櫻井朝子

WEBライターをしながら、期間限定・間借り本屋「KAZENONE BOOK」を始めまし…

櫻井朝子

WEBライターをしながら、期間限定・間借り本屋「KAZENONE BOOK」を始めました。今後は荒川区を拠点に、本と街をつなげる活動をしていきます。タバタバーにも月2回立っています。

メンバーシップに加入する

「スナックあさこ」はこれまでリアルなコミュニティとして、レンタルスペースなどを活用し、誰でも気軽に飲みに行ける場を運営してきました。 今はコロナの影響もあり、なかなかリアルなコミュニティの場を持つことは難しいのですが、同時に自分が居場所だと思える、オンラインでのつながりの大切さも感じています。 このサークルでは、オーナーである私、あさこママを中心として様々な方と一緒に”暮らし”にまつわるあれこれをお互いにポジティブにシェアしていく活動をしていきます。 ▼具体的にはこんなテーマをイメージしています。 最近読んでよかった本、買ってよかったモノ、朝の過ごし方、仕事(働き方)のこと、大人のコイバナ、メンタルケアなど slackを使用し、情報をシェアしていく形をとります。コロナが落ち着いたら、メンバーでリアルスナックあさこをやることが目標です……! ▼どんな方でも参加していただいても大丈夫ですが、ポジティブな活動を心掛けてほしいです。もちろん、見ているだけでも大丈夫。また、勧誘行為などが見受けられた場合などは退会していただく場合もありますのであらかじめご了承ください。

  • スタンダードプラン

    ¥300 / 月

マガジン

  • 「KAZENONE BOOK」のこと

    誰かの心に心地よい風の音が聞こえるような本を選び、届ける人。いろいろな活動の様子をご紹介します。

  • 日々感じること。

    ふと歩きながら思った、あまり大したことではないけれど、今の自分だからこそ気付けた、世の中に対しての気づき、発見についてちらほら。

  • お仕事のはなし。

    仕事への想い、もやもや、などなど。

  • 本・映画・ドラマについて

    大体わたしのインプットはこの3つ。書評を上手に話せる人になりたい。

  • 東京の街歩きについて。

    東京のなかでもまだまだ行ったことのない街がたくさんある。そんな街に出会ったときの刺激を残しておこうと思います。

記事一覧

固定された記事

週末、間借り本屋「KAZENONE BOOK」を始めます

突然ですが、2ヶ月間の期間限定で、本屋をすることになりました。 名前は「KAZENONE BOOK(カゼノネブック)」。 オープンの時期は3月中旬ころ3月23日(土)に決まりまし…

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2か月前
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新しい本との出会いが求められている|KAZENONE BOOKの週報(4/18~4/21)

さあ、今週もやってきました。週報の時間です。 初めてお店にいらっしゃった方に「週報、見てます」と言われたりして、調子にのりそうなので気をつけます。 久しぶりに4日…

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ちゃんと届く人には、届くんだ|KAZENONE BOOKの週報(4/11~4/14)

・週報(3/23~3/31)はこちら ・週報(4/4~4/7)はこちら ・KAZENONE BOOKの紹介はこちら 週報も3回目になりました。意外と続いています。 今週は元々お休みの予定だっ…

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13日前
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奇跡を呼んだ、仏像えほん|KAZENONE BOOKの週報(4/4~4/7)

・週報(3/23~3/31)はこちら ・KAZENONE BOOKの紹介はこちら 4月4日(木)くもり(前回の週報で書きそびれたこと…) ・3月30日に「どうぞの本棚」という企画を店の入り…

櫻井朝子
2週間前
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KAZENONE BOOKの週報(3/23~3/31)

3月23日から始めた、間借り本屋「KAZENONE BOOK」。詳細はぜひこちらの記事をご覧ください。 オープンしてから8日ほどの営業日を過ごしただけなのですが、控えめに言って…

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3週間前
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嫉妬で身動きがとれなくなったら「舞台裏」を想像してみる

昨日、ようやく重い重い一歩を踏み出してきました。 というのも、ここのところずっと「いつか本屋をやりたい」としつこく周囲に言っていた私。住み慣れた大好きな荒川区と…

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10か月前
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いい器は、私を裏切らない

娘が産まれてから、夕方のニュースをよく見るようになった。 お気に入りはTBSのNスタ。男性の井上アナの顔がタイプなのと、キャラクターにほとんど興味を示さない娘が唯一…

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1年前
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手をかけたごはんと、自然の音

もうすぐ9ヶ月になる娘。 ここのところ母の体の上をよじ登るわ、ひっくり返って頭を打ってもけらけら笑っているわ、どこまでもほふく前進で動き回るわ。前よりずっと体力…

櫻井朝子
1年前
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明るいほうへ、導く人になる

今年に入り、作家の土門蘭さんがnoteで公開している日記「火星日乗」の購読を始めた。 日々淡々と起こった出来事を記録されているだけなのだけれど、土門さんの日常に少し…

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下北沢から、卒業した

先日夫に娘の面倒を頼み、一人で遊びに行く時間をもらった。娘が生まれたばかりのころは美容室に行く休みをもらっても、子供のことが気になりすぎて、ちっとも休んだ気がし…

櫻井朝子
1年前
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娘を産んでも、わたしは何も変わらなかった

お腹に子どもができる前から周りの人によく「子どもを産んだら、女の人って変わるよね」と、言われてきた。だからなんだかすごく、産むのが怖かったことを、ふと思い出した…

櫻井朝子
1年前
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「中古建売プチリノベ」が、わたしたちにはちょうどよかった

2022年10月、思い切って家を買いました。 7月に長女を出産し家族が一人増え、さらに家を買うなど、本当にビッグな出来事が重なる年だったなあと、しみじみしています。 …

櫻井朝子
1年前
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夫婦関係を、アップデートした

結婚してもうすぐ4年。このところ、夫との関係性が変わったなあと思うことが増えた気がする。 私の中で夫は、「家庭」という小さな社会の中で起きる諸々のプロジェクトを…

櫻井朝子
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もしもあなたが、荒川区町屋周辺に住んだなら

お久しぶりのnoteになってしまいました!みなさんいかがお過ごしでしょうか。 前回書いたお引越しの記事から、早1年……。あっという間だったなぁ。 * 突然ですが、私は…

櫻井朝子
2年前
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憧れの「古民家暮らし」は叶わなかったけれど。

実はこの春、引越しをしました。引越し、といっても前の部屋から自転車で5~6分圏内の移動で、行動範囲が少し広がったくらいの距離。家賃は1万円ほど上がったのだけれど、…

櫻井朝子
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二度と会えない、あの人

ようやく心が安定してきたいま、好きな音楽をかけて、文章を書けるほどになった。やっかいなことに、PMSが久しぶりにひどかったという話。 どれほどひどかったかというと…

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櫻井朝子
3年前
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週末、間借り本屋「KAZENONE BOOK」を始めます

週末、間借り本屋「KAZENONE BOOK」を始めます

突然ですが、2ヶ月間の期間限定で、本屋をすることになりました。

名前は「KAZENONE BOOK(カゼノネブック)」。

オープンの時期は3月中旬ころ3月23日(土)に決まりました(3月14日追記)!新刊・古本を取り扱う予定です。場所は東京の荒川区西尾久。自宅から徒歩15分ほどの距離にある、知人が器屋をしているスペースを間借りしての運営となります。

普段はWEBライターの仕事をしていますが、

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新しい本との出会いが求められている|KAZENONE BOOKの週報(4/18~4/21)

新しい本との出会いが求められている|KAZENONE BOOKの週報(4/18~4/21)

さあ、今週もやってきました。週報の時間です。
初めてお店にいらっしゃった方に「週報、見てます」と言われたりして、調子にのりそうなので気をつけます。

久しぶりに4日間通しで営業できたこともあり、とても充実していました。もりもりの内容になるかもしれませんが、長文お付き合いいただけたら嬉しいです。

それでは4月18日~21日の週報にまいりましょう。

・KAZENONE BOOKの紹介はこちら

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ちゃんと届く人には、届くんだ|KAZENONE BOOKの週報(4/11~4/14)

ちゃんと届く人には、届くんだ|KAZENONE BOOKの週報(4/11~4/14)

・週報(3/23~3/31)はこちら
・週報(4/4~4/7)はこちら
・KAZENONE BOOKの紹介はこちら

週報も3回目になりました。意外と続いています。

今週は元々お休みの予定だった13日(土)に加え、娘の体調不良があり、14日(日)も急遽お休みをいただいてしまいました。
ご来店予定だった皆様、また次月の企画の打ち合わせに時間をとってくださっていた方、申し訳ありませんでした。

当初

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奇跡を呼んだ、仏像えほん|KAZENONE BOOKの週報(4/4~4/7)

奇跡を呼んだ、仏像えほん|KAZENONE BOOKの週報(4/4~4/7)

・週報(3/23~3/31)はこちら
・KAZENONE BOOKの紹介はこちら

4月4日(木)くもり(前回の週報で書きそびれたこと…)
・3月30日に「どうぞの本棚」という企画を店の入り口で始める。(詳しくはこちら)。「どうぞのいす」という絵本になぞらえた、いわゆる目隠し本で本のやり取りを地域のみんなでやりましょう、というもの。最初は身内にやってもらって、本がある風に見せないとな~なんて思って

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KAZENONE BOOKの週報(3/23~3/31)

KAZENONE BOOKの週報(3/23~3/31)

3月23日から始めた、間借り本屋「KAZENONE BOOK」。詳細はぜひこちらの記事をご覧ください。

オープンしてから8日ほどの営業日を過ごしただけなのですが、控えめに言って、控えめに言って、ものすっっっっっごく楽しいです。

楽しすぎて、5月末に終えるのが悲しい。きっとそれ以降は私、抜け殻になってしまうだろうなあと今から思うくらい。

始める前は「大好きな本が嫌いになったらどうしよう」「お店

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嫉妬で身動きがとれなくなったら「舞台裏」を想像してみる

嫉妬で身動きがとれなくなったら「舞台裏」を想像してみる

昨日、ようやく重い重い一歩を踏み出してきました。

というのも、ここのところずっと「いつか本屋をやりたい」としつこく周囲に言っていた私。住み慣れた大好きな荒川区という街で、本屋を開くことがいつしか夢になっていました。

とはいえいきなり固定の本屋をやろうとしても無謀すぎるに違いない。まずはポップアップなどいろいろなイベントに出店してみて、知見を増やしたい!と思い、1年ほど前にSPBSという本屋さん

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いい器は、私を裏切らない

いい器は、私を裏切らない

娘が産まれてから、夕方のニュースをよく見るようになった。

お気に入りはTBSのNスタ。男性の井上アナの顔がタイプなのと、キャラクターにほとんど興味を示さない娘が唯一テレビに映るとはしゃぐのが、TBS公式キャラクターのブーナちゃんだから、というのが大きい。(今度ぬいぐるみでも買ってあげようかな)

毎日流れてくるのは同じようなニュースばかりだけど、あまりいい気分で見られないのは値上げの話。

どこ

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手をかけたごはんと、自然の音

手をかけたごはんと、自然の音

もうすぐ9ヶ月になる娘。

ここのところ母の体の上をよじ登るわ、ひっくり返って頭を打ってもけらけら笑っているわ、どこまでもほふく前進で動き回るわ。前よりずっと体力がついてきたなあと感じることが増えた。

4月からは保育園の入園も控えているので、一日中べったりいられるのもあと少し。

今のところ「一人の時間が確保できることが楽しみ!」な気持ちのほうが強いけれど、直前になったらまた変わるかもしれない。

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明るいほうへ、導く人になる

明るいほうへ、導く人になる

今年に入り、作家の土門蘭さんがnoteで公開している日記「火星日乗」の購読を始めた。

日々淡々と起こった出来事を記録されているだけなのだけれど、土門さんの日常に少しだけお邪魔しているような気がして、読んでいて楽しい。

文庫本以下の値段で好きな作家さんの日常を覗けて、さらにその文章に触れて刺激を受けられるのだから、安いものだと思う。

毎日土門さんの日記に触れることで、なぜ彼女の文章が好きなのか

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下北沢から、卒業した

下北沢から、卒業した

先日夫に娘の面倒を頼み、一人で遊びに行く時間をもらった。娘が生まれたばかりのころは美容室に行く休みをもらっても、子供のことが気になりすぎて、ちっとも休んだ気がしなかった。幸いママがいないとどうにもならない子ではないので、私は私でしっかり休もうと、6ヶ月経ってようやくリズムが掴めてきたような気がする。

休みをもらうと大抵、行きたかった本屋さんに行くようにしている。今回は下北沢で、好きなオンライン本

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娘を産んでも、わたしは何も変わらなかった

娘を産んでも、わたしは何も変わらなかった

お腹に子どもができる前から周りの人によく「子どもを産んだら、女の人って変わるよね」と、言われてきた。だからなんだかすごく、産むのが怖かったことを、ふと思い出した。自分が自分じゃなくなる、らしい。好きだった人が好きじゃなくなる日がくる、らしい。

当たり前だけれど、わたしの前例はどこにもなく、先が見えなくて不安だった。

じゃあ実際に産んでみてどうだろう。6か月経って振り返ってみた。答えは一つ。意外

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「中古建売プチリノベ」が、わたしたちにはちょうどよかった

「中古建売プチリノベ」が、わたしたちにはちょうどよかった

2022年10月、思い切って家を買いました。

7月に長女を出産し家族が一人増え、さらに家を買うなど、本当にビッグな出来事が重なる年だったなあと、しみじみしています。

さて今回まとめておきたいと思ったのは、家を買ったことについて。

単に家を買った話ではなく、「中古建売物件を買って、プチリノベした」ことについて語りたいなあと思い、筆をとった次第です。

最初にお見せすると、

はじめはこんな物件

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夫婦関係を、アップデートした

夫婦関係を、アップデートした

結婚してもうすぐ4年。このところ、夫との関係性が変わったなあと思うことが増えた気がする。

私の中で夫は、「家庭」という小さな社会の中で起きる諸々のプロジェクトを、一緒にこなしていくためのパートナーなのだな、という認識に変わってきた。

これまではただ一緒にいて楽しい、話すと面白い、辛いことがあると慰めてくれる優しい人、くらいにしか思っていなかったのだけれど。

好きな人と結婚できてオールオッケー

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もしもあなたが、荒川区町屋周辺に住んだなら

もしもあなたが、荒川区町屋周辺に住んだなら

お久しぶりのnoteになってしまいました!みなさんいかがお過ごしでしょうか。

前回書いたお引越しの記事から、早1年……。あっという間だったなぁ。

*

突然ですが、私はいま夫と一緒に「日暮里舎人(とねり)ライナー」と「都電荒川線」という、都内では比較的マイナー路線の沿線で暮らしています。

そのご近所さんであり「デザイナー大家」という肩書きで活動している友人、戸田江美さんが、この度とっても素敵

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憧れの「古民家暮らし」は叶わなかったけれど。

憧れの「古民家暮らし」は叶わなかったけれど。

実はこの春、引越しをしました。引越し、といっても前の部屋から自転車で5~6分圏内の移動で、行動範囲が少し広がったくらいの距離。家賃は1万円ほど上がったのだけれど、それでも「ああ、この部屋に来てよかった!」と思える出来事がありました。

それは先日のこと。夫がとつぜん、お店で使うようにと、タケノコをたっぷり買ってきた日のことでした。(夫はタバタバーという、小さな立ち飲み屋を、東京の田端という街でやっ

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二度と会えない、あの人

二度と会えない、あの人

ようやく心が安定してきたいま、好きな音楽をかけて、文章を書けるほどになった。やっかいなことに、PMSが久しぶりにひどかったという話。

どれほどひどかったかというと、精神的に参って仕事ができなくなるだけでなく、ようやく机に向かおうとした矢先に、ソファの脚に小指を思い切りぶつけただけで床に突っ伏して「私はなんてダメ人間なんだ」と、号泣するレベル。のど元過ぎればなんとやら。今思えばなんでそんなことで泣

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