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アパレル販売員の「よかったらご試着できますので」を撲滅したい!
お店で洋服を見ていると、まだ見ているだけなのに「よかったらご試着できますので」と店員さんに言われます。みなさんはそんなときどうしていますか?私は、少し面倒な気持ちになりながら顔だけそちらに向けて、聞こえるか聞こえないか分からないくらいの大きさの声で「はい」と言いながら、頷いたのか会釈なのか微妙な頭の動きをしてなんとなく相手の姿を視界に入れる感じです。タイミングに違和感のあるアプローチに対し、こち
もっとみる2022 ベストバイ
一回やってみたかったので、今年のベストバイをやります。
生活雑貨部門第一位
KINTOのダブルウォールグラス
冷たいものはなるべく冷たいままに、外側は結露せず、熱いものはなるべく熱いままに、外側は熱くなく。ダブルウォールは素晴らしい。
飲み口の丸みも優しさを感じます。
飲食部門第一位
マリアージュ・フレールのNo.955 THÉ SURLENIL
紅茶ではなく緑茶ベースのフレーバーティ
米富繊維さんのYonetomiの定番がとても良かった話
先日、久しぶりに個人オーナーのセレクトショップを訪ねました。場所は京都で、お店の名前は「ANOCOLOE」。四条にあります。
ラックにぎっしり掛けられた服、ちょっと雑に置かれたシューズ、アクセサリーやバッグまで片っ端から全部見て10点ほど試着して2点購入しました。見えていた限りではウィメンズが9割です。
せっかくお店に行くので、すんと気取った雰囲気よりも、多少ラックが窮屈でも洋服愛が感じ
この度、ファッションリテールからリーガルサービスへ。
去る12月3日、私は長年苦楽を共にしたファッション業界から降りることを決めました。6年目だった個人事業も閉業に向けて現在整理を進めているところです。
年が明けたら1月中には弁護士事務所の渉外部勤務になります。リーガルサービスの外商みたいな仕事です。このことを近しい人たちに話すと、私がファッション業界から抜けることには驚かれても行き先には納得されるようで、不思議なくらい同じ反応をされます。
初めて「仕入」を考えた数日間の気持ちを新鮮なうちに残しておきたいnote
販売の仕事は20年近く続けてきて、もちろんこれからも携わっていきたいのですが、生まれてこのかた私自身の手でお店を持ちたいと真面目に思ったことは正直ありませんでした。(だって絶対大変だもの!)
販売員も大変ですが、お店を持つこととの決定的な違いは在庫と売場を持つか持たないかにあります。
私がお店をやろうと思わなかった理由はたくさんありますが、この在庫と売場スペースの問題も大きいです。この