記事一覧
#063『Iメッセージ』で関わろう!
アドラー心理学に関する書籍を読んでいる時に、『YOUメッセージ』ではなく『Iメッセージ』で伝えることの重要性について学んだ。『Iメッセージ』で伝えることを意識する中で、生徒指導の基本は『Iメッセージ』で行うことだ大切だと感じるようになった。
『Iメッセージ」と『YOUメッセージ』の違い
『Iメッセージ』とは、発信者が自分の感情や経験に焦点を当てるメッセージのことである。具体的には、「私は..
#062 指導のしない!?生徒指導
問題行動に対してどのような指導を心がけているだろうか。問題行動といっても、廊下を走る、教室で追いかけっこをするといったものから、重大ないじめにつながる事案まで、さまざまなものがあるため、「〇〇に気をつけている。」と言い切るのは難しいかもしれない。
しかし、私は「指導しない『!?』生徒指導」を行うように心がけている。『!?』が付いている理由は、生徒指導と言っている時点で、「指導」はしているからだ
#061 キャリア教育✖︎生徒指導
キャリア教育という言葉が出てきた頃は「キャリア教育=職業体験」というようなイメージを持っていた。しかし、本校の研修でキャリア教育について学ぶうちにイメージが変わり、正しく理解できるようになってきた。そんな中、生徒指導提要(令和4年12月改訂)を読んでいるとキャリア教育をと生徒指導との関わりが深いことに気付いた。
キャリア教育で育成すべき基礎的・汎用的能力
これらの四つの基礎的・汎用的能力は、
#060 生徒指導の基本は授業で行う
担任を兼務しながら生徒指導主任を務める中で、「生徒指導の基本は授業」だとつくづく感じる。子供達が学校で過ごす大半が授業である。また、令和4年に改訂された生徒指導提要には、生徒指導の重層的構造(図1)というものが示されている。
この重層低構造を見ても分かるように、生徒指導の根底にあるのは「発達支持的生徒指導」である。「発達支持的生徒指導」は下記のように示されている。
生徒指導の基礎になる部