見出し画像

【ガボール・マテ医学博士】あなたが人生に迷い、心からの幸せを感じない理由はこれだ! (すべてを変えよう) 1 (概要&インタビュー引用・翻訳)

YouTuberトム・ビリュー氏によるインタビュー番組より

This Is Why You Feel LOST & UNHAPPY In Life! (Change Everything) | Gabor Matè

(1時間36分)

【オリジナル動画(英語音声)で聴きたい方はこちらの「オリジナル動画」からどうぞ】 ↓この下に【オリジナル動画チャプター】あります。

【YouTuberトム・ビリュー氏インタビュー・オリジナル動画概要欄より】

現在、あなたもあなたの知り合いであっても、多くの人々が何らかの形で病気と向き合っています。それは、自己免疫疾患、代謝異常、または精神的な健康危機であっても、社会で生きる私達がどのように病気になったかという現実から逃れることは困難であるため、私たちは健康の欠如を正常化し、真の理由を疑うことなく、それがいわば新しい標準になってしまっています。

医学の進歩がより一般的なものとなり、速いペースで日々技術革新が進んでいるこの世界のはずなのに、人類が医療技術を開発し始めた当初よりも、実際には根本的な解決策から遠ざかっているか、あるいは、私たちが作り出した問題の表層を解決しているだけで、結果として、以前よりも最適な健康状態から程遠く遠ざかっているようにすら思えます。このようなことが起こるのは、いったいどういうことなのでしょうか?

ガボール・マテ医学博士は、40年以上の経験を持つ世界的に有名なトラウマと依存症の専門家で、子供の頃から大人になるまで、トラウマがどのように私たちに影響を及ぼしてきたかについて長年の研究・発表を重ねていらっしゃいます。このインタビューでは、ガボール・マテ医学博士の最新刊のタイトルでもある『The Myth of Normal』(仮訳:フツーという神話)について、ガボール・マテ博士が「有害」な要素とする文化におけるトラウマ、病気、そして癒しについてお話を伺います。ガボール医学博士は冒頭からこのThe Myth of Normal -(仮訳:フツーという神話)を紐解き、私たちが受け入れている新しい規範こそが、実は私たちを病気にしている理由を説明します。

また、幼少期のトラウマや抑圧された怒りが自己免疫疾患につながること、親の間違った判断に対する適応反応が大人になってから様々な問題を引き起こすことなどを明らかにし、ガボール・マテ医学博士は、あらゆるものの見方を根本から刷新する思考の材料を提唱しています。

ガボール・マテの最新刊『The Myth of Normal, Trauma, Illness, and Healing in a Toxic Culture』(https://amzn.to/3RQl0rg) をご購読ください。

【オリジナル動画チャプター】

0:00|ガボール・マテ医学博士の紹介
0:39|『The Myth of Normal -ノーマル(フツー)という神話』とは?
6:20|自分らしくある感覚(オーセンティシティ)と愛着(アタッチメント)
10:37|無条件の愛のための境界(バウンダリー)
19:45|自然に観る人間のアジェンダ
30:50|成長するための最高の人間の状況とは
36:36|健全な怒りの抑圧をやめる
47:39|うつ病と断絶(分離)
53:32|トラウマに対する感情のコントロール
59:46|トラウマの連鎖を断ち切る
1:12:35|幼少期の適応を癒す
1:23:50 | 無条件の愛の条件とは
1:27:14|不健康な文化を変える

【ドクター・マテ医学博士のインタビューより引用】

「この文化では、規範は健康でも自然でもありません。むしろ規範が私たちを病気にしているのだと思います。」

[0:56]

「この社会で条件を与えられた病気は、異常な状況に対する正常な反応であす。」

[1:11]

「つまり、私たちは自分の直感や感情に触れ、それに忠実でなければなりません。だから、私たちに必要なのは、自分に忠実でいられる関係であり、それこそが(精神的な)指示なのです。」

[4:25]

「感情を抑圧すると、免疫系も抑圧されてしまうのです。」

[5:55]

「幼児は無条件に受け入れてくれることを期待しているのです。(中略)私たちは、ある条件への期待として進化してきました。社会がその条件を満たしていないほど、より有害になります...」「私たちは、ただ単に境界(バウンダリー)を設定することによって、境界(バウンダリー)を設定することができます」

[7:56]

(大人は子供に)関係性を通し、自身の姿を見せることを通し、愛によって境界(バウンダリー)を設定することができます。そこに強制力を伴う必要はないです、物理的な力や権力を伴う必要はありません。

[13:26]

(子というのは)ある程度までは、ご飯を食べさせてくれたり、抱きしめてくれたりすることから、親に愛されていることはわかっていても、同時にその愛してくれている人たちが深く子を傷つけているということもあるわけで、そこでは心的外傷(トラウマ)を負っているのです。

[18:18]

富は物理的な所有物のセットではなく、社会的なつながりのセットとして定義されます。

[27:55]

この社会では、最悪のものが養われ、最高のものが抑圧されているのです。

[30:56]

怒りを感じないのは、怒りが許されなかった子供時代への適応です。その怒りを抑圧する感情的な生理的努力は、神経系と免疫系に負担をかけます。それは病気を生み出すのに大きな役割を果たします

[42:10] 

怒りとは健全であり、境界線(バウンダリー)の防衛です。

[44:15]

感情を抑圧すると、免疫系も抑圧されます。

[45:42]

トラウマは刷り込みで、まだ子供のように”現在”に反応するようになり、[...]自動的な反応で、そこにはそもそも意志がない...

[55:39

人にストレスを与えるのは、コントロールの喪失、不確実性、葛藤、情報の欠如です。

[1:05:15]

人に愛情を持つということは、その人のすることをすべて我慢するということではありません。[...] 私たちは境界線を引かなければなりませんが、問題は、どのように境界線を引くか、どんな精神で、どんな意図を持って引くかです。

[1:24:41]

私たちは自分たちの最悪のバージョンに落ち着かなければならないということがあるでしょうか...そんなわけはありません。

[1:33:13]



ここまでお読みいただき、ありがとうございます🍀

ガボール・マテ医学博士と、臨死体験を通じて無条件の愛で生きることを伝えている、アニータ・ムアジャーニさんとの対談動画も、以前、翻訳(全部)記事を書いたので、よろしければご覧ください。

次回の記事は、同じインタビュー動画番組 This Is Why You Feel LOST & UNHAPPY In Life! (Change Everything) | Gabor Matèから、抜粋して翻訳をお届けします。

思春期の親子関係を取り戻す〔増補改訂版〕 子どもの心を引き寄せる「愛着脳」
ゴードン ニューフェルド (著), ガボール マテ (著), 小野 善郎 (翻訳)

【ガボール・マテ医学博士(Gabor Mate)】 


ウェブサイト: https://drgabormate.com/
YouTube: https://www.youtube.com/channel/UCsRF...
Instagram: https://www.instagram.com/gabormatemd/
Twitter:https://twitter.com/drgabormate
Facebook:https://ja-jp.facebook.com/drgabormate/


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?