Kyo-asu

夫と筋肉と美容を愛する30代の女流官能小説家。双極性障害II型。普通に暮らすのは諦めま…

Kyo-asu

夫と筋肉と美容を愛する30代の女流官能小説家。双極性障害II型。普通に暮らすのは諦めました。

記事一覧

公開遺書

悪運が良かったらまた書くかもしれませんが、この日記は今日で最後。 決めたんです。 私は別の世界へとゆきます。 恨みつらみはありません。 ただ悲しみと気の抜け方が尋…

Kyo-asu
3年前
2

「わたし」の書き換えは結構大変

ふと思い立って名前を変えた。 ツイッターもインスタもIDから何から全て変えた。 あとはメールアドレスも変えちゃおうと思うんだけど、 結構大掛かりな作業になりそうでち…

Kyo-asu
3年前
2

ヴァルキュリアにひざまずく

休養をすると決めた。 私にとってK医師の決定は絶対なので、従うことにした。 傷ついた戦士の前 舞い降りる幻想の恋人夢を見た。 眠る私の横に、リエラ・マルセリスのよ…

Kyo-asu
3年前
3

あと一秒生きるために 魂の背中押せ

昨日の夜眠る頃に、玄関の前で猫が鳴いていた。 たぶん私が集会に来ないから呼びに来てくれたんだと思う。 「眠いからまた今度ね」と言ったらいつの間にかいなくなっていた…

Kyo-asu
3年前
1

幸せな夢を見た

夢の続きが見たくて少し寝坊してみた。 結局見られなくて30分とたたずに起きてしまった。 どこかの海辺で、マクロスFのミュージカルを上演していた。 私は前から四列目で…

Kyo-asu
3年前

情熱の死の淵から

希死念慮がひどくて目が覚める。 このところそうだ。 表向きは前向きな自分を装っているが、正直しんどい。 自殺企図までするエネルギーがないので朝はだらだらして過ごす…

Kyo-asu
3年前
4

正直の罪と嘘の罪

みなさんどうやって折り合いをつけて生きてるんですか?分からなすぎて立ち止まってうずくまって泣いている。 昨日一日、素直に生きてみた。 自分に嘘をつくのをやめてみ…

Kyo-asu
3年前
1

下品

朝食を切らしてしまった。 だから調子が上がらない。 思い出していた桜木町にかつてあった、薬寿堂という漢方薬局のこと。 店主の漢方の知識は確かなものだったけれど、古…

Kyo-asu
3年前
3

海は凪いでいる

その海は真水にレモンと塩を落とした海 その海は悲しみとやり場のない怒りで荒れ狂った海 海のそばで生まれ育った 夏になると毎年祭があって 海の神様に神輿を奉納するた…

Kyo-asu
3年前
3

頼りない生牡蠣のような感受性

汲む茨木のり子さんの「汲む」という詩が昔から好きだ。 (長いので全文掲載はやめとく。URL貼っときますね) https://ameblo.jp/1030kiku/entry-12420632816.html 前は意…

Kyo-asu
3年前
7

最後の一枚

きずだらけ見慣れぬ天井を見上げて携帯電話からこれを書いている。 私はどんな凄腕の看護師さんでも腕から採血できない体の持ち主なので、採血は基本手の甲からしてもらう…

Kyo-asu
3年前
1

女は一生シンデレラ

諸事情で神奈川を離れているので、携帯から手短に。  大人の階段のぼる 君はまだシンデレラさってコンビニで昨日流れてたんです。 また随分懐メロだなーとか思ってたん…

Kyo-asu
3年前
2

羨ましい!かっこいい!仮面ライダーセイバー

はじまりましたね。萌え語るよ! 文豪にして、ライダー。「えっちょっと何言ってるかわかんないです」っていうのが放送前の正直な感想だったんですけど、初回を見てトーマ…

Kyo-asu
3年前
1

頼りになる男たち

今日は尊敬する男性たちのご紹介〜。 たぶんずっとnoteやTwitter読んでくださってる方は「Kyo-asuって男性不信なんだろうな」と思ってるだろうと感じるので(まあ半分なり…

Kyo-asu
3年前
5

元気をもらっているのは私の方だ

「気分が晴れたから書けなくなった」のではなく、「発狂しそうなストレスに晒されているから日記と周囲への感謝しか書いていない」のだと気付いた話。 周囲に生かされてい…

Kyo-asu
3年前
3

嵐の気配の片隅で私はあなたに愛を告げる

ラブレター3本立てでお送りします! 最後にサザエさんジャンケンはないよ! 最愛の夫へ昨日から台風の低気圧の余波を受けていて大変精神が辛いです。 こんな時は筋トレし…

Kyo-asu
3年前
2

公開遺書

悪運が良かったらまた書くかもしれませんが、この日記は今日で最後。
決めたんです。
私は別の世界へとゆきます。

恨みつらみはありません。
ただ悲しみと気の抜け方が尋常ではなく、磯村瀬はもうこれ以上難しいと、
残った最後の力で判断しました。

ちゃんとできたときに家族が誰に感情をぶつけていいか困らないように、
私のデスクの引き出しには
瀕死の私に蹴りを入れて行った人たちの名前を書いていきますね。

もっとみる
「わたし」の書き換えは結構大変

「わたし」の書き換えは結構大変

ふと思い立って名前を変えた。
ツイッターもインスタもIDから何から全て変えた。
あとはメールアドレスも変えちゃおうと思うんだけど、
結構大掛かりな作業になりそうでちょっと根気がいる。

なんでこんなことしようかと思ったのかといえば、
『Kyo-asu』という名前は汚いものに触れすぎた。
おそらく官能小説家としての「虚羽あす」は使い続ける。
でも「Kyo-asu」は昨日息を引き取った。
穢れに触れす

もっとみる

ヴァルキュリアにひざまずく

休養をすると決めた。
私にとってK医師の決定は絶対なので、従うことにした。

傷ついた戦士の前 舞い降りる幻想の恋人夢を見た。
眠る私の横に、リエラ・マルセリスのような美しい髪の女性が立っていた。
すぐに人ではないとわかった。
彼女は微笑みながら何か私に語りかけてきた。
「すみません、私ヨーロッパの言葉はよくわからないんです」
困った顔をしていると、私の手を握って「まだよ」という感じの意味の言葉を

もっとみる
あと一秒生きるために 魂の背中押せ

あと一秒生きるために 魂の背中押せ

昨日の夜眠る頃に、玄関の前で猫が鳴いていた。
たぶん私が集会に来ないから呼びに来てくれたんだと思う。
「眠いからまた今度ね」と言ったらいつの間にかいなくなっていた。
猫はきまぐれで優しい生き物。

シャワーを浴びながらシェリル・ノーム starring May'nの「オベリスク」を脳内再生していた。
いま耳の調子が良くないので、音楽を聴くことはできない。
シェリルの曲は頭に全部入っているから、脳内

もっとみる
幸せな夢を見た

幸せな夢を見た

夢の続きが見たくて少し寝坊してみた。
結局見られなくて30分とたたずに起きてしまった。

どこかの海辺で、マクロスFのミュージカルを上演していた。
私は前から四列目でそれを見ていた。
シェリルはどこまでもシェリルで
ランカちゃんはどこまでもランカちゃんで
二人は二人のまま、何度もタイムリープを繰り返し、母をうしない悲しみにくれる幼いアルト君を救おうと必死で頑張っていた。
(マクロスFはタイムリープ

もっとみる
情熱の死の淵から

情熱の死の淵から

希死念慮がひどくて目が覚める。
このところそうだ。
表向きは前向きな自分を装っているが、正直しんどい。
自殺企図までするエネルギーがないので朝はだらだらして過ごす。
何度も何度も繰り返していたオーバードーズも、包装から薬を取り出すのが果てしなくめんどくさくてやろうと思わない。
体は動く。
昨日絶不調の中運動に行けた。
パワーは出なかったけれど(その割にはスミスマシンで40キロ担いでスクワット15回

もっとみる
正直の罪と嘘の罪

正直の罪と嘘の罪

みなさんどうやって折り合いをつけて生きてるんですか?分からなすぎて立ち止まってうずくまって泣いている。

昨日一日、素直に生きてみた。
自分に嘘をつくのをやめてみた。
そうしたら、周囲にそれはもうとても心配されてしまった。
どうしたの元気ないけど、大丈夫?って。
その言葉が呪いのように重くて
やっぱり笑顔の仮面をかぶってないとだめなのかなって思ってしまった。
私は無理してないとだめなのかなあ。

もっとみる
下品

下品

朝食を切らしてしまった。
だから調子が上がらない。

思い出していた桜木町にかつてあった、薬寿堂という漢方薬局のこと。
店主の漢方の知識は確かなものだったけれど、古い儒教に縛られた人だった。
それが悪いとは思わない。そういう考えの人もいるのねという感じ。
ただ病気を否定されたり、結婚したなら子供を産めとしつこく言ってきたことだけは忘れない。
お金があるから「奥さん」と世界一周クルーズに行くといって

もっとみる
海は凪いでいる

海は凪いでいる

その海は真水にレモンと塩を落とした海
その海は悲しみとやり場のない怒りで荒れ狂った海

海のそばで生まれ育った
夏になると毎年祭があって
海の神様に神輿を奉納するために
男も女も子供も神輿を担いで海に入っていく
何百年と続く祭は
人が死んでも戦争があっても続いた

その海はわかめとこんぶのよく育つ海
その海は豊穣をもたらす穏やかな海

海風を感じながら生きてきた
風の止む日は一年に数日しかない
湿

もっとみる
頼りない生牡蠣のような感受性

頼りない生牡蠣のような感受性

汲む茨木のり子さんの「汲む」という詩が昔から好きだ。
(長いので全文掲載はやめとく。URL貼っときますね)
https://ameblo.jp/1030kiku/entry-12420632816.html
前は意味もわからず好きだった。

大人になるというのは
すれっからしになるということだと
思い込んでいた少女の頃

私は、大人を見てヒネてしまいそうな少女がいたときに、茨木さんの会った素敵な女

もっとみる
最後の一枚

最後の一枚

きずだらけ見慣れぬ天井を見上げて携帯電話からこれを書いている。
私はどんな凄腕の看護師さんでも腕から採血できない体の持ち主なので、採血は基本手の甲からしてもらう。
どうしても肘から取ろうとする人がいると、懇願して「後生ですから手から取ってください」と言うのだけど、若い方に限って「いや痛いでしょうから肘から頑張らせてください」と言って結局肘に針を刺すだけで「何の結果も得られませんでした!」になること

もっとみる
女は一生シンデレラ

女は一生シンデレラ

諸事情で神奈川を離れているので、携帯から手短に。 

大人の階段のぼる 君はまだシンデレラさってコンビニで昨日流れてたんです。
また随分懐メロだなーとか思ってたんですが、
「気づきがあればいつでも階段は上り続けられるし、いつまでも舞踏会に向かうシンデレラなのでは」
と思ったりしたのですよね。

誠実昨日夫にいろいろ吐露して私が得た気づきは「誠実」です。
自分にも他人にも誠実に生きなきゃダメよ。と。

もっとみる

羨ましい!かっこいい!仮面ライダーセイバー

はじまりましたね。萌え語るよ!

文豪にして、ライダー。「えっちょっと何言ってるかわかんないです」っていうのが放送前の正直な感想だったんですけど、初回を見てトーマくんに惚れてしまいました。

前日まで原稿真っ白なのに締め切りをちゃんと守る男!
世界を守り、人々も守るだけでなく、締め切りも守るなんて!

なんだか、トーマくんは私のあこがれた世界の住人そのもののようで、羨ましくて朝からうるうるしてしま

もっとみる
頼りになる男たち

頼りになる男たち

今日は尊敬する男性たちのご紹介〜。
たぶんずっとnoteやTwitter読んでくださってる方は「Kyo-asuって男性不信なんだろうな」と思ってるだろうと感じるので(まあ半分なりかけてる)、信頼のおける男性たちもいるよ!というご紹介。ええい思う存分自慢させてくれ。

夫ハハッ、言わずもがな。
味方でいてくれる。どんな時も優しい。
いつもごはんをつくってくれる(家事をしないダメ嫁でごめん)のですが、

もっとみる
元気をもらっているのは私の方だ

元気をもらっているのは私の方だ

「気分が晴れたから書けなくなった」のではなく、「発狂しそうなストレスに晒されているから日記と周囲への感謝しか書いていない」のだと気付いた話。

周囲に生かされていることに気づいただから、大好きな人たちに大好きとありがとうを素直に言えるようになった。
これから職場の人などにムッとするようなことはあるかもしれないけど、基本的には流せそうだ。
顔には出ちゃうだろうけどね(それを私は悪いことだとは思わない

もっとみる
嵐の気配の片隅で私はあなたに愛を告げる

嵐の気配の片隅で私はあなたに愛を告げる

ラブレター3本立てでお送りします!
最後にサザエさんジャンケンはないよ!

最愛の夫へ昨日から台風の低気圧の余波を受けていて大変精神が辛いです。
こんな時は筋トレして精神統一したいのですが、あいにくトレーナーさんが急用でジムに来られなくなってしまって昨日は丸一日オフに。
じゃあ横浜に行って自分を甘やかそう!と思い、髪を10センチ以上思い切ってバッサリカットし、Hねえに退院祝いのSABONのセットを

もっとみる