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Changing Course

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人間、時々AC、または障害者。が生きてる日記。 マガジンタイトルはアダルトチャイルド(アダルトチルドレン。AC)の概念の生みの親であるクラウディア・ブラック氏の著書邦題『子ども… もっと読む
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#エッセイ

“毒親”への感謝と、“毒母”という言葉について思ったこと

“毒親”への感謝と、“毒母”という言葉について思ったこと

毒親、という言葉に思うこと「私の親は、毒親でした。」

こう言葉にし、書けるようになるまで、ずいぶんと時間がかかりました。

「私は虐待被害者です。」

これだって、今なら書けます。

けれどどちらの言葉も、口に出して言うことはまだできません。
それでも私は、かつて自分のおかれていた環境を、あらわすことができるようにはなりました。

数年前、20代の終盤。
ツイッターで「うちの親は毒だった」と書け

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絶対に成功する方法を教えましょう

絶対に成功する方法を教えましょう

世の中には色々なうさんくさい誘惑があるけれど、だいたいみんな「絶対」とか「確実」とか言ってくる。

そしてそれらは大抵がコンプレックスを突いてきて、成功したい、お金持ちになりたい、痩せたい、病気を治したい、モテたい、痩せたい、なんかの欲望にすり寄ってくる。

あれ?いま痩せたいって2回言ってない?深層心理?

まぁ、いいや。

僕も35歳だしこれまで色々と自分の中で暴れる欲望と戦ってきたし、なんな

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休むのが難しい 記事担当 Kai

だいぶ根詰めてるからスマホとか置いて何もせずに休むべきコンディション。眠れていないしさしてくえてもない、何より寝たきりのまま頭脳労働し過ぎて過労状態で悪循環なんだから。

で、休もうとしたら「俺」に人格交代。

仕組みはもうわかっている。PTSDになったばかりだ、休むなんて前頭葉辺りがすげー勢いで活発化してできねー。疲れて気も済んでボンヤリしそうになった。危険を全力で回避せねばって状態の脳はスイッ

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『ユニクロ潜入一年』&『この地獄を生きるのだ』

『ユニクロ潜入一年』&『この地獄を生きるのだ』

(born webマガジンに寄稿した記事と同一の内容です。)

以前、ブラック業界で働いていたことがある。

最もひどいときには1日の労働時間、という概念が無かった。24時間、仮眠と食事、トイレ以外はすべて仕事、という生活を送っていたのだ。
仕事場の床か移動中のタクシーの中で、ジャンパーにくるまって30分とか、1時間といった細切れの睡眠を取る。1日につき計3時間眠ることができればラッキーなほうだ。

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体力つけたい・PTSDやうつ病の改善(体力や運動、栄養面などから)・(衰弱状態からの)リハビリ・(凄く軽度からの)運動・習慣病知識・ダイエット・40代・女性・睡眠改善

この辺を全部とは言わなくてもいくつかはカバーしてる情報・書籍あったらメッチャ売れると思うんだが……。

だが「愛される障害者」とかもうマジで御免被る。

そんな条件クリアせんと生きられんって何やねん。

人間としての誠実さと間違えるんじゃないよ。

イライラ撃退法|中川千英子(脚本家)|note(ノート)https://note.mu/kotoritori/n/n1e71dac4920a

コチラ素晴らしい。

ココには書いてない言い方だと「まず自分を幸せにしなさい」という、英国では子ども育てる時に言い聞かす当然の言葉だと言うのを思い出した。

イライラ撃退法

イライラ撃退法

何となく、周りの人に対してイラついてしまう日、ありませんか?
約束したことをいつまで経ってもやってくれない人があっちにもこっちにもいるぞ、と思ったり、「私のこと軽く見てるよね?」という態度を人からとられてしまったり……。

「やるべきことをやってくれない人」に関しては、催促したらうるさがられるかな?と遠慮するのを止めて、リマインドの回数を増やすぐらいしかできることはないと思います。
こういう時は「

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逃げ道として何かを盲信すること

逃げ道として何かを盲信すること

傍から見るとすごく怪しげなものに、なぜかどっぷりハマってしまう人、あなたの身近にいませんか?(怪しげな新興宗教にのめり込むとか、そういう話です。)
「なんであんなの信じるわけ?」と見下すことは簡単ですが、きっとそうなってしまうのには、それぞれの事情があるんだろうと思います。

何人かのそういう人たちを見て、私が感じる共通点は「理不尽な目に遭い過ぎていること」です。
例えば、身勝手な人から長年振り回

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ネガティブ王の教え

ネガティブ王の教え

「ポジティブ教には染まらない男」という投稿にも書きましたが、夫が筋金入りのネガティブシンキング王です。

ポジティブばかりが持てはやされるこの世の中に逆行する人の言い分を聞いていると、目から鱗がぽろりと落ちることもあるので、今日はそれを一つご紹介したいと思います。

ポジティブなことを考えていると良いことが引き寄せられ、ネガティブなことを考えていると悪い結果がもたらされる!
だからいつも前向きなイ

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オレたちはただ、やりたいからやってる

小学一年生のころ、担任の先生が「龍の子太郎」を読み聞かせしてくれて、夢中で聞いていました。
読み終えると、先生は次に「ちいさいモモちゃん」を読んでくれて、私は、この二つの面白いお話はどちらも松谷みよ子さんという人が書いたのだと知りました。

時は流れて、物書きになった私は今、児童向けの物語を作る仕事に取り掛かっています。
この仕事に着手するにあたって、最初に頭に浮かんだのは、松谷みよ子さんのことで

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