記事一覧
ラブソングを歌えるような
10代の頃はとにかくラブソングが嫌いだった。みんなは花畑に暮らしていて、自分は砂漠にテントを張っているんじゃないかというくらいには対極に感じていて、ラブソングを聴き始めたら終わりだななどと思っていた。捻くれがすぎて、恥ずかしいけれど当時は真面目にそう思っていた。
今も積極的に聴くかと言われたらそうでもないけれど、ラブの矢印が「対 個人」ではなくても美しい風景だとか愛でたい思い出だとか、もっと大き
全部「ららら」で唄う
年末に些細なことで言い合いをしてしまった人との間に、いまだに気まずい空気が流れている。
1人でいるときには大抵その日のことを考えていて、言い過ぎたかもしれないと思う気持ちと、普段は表に出さない自分の本心を大事にしたい気持ちを行ったり来たりしている。
事の発端は、相手のみぞ知るところではあるものの、推測するに自分ののらりくらりとした態度が引っ掛かりを作ってしまったのだと思う。
覚悟がない、と言わ