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ダイビングで世界を海から捉える
世界遺産、グレートバリアリーフ。
ダイビングを趣味にしている人だけにとどまらない憧れの海である。
日本人に人気の高いケアンズに移動し、少しばかり滞在していた。
目的はスキューバダイビング。
僕は10年ほど前にライセンスを取得し何度か沖縄を訪れてはダイビングを楽しんできた。初の海外でのダイビングをグレートバリアリーフでできるなんて。
ダイビングをした感想は、リーフのスケール感がたまらなかっ
Broad Beach, Burleigh Heads
Broad Beachブロードビーチはサーファーズパラダイスからトラムと呼ばれる路面電車で10分程度で行くことができる町だ。
サーファーズパラダイスよりもリゾートチックで、ゆっくりと時間が流れている。
ビーチの前には芝生の公園がある。強い日差しのなかに涼しさをもたらしている。綺麗に舗装され人工的な緑と流れる水に演出されながらのびるビーチからの道には飲食店が立ち並ぶ。わざとらしく心地よい空間は、
SURFERS PARADISE
サーファーたちの楽園。
ゴールドコーストに降り立ち、サーファーズパラダイスという街に滞在している。
ど直球な名前ながら、名前に負けない海、波、浜、街だった。(まだそんなサーファーを見かけない気もするが)
昼轟々と音を立てて押し寄せる波と、巨大で遥か彼方どこまでも続く砂浜。それに沿って立ち並ぶ高層ビルやマンション。遠慮のないストレートなエネルギーが、暑さと共に往来している。
この空気は日本で
PR発想、或いはイチブトゼンブの話。
僕は就活している時からPR(Public Relations)という概念がとても好きで、憧れがある。
最近ではよく「PR発想」という言葉が都合よく消費されていて、解決できない課題に対しての漠然とした術として、何か自分たちのロジックでの限界を押し付けているように見える。
そんなPRという概念について思ったことを書いてみようと思う(考える機会があったので、学生なので大したことは言えませんが…)。
脳で感じる嗜好の趣① コーヒーその3
コーヒーの趣は味わうことだけにとどまらない。なんと自分でも淹れることができるのだ。
自分が思考を巡らせていた、あの複雑性を自らの手で生み出す。こんなに素晴らしいことはない。
さらに、自分が淹れたコーヒーは、自分で飲むだけでなく、他の人に飲んでもらうこともできる。
コーヒーを淹れるという行為は、思考であり実験であり創造であり表現であり思想であり繋がりであるのだ。インタラクティブで刹那的な総合芸
新卒就活で間違ってはいけないこと
新卒就活については、様々人が様々な意見を持っている。「現在の就活の仕組みはクソだ!」とか、「間違っている!」とか言う人もいれば、「就活とはそういうもんだからその中で最善の戦略を立てるべきだ!」、など新卒就活自体を批判する人もいれば、プラクティカルに割り切って捉えている人もいる。就活生は「なんで内定がもらえないの…」と嘆く人もいるし、テキトーにリクラブ第一でも複数社の内定をかっさらう人もいる。いろい
もっとみる脳で感じる嗜好の趣① コーヒーその2
味と香りの楽しみ方あくまで個人的な楽しみ方なので、べき論ではなくこういう楽しみ方もあるんだ程度に読んでほしい。
その1で、コーヒーについて思考を巡らせるといったが、思考の枠組みや知識が無いとなかなか難しい。なのでまず、味の体系について。
味についてはまず、大きな枠組みがある。「苦味」「酸味」「甘味」「刺激」、これらは割と単純で、あまり考えなくても感じることができる。そこから少し考えることができ
脳で感じる嗜好の趣① コーヒーその1
僕はコーヒーが好きだ。
コーヒーを飲むのも好きだし、淹れるのも好きだ。
コーヒーは焙煎したコーヒー生豆を挽き、コーヒーの成分をお湯などを使って抽出することでできる。そうしてできたコーヒーは非常に複雑な味と香りを有している。その複雑な味と香りを楽しむ行為のすべてがコーヒーという嗜好品であると思う。
考えないと感じられないコーヒーというのは、世界中で広く飲まれている。日本でも、毎日コーヒーを飲ん