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教育ICT×国語教育のお仕事、よろず相談お受けします!
東京学芸大学教育学部を卒業し、同大学院で教育学修士を取得。横浜の聖光学院中学・高等学校で国語科教諭として28年間勤めました。
現在は、都留文科大学文学部国文学科の教授です。
専門は、日本近代文学、国語教育学ですが、Google for Education 認定イノベーター、ロイロノート・スクール認定ティーチャー、Canva 認定教育アンバサダーなどとして、教育ICTを教育現場に効果的に導入す
ChatGPTと考えてみた「自由進度学習って、学校の授業でやることなのかな…。」問題
自由進度学習不要論今朝は、新潟大学附属新潟小学校の中野裕己先生のポストに触発され、対話型生成AIと小一時間の意見交換をしました。
中野先生のポストは、こういうものです。
小一時間の対話を踏まえ、生成AIにやりとりをまとめてもらった結果がこれです。
いろいろなやりとりをしましたが、まずもって穏当なまとめが得られました。「自由進度学習」というのが何を意味するのか、「学校」「授業」「子供」という単
生成AIと国語科教育の未来ー新たな授業と学びを切り拓く
ラウンドテーブルのエントリーに失敗!5月25日(土)26日(日)に鹿児島大学で開催される全国大学国語教育学会でラウンドテーブルをしようという話になり、2月22日にChatGPTを使って趣旨文の草稿を作成。Googleドキュメントでシェアしてメンバーでブラッシュアップする作業をしました。
ほぼ一週間後の2月28日(水)にエントリーしようとしたところ、学会のサイトに申込リンクが見当たらず、ラウンドテ
Teacher Canvassdor のオリジナルトートバッグを作りました!
デザインのポイントになる人物を画像生成して、Canvaでトートバッグを作りました。
画像生成のためのプロンプトは、こんな感じ。
できあがったデザインは、以下の4つです。
それぞれのキャラクターにキラキラネームをつけてみました。
好みのデザインはどれでしょうか。
アンケートをつくったので、感想をお聞かせください。
学校と不登校の再定義―多様性を包摂する教育の未来
不登校は不適応?学校が社会の縮図であるならば、その教育機関内で生じる不登校の問題は、単に個々の児童生徒が「適応」できないという問題ではなく、教育システムと社会全体の構造的な問題を映し出しています。性的多様性、民族的なマイノリティ、発達特性を持った児童、ハンディキャップを背負った人々など、さまざまな背景を持つ人々が直面する困難は、彼らが既存の社会に「適応」するのではなく、社会そのものが変わることで解
もっとみるChatGPTで会議の予習をしたら国立教育政策研究所のハンドブックには妥当性を欠くところがあるのではないかという話になった件・・・が私のハルシネーションだった件^^;
国立教育政策研究所が出している指導資料・事例集の中に「学習評価の在り方ハンドブック」という資料があります。
そこに「主体的に学習に取り組む態度」を評価する際の観点として「粘り強さ」と「自己調整力」があげられていて、両者の関係について以下のようなグラフが提示されています。
山梨県教育庁の会議に出席するにあたって、PDFで送られてきた資料を読み込ませつつ、ChatGPTを相手に予習をしていた時に、ひ
学び続ける定年間際の老教授―コロナ禍に出会った忘れがたい人を生成AIが再現してくれました!
忘れがたい人がいます。もう定年で二度と教壇に立つことはないはずなのに、それでも学び続けようとしていた老教授です。
そのときのことをプロンプトとして書きつけ、DALL-Eによって生成された画像をシェアします。
以下は、ChatGPT4に投稿したプロンプト全文です。
まさにあのときのディスプレイの空気感が、最初の出力で見事に映像化されました。感動的な出来栄えです。
いやいや、伝えたいことはもっと別
中野裕己先生のワークショップに参加しながらChatGPT4でメモを取って指示をしたらわかりやすいレポートが生成された件
中野裕己先生(新潟大学附属新潟小学校)の「ロイロが支える国語科の個性的な学び」というワークショップに参加し、途中で思い立ってChatGPT4のプロンプトとしてメモを投入し、いくたびもその場でフィードバックをもらいながら対話をした上で、最後に得られた出力です。
直前のプロンプトは、「中野先生のワークショップが終わりました。ここまでのやりとりをふまえ、中野先生のワークショップの内容を簡潔にまとめて
教員向けのワークショップに参加しながらChatGPT4でメモを取ってみたらバッチリだった件
今日は、第28回沖縄県マルチメディア教育実践研究大会に参加しました。
私は、ワークショップ2の時間帯に「教室に笑顔を広げるCanva ―ワクワクする授業を実現する最強ツール」をしたのですが、それ以外の時間は参加者として他の先生方のお話とワークを楽しみました。
午前中におこなわれたワークショップ1の時間は、中野 裕己先生(新潟大学附属新潟小学校)の「ロイロが支える国語科の個性的な学び」に参加しまし
Google Jamboard 提供終了とユーザーの声―権力と正義のはざまで
Googleが教育ツールであるJamboardの提供終了を発表した際、多くの教育関係者からの驚きや失望の声が上がりました。
一方で、提供終了への反対や抗議の声は意外にも少ない。この状況は、単なるITサービス終了のニュースを超え、巨大な企業の権力と一人ひとりのユーザーの権利の問題について、あらためて考えさせられる契機となりました。
プラットフォーマーの権力とユーザーの権利Googleのようなプラッ
生成AIと文化の交差点―「パンドラの箱」をめぐる言葉の冒険
最近、ある知人が体験した出来事は、デジタル時代のコミュニケーションのあり方について、改めて考えさせるものでした。
その知人は、「生成AIというパンドラの箱を開けてしまった」という表現を自分の原稿の中で使ったのですが、推敲を依頼したChatGPTから何度も書き直しを促されたというのです。
その知人は、自分の考えを述べる上で、この比喩がぴったりだと感じていたにもかかわらず、AIから繰り返し書き直しを提
【ショート動画】Canvaの「背景を差し替え」でシンキングツールを使った授業を効果的に展開できる!
Canvaがあれば、ロイロノート・スクールを使えない学校でシンキングツールを使った授業をすることができます。
昨日紹介した画像のスマホ版です。
最初に公開した横長画面のものより上手くできました!
シンキングツールはCanvaでつくったデザインを画像としてフォルダにまとめて置いておくと便利。
アイデア出しをした後で、ツールを切りかえ、思考・判断・表現の活動のバリエーションを増やせます。
Canv
Jamboardの代わりにCanvaのスライドを使う―思考ツールのきりかえができました!
Jamboardがなくても思考ツールのきりかえを使った授業を展開するには、Canvaのスライドが使えます!
付箋は四角形の図形の背景色を変え、文字を打ち込めばOK!
思考ツールは、Canvaでつくったデザインを画像としてフォルダにまとめて置いておき、取り出して「背景を差し替え」をします。
Canvaで作成した思考ツールのテンプレートのダウンロードリンク(Canva)は概要欄に!