだ。

完全にマジョリティな人間も、
完全マイノリティな人間も
きっといない。

マイノリティを救おうとする人は
マジョリティであることが
ほとんどなのではないだろうか。
それは、偽善なのだろうか。

マイノリティはマジョリティと
わかりあえるのだろうか。
わかったふうに思われるのは
嫌なのだろうか。
精一杯の共感に
虚無を感じるのだろう

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わたしは、どこまでも、わたしで。あなたには、ならない。決して。

わたしは、どこまでも、わたしで。あなたには、ならない。決して。

毎日更新しようと書き溜めた記事もありましたが、ここ最近本業が忙しくてこちらまで手が回ってませんでした。というか、書きたいなーとか出したい記事だなーとか、そんな気持ちも低かったので、出してませんでした。すみません。って、こんなこと書かんでもいいんやろけどな。

ト、イウコトデ。

とりとめのない話ですが、今、書きたいことを書きます。
そういう日があってもいいよね。

( この記事はPCで見たほうがき

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エレベーターに上手く乗れないワタシは社会不適合者か。

エレベーターに上手く乗れないワタシは社会不適合者か。

私はエレベーターを上手く使いこなせない。

乗ったとき、行きたい階のボタンではなく今いる階のボタンを押してしまうからだ。

あげく、今いる階を押して、開くボタンを押すのだ。

「行き先階のボタンを押してください」

エレベーターにいつも怒られる。
開くボタンを押して、余計な無の時間を生み出してしまう。

これはどうしても直せない。

癖、なのかもわからない。

でも、27年間ずっとそうなのだから、

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書くことがめんどうなコピーライターですこんにちは

書くことがめんどうなコピーライターですこんにちは

突然だが、私はコピーライターの名刺をもって6年。
いまだに「書くことがめんどうくさい」。

いやいや、コピーライター名乗るなよ、
とおっしゃる気持ちはよくわかる……。わかります……。

まあ、とはいえ
めんどうくさい、と思うことは誰にでもあるのではないだろうか。
勉強も家事も恋愛も、そして仕事も。
だって、めんどうくさいんだもの。しょうがない。

しかし、全国のめんどうくさい人々に、
私は「それで

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