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swimmer―mi
2019年4月7日 23:45
あなたと私が夢の国森の小さな教会で結婚式をあげました照れてるあなたに虫達がくちづけせよとはやしたてそっとあなたはくれました赤 青 黄色の衣装をつけたてんとう虫がしゃしゃり出てサンバにあわせて踊り出す愛する二人に鳥達も赤いリボンの花かごと愛のくちづけくれました今日は楽しい夢の国森のお祭り舞踏会白いドレスで出掛けます幸せ誓ったお祝いに森の可愛い虫達が楽器を持
2019年4月3日 23:44
ほら、みて。やっと来た。ずうっと待ってた甲斐があったね。ねぇ、あの雨にうたれに行こうよ。さぞ やわらかぁい音がして、きっと すごぉくいい香りがするんだよ。いいよ。行こう。あの雨にうたれたらきっともうここへは還ってこられないかもしれないけれど。それでも、いいの。あの雨にうたれたらはじまるの。はじまるんだよ。こんなにわくわくすることって他にないじゃない。そう
2019年3月26日 22:57
おまえたちは、むしられないだけ感謝したまえよ。この國は、おまえたちをむしったり折ったりすることなく、咲くことを許可している。おまえたちを見ては感動するものたちもおるのだぞ。おまえたちは咲くだけで誰かを幸福にしている。いや、哀しませることもあるかもしれないが、それでも誰かを殺しにいくわけでもあるまいに。そのはなびらがやわやわとほころぶとみながよってたかってその下に集う。
2019年3月26日 22:48
歪みのなかで、揺れて、揺れて、揺れて、揺れて、揺れて。今日の空は、とても良い色合いです。良い色合いですか。へー。そうです。とても良い色合いです。このまま黒くなることも、白くなることもできる、とても中途半端な、まるできみの心のような空色じゃないの。んんん。たしかに。そうなら、たしかに良い色合いなのかも。いったり、きたり。いなくなって、また戻って。いったまま、戻らない
2019年3月26日 22:40
このアナを通過するハリたちはいつも痛くて痛いのはいやだからもっとアナを拡げようそうしたら痛くないって信じてた大きくあいたアナを見てなにをおもうのアナだらけになったカラダはとても軽いそれはあいてるひとしかわからないアナだらけのひとにしかわからないハリたちは今日もたくさん飛び交うよ突き刺さるよりマシでしょう? #詩 #短編 #
2019年3月18日 17:05
《赤》きみがぼくの手をひっぱって愉しそうに駆けるからかかとを踏んだままのスニーカーがそのまま麗らかな光の世界へ飛んでいきそうで「さて、どこでしょうかっ?」天真爛漫を開花させた満面の笑みでいつもぼくを真っ直ぐみつめる「なに?なにが?」「この白木蓮の中に1つだけお花じゃないものが、かくれんぼしてます。さて、どこでしょうかっ?」見上げると、純真無垢な純白たちが眩しい青空に輝きわた
2019年3月12日 02:57
「ほらほら、ごらんなさいよ。」天女のひとりが足をくずしながらそう言いつつ、下界を指さしました。薄紫の雲は、駆けよった幾人の天女たちで溢れていて、凛と佇む梅花の眼福にみなが微笑み合い、風が纏った紅い芳しさが、天女たちの歌声をさらに悦ばせました。智の梅花、咲き乱れるは、百花斉放。麗の今日、待ちわび続け、はや幾年。此方に咲くは、天花乱墜、智の扇。解語之花よ、錦上添花の、満願成就。
2019年3月3日 20:08
雨の菊というタイトルで写真を投稿したら、すぐに絵を描いてくれた方がいました。すごい。感動しました。。ありがとう。 #訃報 #雨 #菊 #雨の菊 #写真 #イラスト #イラストレーター #手描き #アート #デザイナー #春 #オリジナル #感謝 #日記 #クリエイター #日常 #お地蔵さま #御供え
2019年3月4日 16:06
みるく色の雲と優しい水色の空がいちごみるくの花のおやつを食べたくて。いちばん近いあたしのことを見てはうらめしそうに流れてく。どうだ!きみたちには、食べられまい!しあわせの春の甘いあまーい味。いただきまあす!をひとりじめ。にんまり時間をひとりじめ。 #春 #空 #桜 #青空 #短編 #詩 #ポエム #幻想 #ファンタジー #しあわせ #幸福 #写真 #
2019年3月2日 00:40
ひとつ、独りの地の底がふたつ、二人でみた夢とみっつ、みなが知るころによっつ、黄泉からよみがえろ いつつ、いのちの産声がむっつ、無尽の“わ”をえがきななつ、涙の髪飾りやっつ、八重の花が咲く ここのつ、今夜は祝言をとうで、永久の饗宴歌 #妖魔 #数え唄 #イザナミ #詩 #替え歌 #神話 #海 #短編 #幻想 #ポエム #歌詞 #オリジナル #神 #楠桂
2019年2月17日 03:06
ある夜のことでした。そうくんはお母さんと夜空を眺めていました。お母さんは言いました。「今日のお月さまはとっても綺麗だね。ほら、あの雲をみてごらん。なんだか龍のようだね。」「うん。お月さまの光があたって虹色のドラゴンみたいだ!」そうくんは、嬉しそうに言いました。その夜、そうくんは暖かいお布団で眠りにつきました。そして、夢をみました。…えーん。えーん。あれれ?誰
2019年2月15日 03:00
不思議なものですね、あなたさまがそのようにお思いになるなんて。いつもなら、それでもまた繰り返し繰り返し、その光る銀の糸をたらしておやりになるのでしょう?ほら、御覧くださいませ。潸潸たるあのこもごも蠢く光景を。わたくしに至っては、そのようなお立場ではまず御座いませんから、これでもめっぽう困惑しているのですよ。いえ、あなたさまがそのようにお思いになることは、少しも可笑しいことでは御座いません