植村なおみ

こんにちは(o^^o)読売テレビで28年間アナウンサーをしていました。朝早い番組のMC…

植村なおみ

こんにちは(o^^o)読売テレビで28年間アナウンサーをしていました。朝早い番組のMCや夕方ニュース番組のキャスター、新人アナの採用まで担当。現在は『キューン』と『ギューン ↑』と言う深夜番組のチーフプロデューサーをしています♫

記事一覧

『この和室に“隠れ茶室”の入り口があります。分かりますか?』

京都の妙心寺の塔頭、退蔵院には 秘密の茶室があるのをご存知ですか? 参禅を第一主義とする妙心寺では、 茶の道が修行の妨げになると考え、 これを禁じた時代があったそ…

植村なおみ
4時間前

『京都に咲き乱れる花々。オススメは意外な季節!こんなに綺麗だなんて♫』

お洒落してお出かけすると、 嬉しくなってテンションが上がるものですが… その最たるものが “着物”のような気がします。 洋服だったら撮らない写真も、 着物を着てい…

7

『世界を変える?素晴らしい事業が生まれる瞬間とは!!』

変化が激しく、 未来を予測することが困難な現代。 ここ数年、 企業内の「新規事業」や 「イノベーション」の必要性が 声高に叫ばれています。 『イノベーションの創出が…

1

『胸がしめ付けられる…母の言葉。』

母が入院した病院は、 未だにコロナ対応で面会が出来なかった。 ところが… 間もなく、その面会も解禁になると言う。 そんな折、 母の携帯から電話がかかって来た。 「…

『合コンって、本当にあったんですね?されたことあるんですか?』

19歳のゴルフ部の学生さんと話をした。 大阪で寮に入っていると言う。 毎日、何をしているのか尋ねると… 「筋トレ、練習、試合、…ですかね。  連盟の手伝いとか。」 …

1

『今年、最後の桜は…満開の桜の下、愛する人を偲んで開かれた茶会でした。』

日本画家として名を馳せた橋本関雪。 1945年に61歳で生涯を閉じるまで 住み続けた邸宅が京都にあります。 白砂村荘です。 関雪の数々の名画を生み出した 国の名勝にも指…

植村なおみ
10日前
4

『京都の桜☆穴場中の穴場を内緒でご紹介!このお寺発祥の、お寺の名前がついた椿も!』

今年で2年目を迎えるYouTube “朱子となおみの京さんぽ”by桝屋高尾!! 京都西陣で生まれ育った帯屋さんの四代目、 朱子さんに案内してもらって 京都の素敵なところに着…

植村なおみ
2週間前

『祇園で発見!世界の都市を“香”で巡る旅に出られるカフェ☆』

仕事やお茶会、イベントなどで 週に3日は通っている京都!! にも関わらず、 今まで知らなかったお洒落なカフェが 祇園に出来ていたんです。 それも!あの!! 『 agnès…

植村なおみ
2週間前
2

『LOVE・かがやきながらここにいます。』

“わん・碗・ONE”茶会で出会った… 超ラブリーなお茶碗っ♫ きゃあっ! キュートっ(o^^o) とは言え、 このお茶碗を作ったのは… 笑顔は可愛いらしいけれど、 私より年…

植村なおみ
2週間前
2

『桜もいいけど椿もね☆京都で思わず見惚れる椿は…』

この時期、桜に心を奪われがちですが… いやいや、完全に奪われていますが… (^◇^;) 実は、桜だけでなく 椿も美しく咲き誇る素晴らしい季節なんです。 『椿』と聞いて一…

植村なおみ
3週間前

『800年の伝統文化を守るお手伝いは…白拍子で!!』

平安時代中期に生まれ、 鎌倉時代に京の都で大流行した「今様」。 当時、“今風”だったことから 「今様」と呼ばれるようになりました。 後白河法皇は 世にもまれな今様…

植村なおみ
3週間前
3

『京都の意外な魅力!新しくて伝統あるスポットが生まれました☆』

京都! と言うと… 一番に浮かぶのが風情あるお寺や神社。 …ですが、 実は、長い歴史に裏打ちされた 素敵な洋館も沢山あるんです。 期間限定で公開されている建物もあり…

植村なおみ
3週間前

『え?街のために頑張るSNOOPYとゾウさん?』

ふと歩いていると… 目に飛び込んで来た、可愛らしい後ろ姿。 え。 なになになに??? 背伸びをするように 向こうを見ている…君!! 胸キュンな後ろ姿に誘われて 前…

植村なおみ
3週間前
1

〜この石の名前、意味、知っていますか? 自分で作っちゃいました!〜

「ここから先は、行っちゃダメ!」 そんなメッセージを、 言葉ではなく風情のある石で伝える“関守石”。 お茶事やお茶会に行った先で 茶庭や露地の飛び石、岐路に 関守石…

植村なおみ
4週間前
3

『春うららかな日、敢えて出かけず家に居る理由…♫』

ひさかたの 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ   紀友則『古今集』 今日は久しぶりに… 本当の本当に、 何の予定もない1日。 この時期、 京都や兵庫、…

植村なおみ
1か月前

『桜舞い散る、そこは…☆ 京都で大正浪漫の時代に迷い込みました。』

京都・北白川の疎水沿いにある 「銀月アパートメント」。 大正期に建てられたといわれるレトロな洋館です。 そんな… スパニッシュコロニアル様式の洋館の一部屋、 “銀…

植村なおみ
1か月前
2
『この和室に“隠れ茶室”の入り口があります。分かりますか?』

『この和室に“隠れ茶室”の入り口があります。分かりますか?』

京都の妙心寺の塔頭、退蔵院には
秘密の茶室があるのをご存知ですか?

参禅を第一主義とする妙心寺では、
茶の道が修行の妨げになると考え、
これを禁じた時代があったそうです。

ところが!
やはり茶道の魅力は強かったようで…
執心のあまり、
密かに茶室が作られました。

「かくれ茶室」。
一見しただけでは分からないように、
巧みに設計されています。

こちらの和室に、
その入り口があるのですが…

もっとみる
『京都に咲き乱れる花々。オススメは意外な季節!こんなに綺麗だなんて♫』

『京都に咲き乱れる花々。オススメは意外な季節!こんなに綺麗だなんて♫』

お洒落してお出かけすると、
嬉しくなってテンションが上がるものですが…

その最たるものが
“着物”のような気がします。

洋服だったら撮らない写真も、
着物を着ていると…
ついパシャパシャっ(o^^o)

ハシャイでしまいがち♫

それだけ“着物”には
気持ちを華やがせてくれる効果があると思うのです。
それは年齢を重ねても変わりません。

着物を着ると言うことは
着物や帯を買うこと。
つまり!

もっとみる
『世界を変える?素晴らしい事業が生まれる瞬間とは!!』

『世界を変える?素晴らしい事業が生まれる瞬間とは!!』

変化が激しく、
未来を予測することが困難な現代。

ここ数年、
企業内の「新規事業」や
「イノベーション」の必要性が
声高に叫ばれています。

『イノベーションの創出が企業の将来を左右する』
そう言っても過言ではないからです。

そんな企業内での新規事業の創出に
真剣に取り組んでいる会社の
お手伝いをさせて頂きました。

積水化学グループの
『アクセラレータープログラム』です。

積水化学グループ

もっとみる
『胸がしめ付けられる…母の言葉。』

『胸がしめ付けられる…母の言葉。』

母が入院した病院は、
未だにコロナ対応で面会が出来なかった。

ところが…
間もなく、その面会も解禁になると言う。

そんな折、
母の携帯から電話がかかって来た。

「なおみちゃん?…生きてるよ。…じゃね。」
『待って、待って!
 あとちょっとしたら会いに行くよ。』
「わあ…またホテルに行けるの?」
『!!!』

今年のお正月、
コロナの間、4年間会えなかった母と
都内のホテルに3泊4日で泊まった

もっとみる
『合コンって、本当にあったんですね?されたことあるんですか?』

『合コンって、本当にあったんですね?されたことあるんですか?』

19歳のゴルフ部の学生さんと話をした。
大阪で寮に入っていると言う。

毎日、何をしているのか尋ねると…
「筋トレ、練習、試合、…ですかね。
 連盟の手伝いとか。」

『え?女の子と出かけたり、とかは?
 合コンとかしないの?』
「合コン?ですか?
 あ、それ、聞いたことあります。
 合コンって、本当にあったんですね。
 合コンされたことあるんですか?」

『えーえーえーっ!』
「どうやって女の子

もっとみる
『今年、最後の桜は…満開の桜の下、愛する人を偲んで開かれた茶会でした。』

『今年、最後の桜は…満開の桜の下、愛する人を偲んで開かれた茶会でした。』

日本画家として名を馳せた橋本関雪。
1945年に61歳で生涯を閉じるまで
住み続けた邸宅が京都にあります。

白砂村荘です。

関雪の数々の名画を生み出した
国の名勝にも指定されている見事な庭は、
関雪自らが設計を手掛け、
半生をかけて完成させたものだそうです。

その庭には…
若き橋本関雪が画家として立身する時期を支えた
“よね”のために建立した茶室があるんです。

『憩寂庵・倚翠亭』。
病に倒

もっとみる
『京都の桜☆穴場中の穴場を内緒でご紹介!このお寺発祥の、お寺の名前がついた椿も!』

『京都の桜☆穴場中の穴場を内緒でご紹介!このお寺発祥の、お寺の名前がついた椿も!』

今年で2年目を迎えるYouTube
“朱子となおみの京さんぽ”by桝屋高尾!!

京都西陣で生まれ育った帯屋さんの四代目、
朱子さんに案内してもらって
京都の素敵なところに着物でお出かけしています。

地元の人しか知らない
隠れスポットをご紹介しながら、
着物の素朴な疑問に答えるYouTubeですが、
毎回、その日の装いの着物コーデをチェック。

“着物のプロ”!
…とも言える朱子さんに、
目から

もっとみる
『祇園で発見!世界の都市を“香”で巡る旅に出られるカフェ☆』

『祇園で発見!世界の都市を“香”で巡る旅に出られるカフェ☆』

仕事やお茶会、イベントなどで
週に3日は通っている京都!!

にも関わらず、
今まで知らなかったお洒落なカフェが
祇園に出来ていたんです。

それも!あの!!
『 agnès b. 』のCAFE 、祇園店。

2023年にagnès b.日本上陸40周年の記念に
祇園に出店されたそうです。

築100年弱のお茶屋さんを
agnès b.らしくお洒落にリノベ。

京町家ならではの中庭があって、
燦々

もっとみる
『LOVE・かがやきながらここにいます。』

『LOVE・かがやきながらここにいます。』

“わん・碗・ONE”茶会で出会った…
超ラブリーなお茶碗っ♫

きゃあっ!
キュートっ(o^^o)

とは言え、
このお茶碗を作ったのは…

笑顔は可愛いらしいけれど、
私より年上の
川尻潤さんと言うアーティストのお兄様でした。

うーん。
そのギャップも楽しくて
ついつい川尻さんの作品に目が行ってしまいます。

そんな川尻さんの個展
「LOVE・かがやきながらここにいます。」
いやはや、タイトル

もっとみる
『桜もいいけど椿もね☆京都で思わず見惚れる椿は…』

『桜もいいけど椿もね☆京都で思わず見惚れる椿は…』

この時期、桜に心を奪われがちですが…
いやいや、完全に奪われていますが…
(^◇^;)

実は、桜だけでなく
椿も美しく咲き誇る素晴らしい季節なんです。

『椿』と聞いて一番に思い浮かぶのは、
京都の法然院。
谷崎潤一郎など文人達のお墓がある境内は
春になると真っ赤な薮椿で彩られます。

境内だけでなく法然院の中も!
椿の鮮やかな色彩で華やぐんです。

通常は非公開の伽藍内ですが、
春と秋の一時期

もっとみる
『800年の伝統文化を守るお手伝いは…白拍子で!!』

『800年の伝統文化を守るお手伝いは…白拍子で!!』

平安時代中期に生まれ、
鎌倉時代に京の都で大流行した「今様」。

当時、“今風”だったことから
「今様」と呼ばれるようになりました。

後白河法皇は
世にもまれな今様の熱愛家で、
「今様」に熱中し過ぎて喉を痛めた、と
史書にも残されているほどです( ^ω^ )

 遊びをせんとや生れけむ、
 戯れせんとや生れけん、
 遊ぶ子供の声きけば、
 我が身さえこそゆるがるれ。

500首を超える「今様謌」

もっとみる

『京都の意外な魅力!新しくて伝統あるスポットが生まれました☆』

京都!
と言うと…
一番に浮かぶのが風情あるお寺や神社。

…ですが、
実は、長い歴史に裏打ちされた
素敵な洋館も沢山あるんです。

期間限定で公開されている建物もありますが、
いつでも、誰でも訪れることが出来る洋館と言えば、
京都府庁の旧本館です!

100年以上の歴史を持ち、
重要文化財にも指定されているレンガ造の建物は、
外観は洋風ながら、
建物内部は随所に和風の優れた技術が取り入れられ、建

もっとみる
『え?街のために頑張るSNOOPYとゾウさん?』

『え?街のために頑張るSNOOPYとゾウさん?』

ふと歩いていると…
目に飛び込んで来た、可愛らしい後ろ姿。

え。

なになになに???

背伸びをするように
向こうを見ている…君!!

胸キュンな後ろ姿に誘われて
前に回ってみると…

なんと、なんと!!

SNOOPY君が!
ミラーを守っているではありませんか( ^ω^ )

ひゃあーっ!!
こんな可愛らしいSNOOPY君に守られていたら
ミラーを見逃すことはないですねー。

『ご苦労様です

もっとみる
〜この石の名前、意味、知っていますか? 自分で作っちゃいました!〜

〜この石の名前、意味、知っていますか? 自分で作っちゃいました!〜

「ここから先は、行っちゃダメ!」
そんなメッセージを、
言葉ではなく風情のある石で伝える“関守石”。

お茶事やお茶会に行った先で
茶庭や露地の飛び石、岐路に
関守石が置いてあったら…
そこから先に行ってはイケない、と言うサインです。

『これより先、入るべからず!』
そんな看板が素敵なお庭にあったら興ざめしますが…

関守石がさりげなく置いてあると
“あ、そうなのね。入られたら困るのね。”
なん

もっとみる
『春うららかな日、敢えて出かけず家に居る理由…♫』

『春うららかな日、敢えて出かけず家に居る理由…♫』

ひさかたの 光のどけき 春の日に
しづ心なく 花の散るらむ   紀友則『古今集』

今日は久しぶりに…
本当の本当に、
何の予定もない1日。

この時期、
京都や兵庫、奈良。
山や街中、お寺や公園の桜を追いかけて
外出しまくっていますが…

実は!
リビングの窓から見える桜が
まさに今、満開になっているのですっ(o^^o)

我が家の目の前にある
ソメイヨシノ、里桜、山桜…

4月は少しずつ時期を

もっとみる
『桜舞い散る、そこは…☆ 京都で大正浪漫の時代に迷い込みました。』

『桜舞い散る、そこは…☆ 京都で大正浪漫の時代に迷い込みました。』

京都・北白川の疎水沿いにある
「銀月アパートメント」。

大正期に建てられたといわれるレトロな洋館です。

そんな…
スパニッシュコロニアル様式の洋館の一部屋、
“銀月サロン”で、
今年も『桜茶会』が開かれました。

大切なお友達が予約をしてくれた日は…
枝垂れ桜が満開!!

サロンの中も外も桜色に染まります。

桜の花が浮かべられた
桜色の花器が部屋の雰囲気を彩っていました。

まずは
ジャスミ

もっとみる