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『人口18万の街がなぜ美食世界一になれたのか スペイン サン・セバスチャンの奇跡』高城剛著 【食の本紹介】
7月にスペインに行くにあたり、楽しみにしていることの一つが、サン・セバスチャン旧市街のバルでタパスやピンチョスを食べること。
ちなみにタパスを串に刺しているとピンチョスというらしい。
テーブルに寄りかかりながら、肉やししとうがのっかったタパスを一口でがぶり。ワインをぐいっと一口。カウンターには目にも美しいタパスが並んでいる。店内は心地よい活気が満ちていて、あちこちで笑顔がこぼれている。そんな想
一瞬の影響力 日本を目指してやってきた
ビビビと強い直観を感じる。
あれ、今のはなんだったのだろう、と思う。
意識が殴られたみたいになって、見た目は何も起きてないけれど、心の中はすこく揺さぶられている。
またたきのような一瞬だった。強烈なイメージ、もしくは、はっきりとした予感がした。
意味を知りたくて、繰りかえし思いだす。
小学校5年生のとき、はじめてそういう瞬間におそわれた。
教室のまんなかあたりで友だちと立ってしゃべって
『&Premium カルチャーのあるカフェ』『珈琲いかがでしょう』〜食の本紹介〜
近所にできた「みんなでつくる本とアートの実験室」ラムリアにて、シェア本棚を借りています。食関係の本を集めようと決めて、100冊の本を紹介することをとりあえずのゴールに設定しました。今回は軽く読める2冊を紹介します。
6.『&Premium』カルチャーのあるカフェ(2016年10月号)
無料の「差し上げます」コーナーから拾ってきたんだか、買ったんだか。
手元にきたときからずっと大切にしている。い
起きるのではなく、起こされる
2月、亀のメメの姿を見なくなった。水槽のそばでおーいと呼びかけても、岩の中にいて出てこない。
おい、死んだか、と言って岩を持ち上げてみると、驚いて、かたまっている。熱を自分で作り出せない亀が寒さをしのいでそこにいるとわかっていても、ほとんど動かない姿は寂しいものだ。
岩は新しく買ったばかりで、おっかなびっくり登ったり降りたりする姿が可愛いかった。そんな姿をもっとみていたかった。それなのに、全く