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カウンセリングとカウンセラー

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カウンセリング受け歴、カウンセラー遍歴です。
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トライアンドエラーの記録 3回目のカウンセリングの総括

トライアンドエラーの記録 3回目のカウンセリングの総括

30代前半で会社を辞めて落ち込みでひどいうつ状態になったときから、都内のカウンセリングオフィスに通っていた。

それは30代半ばで、父が脳梗塞で倒れるまで、5年ほど引きこもり、ニート生活と並行して続いた。

その人生で3回目か4回目、1番長く通ったカウンセリングの総括。

⬜︎都内でのカウンセリング

⚫️動機
カウンセリング代表の本を読み、腑に落ちたり納得したりその通りだと思ったり共感を得たとい

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2度目のカウンセリング、カウンセラーとの別れ

2度目のカウンセリング、カウンセラーとの別れ

転院してからは、将来のことを棚上げして生きることにした。

そして、それまでの勉強、座学的なコースから外れてしまったことから、全然違う道、違う生活や生き方をしようと思ったように思う。

それで、運送会社の倉庫で仕分けの仕事を始めた。あまり人目を気にすることもなく、しかも頭よりも体を使う、人間関係や接客、人を扱うのではない仕事についた。

といっても派遣労働者としてだ。

この倉庫での肉体労働は、当

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転院先の病院

転院先の病院

新しい病院での初診、医師は、よく話を聞いてくれている印象だった。

そこで、今までの経緯を話すと、医師から、社会不安障害と、抑鬱状態との診断がくだった。

診断名がついたときはなんだか少しすっきりとしたような気もした気がする。

そして、今までの治療であまり効果が感じられなかったことなどを話し、薬も変更して処方してもらい、さらに、クリニックに常駐のカウンセラーとのカウンセリングも勧められた。

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転院

転院

鬱とカウンセラーから宣告され、心療内科の受診を勧められて、クリニックに訪れた。

このクリニックに訪れたのはこれが3回目だ。

1度目は、大学時代のカウンセラーに受診を勧められた時。

2度目は、会社員生活で、対人恐怖症のような状態になってしまったときに、どうにかしたくて受診している。

その時は、

日常生活に困ってるわけじゃないんでしょ?仕事に差し障りがあるわけではないんでしょ?

と言われて

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それが鬱です。

それが鬱です。

その当時、そのカウンセラーは皇居に近い一角の建物に勤務していた。

その場所へ時抱くから向かうには、地下鉄に乗り換えて出かける必要があった。

その地下鉄の乗り換え時、長い階段を上り下りしている時、自分の体に異変があった。

体が妙に重く、足が進まない。めまいみたいなものもして、少しの距離が進めない…。

なんだかカラダがおかしい、動かない。

やっとのことでカウンセラーの元へ辿り着き、途中にあっ

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退職〜職業訓練校〜再カウンセリング

退職〜職業訓練校〜再カウンセリング

新卒で入った会社を辞めて、その後の話。

記憶が朧げだけれど、失業保険の手続きをして、パソコンの基礎スキルを習う職業訓練校に通った。

これも、今考えると、失業した人が通る、レールに乗っかっていたように思う。

特にパソコンスキルを習いたいという意思もやる気もなく、なんとなく、何にもしないで過ごすことに抵抗があったり、家で親の目があったり、自分自身、外れたレールに早く戻らねばという焦りみたいなもの

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カウンセリング履歴② 大学時代の学生相談室その2 論文の題材になる

学生相談室でのカウンセリングでは、こんなことがあった。

カウンセリングをはじめて2年目、大学に復学して2度目の大学一年生を送っていた頃の話。

この頃は学生生活は割合と順調であった。

はじめて真剣に交際する女性も学内ででき、音楽サークルにも出入りし、自分の学生生活に求めたもの、それ以上の経験ができ毎日充実していた。

そんな中、カウンセリングも引き続き続いており、週一度、カウンセラーになんでも

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カウンセリング履歴① 大学時代の学生相談室その1 はじめての心療内科

カウンセリング履歴① 大学時代の学生相談室その1 はじめての心療内科

大学に復学してからのカウンセリングの話。

復学してからも、カウンセリングは続けていたと以前のnoteで書いた。

ここでのカウンセリングでは、幼少期からの自分のこと、最近会ったことなど、自由に話していいという中で、いろんなことを、その都度話していた。

学生生活は復学してから割合と順調で、特別にこれといった困りごとや苦しんでいること、悩み事と自覚していることがあったわけではない。

このころ、は

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復学後の大学生生活 学生相談室でのカウンセリングとカウンセラー①

復学後の大学生生活 学生相談室でのカウンセリングとカウンセラー①

大学に戻ることを決めて、そこからは、2回目の大学一年生をやり直すことになる。

それからの学生生活は、概ね、大学4年の就職活動までは、大きな支障はなく、大学生生活をわりあいと謳歌できたような記憶だ。

今でも大学時代はよかったな、自分の中でいい思い出としての記憶で残っている。

復学して、そこからもカウンセリングは継続して行なっていた。

本来、というか今考えると、当初学生相談室の扉を開いた理由で

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大学休学② 学生相談室その6 ジャミロクワイと復学

大学休学② 学生相談室その6 ジャミロクワイと復学

大学は6月にはもう通っていなかったと思う。

大学で知り合った知人友人のなかでは、2、3人にそのことを伝えたくらいだったと思う。

そして、週一で2時間半かけて学生相談室に通い、ある心理学の技法を用いたカウンセリングを受ける以外は、ほぼフリーターといった生活が始まる。

今振り返ると、ほとんど覚えていないけれど、その生活の中で、高校時代くらいにハマった洋楽のCDを買ったり、聴き込む、音楽雑誌を読む

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大学休学① 学生相談室その5 家族と話す

大学休学① 学生相談室その5 家族と話す

大学を休学する方向で考えていることを、親に伝えた時の話。

母親の反応はよく覚えていないけれど、復学の可能性も残していたことからか、渋々に近い感じで認めてくれたような気がする。

その時、父親と珍しくちゃんと話をした。

その時の父親は、休学の判断の是非とかではなく、自分の話をしていた。

父親の会社では、出身校により学閥があること。あとは、社会に出るとなかなか友人ができにくく、友人ができるのは学

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大学入学④ 学生相談室その3 カウンセリングと休学

大学入学④ 学生相談室その3 カウンセリングと休学

カウンセリング、カウンセラーとの出会い。

記憶が朧げながら、辿ってみると、最初はカウンセラーが目を瞑り聞いてるんだから聞いてないんだかよくわからない中話をしていくなか、

寝てるんですか⁉︎

と聞いたこともあったような記憶が。

ただ、小さな熊というかずんぐりむっくりとした男性のカウンセラーで、あまり警戒心を抱かず、自分の思ったこと、感じていることなどを話していった記憶がある。

そして、話進

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大学入学③ 学生相談室その2 相談室での出会い

大学入学③ 学生相談室その2 相談室での出会い

学生相談室の扉を開いてから、私はその後の人生で、今に至るまでおそらく良い意味でも悪い意味でも大きな影響を受けることになる、カウンセリング、カウンセラー、心理学というものにで会う。

それまでの私は上記のカウンセリング、カウンセラー、心理学というものに対して、知識として言葉や存在は知っていたものの、興味もなく縁はなかった。

ただ単純に現状になんだか違和感を感じる、このまま漠然とどこかのサークルに所

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大学入学② 学生相談室…その1

大学入学② 学生相談室…その1

大学に入って二か月もすると、周りはチラホラサークルも決まりだしたり、取る科目も決まりだしたりした。

でも、自分はまだサークルも決められないし、なんだか、言いようのない焦りと違和感を感じ始めていた。

何かが違う。

私の入学した大学は東京の西の方、山の中にあり、周りに何もないところだった。通学に電車とバスを乗り継ぎ、実家から2時間半もかかった。

通学も一苦労な距離だ。

この時点でもう、入学前

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