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  • Yielding Embodiment®

    Yielding Embodiment® Orchestrationに関連する記事をまとめています。

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    Yielding Embodiment®︎セッションを受けていただいた方からのご感想をまとめています。

記事一覧

固定された記事

偶然性とイールドワーク

この世界は偶然に満ち満ちている。 偶然にうまくいくことばかりなのに、そのことに無自覚になり、偶然性を軽んじる傾向が強い。 『なるほどの対話』という河合隼雄さんと…

流生
1年前
18

2024.05.13 ぼくにとっての青い彼岸花

珈琲の香りが好きだ。 毎朝パートナーが珈琲を淹れる。 その香りに誘われて、ぼくはキッチンへと向かう。 ただ、ぼくはそれを飲むことが出来ない。 なぜなら、身体が受け…

流生
13時間前
6

2024.05.12 言語化宣言

毎朝、瞑想をしている。 その日によって、座る位置や向きが変わる。 パソコンから聞こえてくるガイダンスの声。 他の参加者の人数や雰囲気。 部屋にあるモノの配置。 窓か…

流生
1日前
7

2024.05.11 わたしは木になりたい

ぼくは木が好きだ。 数年前、仕事やプライベートで疲労し切っていた時には自然と森に足が向かっていた。 ようやっと仕事を辞めた時には、ほぼ毎日のように森に向かい、ただ…

流生
2日前
4

2024.05.10 河合隼雄が好きだ

河合隼雄さんが好きだ。 その言葉から、Yielding Embodiment®︎との共通点を感じる。 今日はひとつ紹介。

流生
2日前
2

2024.05.09 久しぶりに泣いた日

昨日は「Partners」2回目だった。 1回目で感じたことが、今回さらに自分に迫ってきた。 いや、迫ったというより激突してきた。 それは、自分に対する解像度の低さ。 自分…

流生
4日前
5

2024.05.08 「素直」という状態とは?

毎朝、「今日はどんな一日にしたい?」と自分に問いかけている。 今朝浮かんできた答えは、「力まず素直に。素直に動く」というものだった。 ふと疑問に思う。 素直って何…

流生
5日前
3

2024.05.07 「既知」から「未知」はめんどくさい

これ大切だな、重要だな。と感じることほど取り掛かるのにエネルギーがいる。 腰が上がらず、一歩がなかなか踏み出せない。 踏み出したら自転車のようにスイスイ進むのかと…

流生
6日前
10

2024.05.06 寝る前に幸せを感じる方法

「今日一日、どんな日にしたい?」 毎朝、自分にそう問いかけてノートに書くようにしている。 実務的なことを書き連ねる日もあれば、心構え的なことを書く日もある。 こ…

流生
6日前
7

2024.05.05 空気を「読む」と「感じる」

空気を読むと感じる。 どちらも身体でその場の雰囲気を感じ取っているけれど、 読むの場合は恐る恐るお伺いを立てている感じ。 感じるの場合は、堂々としている感じ。 読…

流生
8日前
3

2024.05.03 成功・失敗は距離

成功か、失敗か。 それは距離をどこに設定するかによって変わる。 近くに置いたら失敗でも、遠くに置いたら成功かも。 その場においては? 人生にとっては? 世界にとって…

流生
9日前
4

2024.05.03 やりたい暮らしを書き出す

今日から我が家は4時半起き生活がスタート。 サマータイム導入である。 日の出が早くなっているので、起きる時間も早くなるのは理に叶っていると思う。 まだ初日だが、今…

流生
10日前
11

2024.05.01 環境に適応してしまう我々

久しぶりに森の中を1時間歩いた。 結構疲れた。 最近は平坦な道を歩くことの方が多く、身体がそちらに適応していて凸凹の土の上を歩くことに戸惑っているようだった。 身…

流生
10日前
5

2024.05.01 みんな違うのが当たり前

今朝は「Partners」というコミュニティの第一回目のミーティングだった。 初めましての方が多かったけれど、リラックスして臨むことができた。 きっと自分を偽らない人が集…

流生
11日前
8

2024.4.30

お腹が空いていると、プンプンする。 寝不足だと、イライラする。 蒸し暑いと、むかむかする。 どこも痛くないと、ルンルンする。 気持ちの空気を吸うと、うきうきする。 …

流生
12日前
3

良くない癖に気づく

数日前、自分のある癖に気づいた。 そういう癖があることは以前にも気づいていたが、すっかり忘れていた。 その癖とは、「自分を低く見せること」。 初対面やあまり接点が…

流生
13日前
5
偶然性とイールドワーク

偶然性とイールドワーク

この世界は偶然に満ち満ちている。
偶然にうまくいくことばかりなのに、そのことに無自覚になり、偶然性を軽んじる傾向が強い。

『なるほどの対話』という河合隼雄さんと吉本ばななさんの対談本で、「偶然性」について語られている章がある。

イールドワークで考えてみると、セッションは偶然でしかない。
考えてやると失敗する。
「満足して欲しい(満足させたい)」「変化して欲しい(変化させたい)」。
そのためには

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2024.05.13 ぼくにとっての青い彼岸花

2024.05.13 ぼくにとっての青い彼岸花

珈琲の香りが好きだ。
毎朝パートナーが珈琲を淹れる。
その香りに誘われて、ぼくはキッチンへと向かう。
ただ、ぼくはそれを飲むことが出来ない。

なぜなら、身体が受け付けないのだ。
香りも味も好きなのだが、飲むと胃腸が「No!」とアピールしてくる。
気分が悪くなり、その日は機能しなくなる。
しかし、わたしは珈琲を飲みたい。
珈琲を克服したいのだ。

ジリジリと珈琲への想いを募らせ続けて数十年。
そん

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2024.05.12 言語化宣言

2024.05.12 言語化宣言

毎朝、瞑想をしている。
その日によって、座る位置や向きが変わる。

パソコンから聞こえてくるガイダンスの声。
他の参加者の人数や雰囲気。
部屋にあるモノの配置。
窓からの日差し。
気温や湿度。
などなど数えきれない事柄たちによって、座る位置が決まる。

ここ。と決めた位置に座り続けてその中で感じることも面白いだろうし、
ぼくのようにするのも楽しい。
なんにせよ、軽さがあるといい。

常日頃、ぼくら

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2024.05.11 わたしは木になりたい

2024.05.11 わたしは木になりたい

ぼくは木が好きだ。
数年前、仕事やプライベートで疲労し切っていた時には自然と森に足が向かっていた。
ようやっと仕事を辞めた時には、ほぼ毎日のように森に向かい、ただ歩いていた。
そして今はその森の近くに暮らしている。

森の、木のどこが好きなんだろう。
なぜこんなに魅かれるのだろう。

きっと、「何も言わない」ところが好きなんだと思う。
何も言わずに、ただそこに「いる」。
それがぼくに安心感をもたら

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2024.05.10 河合隼雄が好きだ

2024.05.10 河合隼雄が好きだ

河合隼雄さんが好きだ。
その言葉から、Yielding Embodiment®︎との共通点を感じる。
今日はひとつ紹介。

2024.05.09 久しぶりに泣いた日

2024.05.09 久しぶりに泣いた日

昨日は「Partners」2回目だった。
1回目で感じたことが、今回さらに自分に迫ってきた。
いや、迫ったというより激突してきた。

それは、自分に対する解像度の低さ。
自分に対する解像度が低いということは、すなわち世界に対する解像度が低いというわけで。
これまで面倒くさくて億劫で避けてきたものが、「もう逃がさねぇぞ」とすごい勢いでぶつかってきた。
こういう事態を期待して参加したのだけれど、いやぁ

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2024.05.08 「素直」という状態とは?

2024.05.08 「素直」という状態とは?

毎朝、「今日はどんな一日にしたい?」と自分に問いかけている。
今朝浮かんできた答えは、「力まず素直に。素直に動く」というものだった。

ふと疑問に思う。
素直って何気なく使っているけれど、一体どういう意味だ?
小学館の記事によると、
・「性格や態度がひねくれておらず、まっすぐなこと」
・「ありのままで飾り気がないこと」
これまた抽象的な答えである。

ひねくれておらず、まっすぐなこと。
誰の主観で

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2024.05.07 「既知」から「未知」はめんどくさい

2024.05.07 「既知」から「未知」はめんどくさい

これ大切だな、重要だな。と感じることほど取り掛かるのにエネルギーがいる。
腰が上がらず、一歩がなかなか踏み出せない。
踏み出したら自転車のようにスイスイ進むのかと思ったら、そうでもない。

坂道のようなイメージ。
困難、かどうかもわからず、ただ気が進まない。

坂を登ったその先に、素晴らしい景色があるかもわからない。
なんとなく感じるのは、今の自分にとっての「未知」に触れるだろうな。ということ。

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2024.05.06 寝る前に幸せを感じる方法

2024.05.06 寝る前に幸せを感じる方法

「今日一日、どんな日にしたい?」

毎朝、自分にそう問いかけてノートに書くようにしている。

実務的なことを書き連ねる日もあれば、心構え的なことを書く日もある。

この習慣を始めてから、変化したことがある。
それは、時間の使い方を意識するようになったことだ。
一日を何となく過ごすことは簡単だ。
しかし、何気なくYoutubeのショート動画を見始めた時に、ふと朝書いたことが浮かんできたりする。

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2024.05.05 空気を「読む」と「感じる」

2024.05.05 空気を「読む」と「感じる」

空気を読むと感じる。
どちらも身体でその場の雰囲気を感じ取っているけれど、
読むの場合は恐る恐るお伺いを立てている感じ。
感じるの場合は、堂々としている感じ。

読むは頭優位の処世術。己を隠す。おもねる。
感じるは、身体優位でさらけ出す。雰囲気の中で自律し、調和する。

読むはあくまで自分の見方
感じるは自分が薄まる、一体、あわい。

そして二つが同時にある。

どちらがお好み?

2024.05.03 成功・失敗は距離

2024.05.03 成功・失敗は距離

成功か、失敗か。
それは距離をどこに設定するかによって変わる。

近くに置いたら失敗でも、遠くに置いたら成功かも。
その場においては?
人生にとっては?
世界にとっては?

実は、成功、失敗なんてない。
設定による思い込み。
ただのひとつの事象でしかない。

気にすることはない。

2024.05.03 やりたい暮らしを書き出す

2024.05.03 やりたい暮らしを書き出す

今日から我が家は4時半起き生活がスタート。
サマータイム導入である。

日の出が早くなっているので、起きる時間も早くなるのは理に叶っていると思う。
まだ初日だが、今朝の寝起きの感覚はすこぶる良かった。

朝起きたら、クリエイティブな事柄をやる。
左脳が動き出す前にやるイメージ。
お腹が空っぽなのもいい感じだ。

今朝は、今後の人生設計を思いつくままに書き出してみた。
「人生設計」と書くと大袈裟だが

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2024.05.01 環境に適応してしまう我々

2024.05.01 環境に適応してしまう我々

久しぶりに森の中を1時間歩いた。
結構疲れた。
最近は平坦な道を歩くことの方が多く、身体がそちらに適応していて凸凹の土の上を歩くことに戸惑っているようだった。

身心は良くも悪くも無自覚なまま環境に適応する。
だからこそ、どんな環境に身を置くかがとても大切だ。

環境とは、どんな人と共に過ごしているか、どんなモノに囲まれているか、どんな食べ物を摂っているか、どんな景色を眺めているか、どんな匂いを嗅

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2024.05.01 みんな違うのが当たり前

2024.05.01 みんな違うのが当たり前

今朝は「Partners」というコミュニティの第一回目のミーティングだった。
初めましての方が多かったけれど、リラックスして臨むことができた。
きっと自分を偽らない人が集まっているからだろうな。

お題に対しての答えがみんな違うのが面白い。
その答えを読んでいると、何となくその人が見えてくるようでこれまた面白い。

同じ人なんて誰一人いない。
その当たり前を忘れて、みんな自分と同じように世界を見て

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 2024.4.30

2024.4.30

お腹が空いていると、プンプンする。
寝不足だと、イライラする。
蒸し暑いと、むかむかする。

どこも痛くないと、ルンルンする。
気持ちの空気を吸うと、うきうきする。
身体が軽いと、わくわくする。

身体の状態で気分は変わる。
身体の感覚に気づいていると、自分の気分の由縁がわかる。

自分の身体の感覚がわからない?
身体の感覚に気づけるようになるためには何をすればいい?
能楽師の安田登さんは、
「空

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良くない癖に気づく

良くない癖に気づく

数日前、自分のある癖に気づいた。
そういう癖があることは以前にも気づいていたが、すっかり忘れていた。

その癖とは、「自分を低く見せること」。
初対面やあまり接点がなかった人と会話する時に、まれに自分を低く見せることがある。
この始まりは小学生か中学生くらいで、少し舐められた方が嫌われないぞ。と当時身に付けた子供なりの処世術だったのだと思う。
あ、書いているうちに思い出してきたけれど、それであまり

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