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何故恵まれない人間は努力しないのか?

特別支援学校出身の発達障害児が3年で偏差値を65上げ筑波大学に現役合格した話

私は中学まで特別支援学校に通っていた。高校から普通高校に行ったのだが当然授業はさっぱり分からない。私の通った高校は所謂名前さえ書ければ入れるクロマティ高校であり、入学時にそれまでの単元をちゃんと履修してるか?等の確認は勿論しなかった。この高校を知った時は「最高かよ!」と思ったが実際に入ってみると、それは「私に限らず生徒

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ホワイト世代のポンコツさが、氷河期世代への贈り物になる理由

ホワイト世代のポンコツさが、氷河期世代への贈り物になる理由

こんなことを言うと意外に思うかもしれないけど、ありがとうを伝えたいんだ。

君らのポンコツさのおかげで、僕らの賞味期限は伸びそうだから。

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「親ガチャ」考

最近、親ガチャという言葉をよく聞くようになった。生まれた家によって子どもの環境が決まってしまうのは昔からの話だが、ここにきてなぜ「親ガチャ」という言葉が根付いたのだろう?ということを、昨日のウェブ飲み会で話し合った。その中で、面白い指摘があった。じゃりン子チエ。

テレビアニメのその番組で、チエは見事な「親ガチャ」だといえる。夫婦は別れてお母さんはいない、父親はバクチとケンカばかりするろくでもない

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零細企業買収して売却した話

零細企業買収して売却した話

零細企業買収ですこんにちは。アカウントの柱である会社を売却してしまいアカウント存亡の危機です。

このアカウントの活動をエンタメとして面白がってくれる初期からの根強いフォロワー様たちから希望がありましたので、区切りの良いタイミングとなった今、メモを残しておきます。

ちなみに、前回のDXnoteは私一人の作業メモですが、今回のメモは二人分の視点を合算しています。

このアカウントで情報提供していた

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無茶すぎる起業

無茶すぎる起業

あれは確か2002年の6月の某日、突然、諸藤に「介護保険制度を知ってるか」と聞かれた。当然知らなかった自分は「知らない」と答え、そのあといきせき切ったように二人で会社を作らないかそこには2兆円のマーケットがあるそこで何か一生懸命やれば飯くらいは食えるオメにプライドなんてこれポチもないだろいいから独立しよういつならできるいつなら今の会社辞められる?と吠えられた。

僕は会社では邪魔者扱いされてたし挙

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「ごめんなさい 救助のヘリじゃなくてごめんなさい」

「ごめんなさい 救助のヘリじゃなくてごめんなさい」

「来ていますよ、津波。来ている、来ている! 川を上って来ていますよ! 正面」

それまで冷静だったパイロットの緊張した声で、カメラを前方へと向けると、名取川を津波が遡上してくる様子が確認できた。

午後3時54分。ヘリの映像が、テレビで生中継され始める。

白波がザーッと川を上ってくる様子の撮影を続けていると、再び前方の席に座るパイロットと整備士の叫び声がした。

「海、海、海。もっと左、左、左」

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第5回 転職ノススメ「仕事の1割は自分のために」

第5回 転職ノススメ「仕事の1割は自分のために」

今回は「仕事の1割は自分のため」ちゅう話させてもらうわ。転職を前提としたキャリアを考える上で、これ、むっちゃ大事やから。

どうゆうことかゆうとな、仕事って、「お客さんのため」とか、「組織のため」「取引先のため」「会社のため」「社会のため」とかそういう思いがないと中々頑張りきれへんところあるやんか。いや、そうゆうのがあると、ええ仕事が出来るって言い換えてもええかもしれへんけど。

もちろん仕事なん

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NotionとGoogleカレンダーで進める、プロジェクト管理方法

NotionとGoogleカレンダーで進める、プロジェクト管理方法

大小異なる複数プロジェクトが同時に動く中、進捗をNotionで記録し、Googleカレンダーで予定を立てたらうまく進むようになったので、現在の管理方法をまとめてみました。(僕は、ツールを自分が使いやすいようにカスタマイズして、ラクできることにテンションが上がるタイプです👨🏻‍💻)

Notionのレビュー記事はこちら ▼

予定を立てないと、仕事は前に進まない
これまで、さまざまなToDo管

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いつも、あれが最後だなんて気づきもせずに

いつも、あれが最後だなんて気づきもせずに

木に何羽止まってるんだよ、と思うくらいの小鳥のさえずりで目を覚ます。カーテンの隙間から、うっすらと光が差し込んでいる。夫はもう起きたようだ。片手を探り、スマホを取り寄せると時刻は朝の6時半。

手を伸ばせば届く距離に、娘が両手を投げ出して寝ている。

自由奔放という言葉がふさわしい寝相。クイーンサイズのベッドをほぼ占拠し、一緒に寝る私はわずかな隙間に追いやられるのが日常だ。

目を閉じて、静かな寝

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(マイルドな)「空気を読まない人」が、やはり組織には必要だ

(マイルドな)「空気を読まない人」が、やはり組織には必要だ

 キラキラしたスタートアップには、優秀でステキな人が多いと思う。みな考えかたが多様性に富み、とても大人だ。全員で一丸となって協力することが得意だし、ノリもいい。だから、「ビジョンで一つになる」チームが作れるし、その結果、そのチームの眩しさに憧れ、さらにまた優秀な人材も入ってくる。そういう会社は、SNSを使っての採用もとても強い。

 しかし、会社が順調に伸びているときはいい。多少ハードワークな状況

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名創優品(メイソウ、MINISO)の上場とアフリカからの逃走

名創優品(メイソウ、MINISO)の上場とアフリカからの逃走

名創優品(メイソウ、MINISO)が10月15日、ニューヨーク証券取引所に上場しました。

シンプルな店舗設計や商品デザインは無印良品やユニクロを、宝探し感のある多品種商品の低価格販売はダイソーやドン・キホーテを模倣していると言われ、パッケージや店舗に書かれた変な日本語が目を引く雑貨小売チェーンです。

サムネイルの写真は、エジプトのMINISOの店頭写真。「ジャパンファストファッションデザイナー

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男社会で負けて男をやめた話

男社会で負けて男をやめた話

まず、私は男社会で完全敗北した男です。
もう2度と社会に戻ることはないでしょう。

『強い男』になりたかった男でした。

警察官。現場作業員。前科者だらけのブラック企業。
・・・これまで私が勤めてきた会社はどれも、過剰なほど『男らしさ』を求められる男の職場ばかりでした。

男は男らしさを求められるあまり、
苦しんだり、苦しめたりしてしまうことがある。

最近では「男は弱くても良い」という意見をたび

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大関をたった14場所で陥落した男ープロローグ1/2

大関をたった14場所で陥落した男ープロローグ1/2

「大関」をたった14場所で陥落した男

こんなタイトルで、ライター養成講座の卒業制作を書いた。

取材記事6000字。テーマは自由。何を書いても良いって、素敵だよね。「編集・ライター養成講座」だから、テーマを決めるところも取材の申し込みをしてアポをとるところも課題の一貫。私はダメ元で日本相撲協会に問い合わせをした。

まず日本相撲協会の代表に電話をする。事情を話すと「広報部にかけて」と言われ、広報

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抹茶のスフィア

抹茶のスフィア

英語でSpecificationと呼ばれるこのテクニック。以前、『抹茶のスフィア』の記事でご紹介しています。

通常の球状化はアルギン酸液をカルシウム溶液に落としますが、こちらはカルシウム液をアルギン酸に落とす『逆球状化』というテクニックです。通常の球状化は時間を置くと硬くなってしまうという弱点がありますが、こちらの方法であればそれほど神経質にならずとも大丈夫。

動画のほうがわかりやすいので、作

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