メンバーシップに入って頂けた方にはディスコード等に招待しております。 そこでは記事についての質問や、自己分析に関しての聞きたいことを受け付けております。軽く色彩や気質についての雑談をしてみたい。などのことでも構いません。
彩方技研の研究員プランです。このプランですべて物が閲覧できます
松下一成 彩方技研
―極寒の土地。その土地にある国家。そしてここはその国家の為に勤める労働者の生活母体の建物。理由は分からないが外の世界からは「空き缶」と呼ばれている。
完結済みのオリジナルの小説です。全21話。文字数は大体18万字あります。少々長いですが良ければどうぞ。
noteに投稿した短編をまとめておいてます。よろしければどうぞ
1つの短編は「800字以内」に収まっている時もあるし、いない時もありますが、大体の目安はそれくらいです。読むのに時間はかからないと思うのですが、読むには時間がかかるかもしれません。
一旦の記事のまとめになります
・色彩の世界へ この世の中には様々な「色」が存在します。「色」と「色彩」という言葉意味の違いは重なり合いがあるかどうかです。これから話すことは単独の色ではなく…
誕生した新しい命に贈られるメモリアルティアラ。グレンはそれを作る工房で職人をやっていた。その日、制作に取り掛かったティアラは、いつもより作るのにとりわけ気合が…
その国には悪習が存在した。 〝最も貧しい子供は国を守っているとされている精霊に仕えるため、毎日人里離れた社に赴き、お供え物と掃除をしなければならない。これに…
かつて人々は自分の居場所を確かめるために、毎朝起きると朝日に向かって祈り、日が暮れる頃に夕日に向かってお辞儀をしていた。しかし、今はそれもしなくなってしまった…
普段なら勤めが終わってそのまま帰るのだけれど何故か気になってしまった。私はステーションの反対側を目指して足を進める。どうして、なぜなんだろう。と思いつつも半分…
ターミナルは都市缶の中心部に位置する開けた半地下の大きな場所にある。国に点在するこのような場所を繋いで走っている軌道車と呼ばれる鉄道がやってくる物流の要であり…
この国、この土地は厳しく冷たい。1年の内の半分は冬期。気温は氷点下70℃、ブリザードの風速は60mにも達することが有る。生活都市缶「空き缶」はそんな環境下で私達の…
キコキコと缶切りで丁寧に缶の上の方をなぞっていく。この時の私は無心。何も考えずにスタートの切り口からゴールへと向かって缶切りを走らせていく。やがてゴールにたど…
これは、ここではないどこかの世界のお話。 まだ世界が朝焼けも夕焼けも知らない時、二人の魔女が降り立ちました。最初の一人は白光の魔女でした。後に人々からは〝シ…
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これは2023年2.9~現在まで続いている実験になります(346日経過)半年前に150日間の変化をタイムラプスを制作したのですがnoteに掲載するのを忘れていました。 実験の…
松下 一成 1989年1月17日 長野県長野市生まれ 長野市にある小学校・中学校に通う。そこであまりいい思いをしなかったのと、頭が悪かったので手に職をつけようと考え…
乗り越えた悲しみの数だけ、人は誰かに優しく出来ると昔聞いたことが有るのだけれど、そのためには優しさを私に求めてくる人が少なくとも必要なわけで、それは他人に対し…
「2度目はうまく行く」 そう自分に言い聞かせ、びっしりと解答が書かれた答案用紙をリュックにいれたことを何回も確認した後家を出て、乗り慣れない電車を乗り継ぎ、都…
普段なんか取り留めもない、よくわからない記事を書いているわけですが、何となく自分が学生時代に打ち込んでいたものについて書こうと思います。 こう見えて実は高…
前回からの続きになります。 5.200年前の気質と色の職業分け まずはこちらをご覧ください。これは1794年付近に文豪ゲーテとその友人である歴史家シラーが描いた気質の…
2024年2月15日 23:45
・色彩の世界へ この世の中には様々な「色」が存在します。「色」と「色彩」という言葉意味の違いは重なり合いがあるかどうかです。これから話すことは単独の色ではなく、色の重なり合いになるので「色彩」という言葉を使って行こうと思います。 さて、その色彩を語るうえで外せない人物が3名います。歴史的な順番から言えばニュートン、ゲーテ、シュタイナーです。私が勝手にこの3名を選出したのには理由が有ります
2024年4月26日 11:43
誕生した新しい命に贈られるメモリアルティアラ。グレンはそれを作る工房で職人をやっていた。その日、制作に取り掛かったティアラは、いつもより作るのにとりわけ気合が入っていた。 もうすぐ自分の子供が生まれてくるのだ。 子供のために作るティアラ。公私混同は良くないとわかっているものの、親になるという感動と実感が月日を超えてやって来ると、どうしても特別な感情が入ってしまうのは致し方ないのかもしれ
2024年4月22日 05:04
その国には悪習が存在した。 〝最も貧しい子供は国を守っているとされている精霊に仕えるため、毎日人里離れた社に赴き、お供え物と掃除をしなければならない。これに任命されてしまった子供は学校に行くことも無く、友人と遊ぶことも無く、ただそれだけをし続けなければならない〟 この悪習に従って選ばれた一人の男の子。彼の名は〝ムメイ〟彼に家族は居なかった。 毎朝彼は起きると他の子がしているように学
2024年4月17日 23:23
かつて人々は自分の居場所を確かめるために、毎朝起きると朝日に向かって祈り、日が暮れる頃に夕日に向かってお辞儀をしていた。しかし、今はそれもしなくなってしまった。 時代が変わって、文化が変わったから。 朝日が昇ると同時に一人の姫が目を覚ます。彼女は右手にフォーク、左手にナイフを持ち、空中でフォークをくるくると回して光をつかまえると見事にナイフで切り分けていく。 「あなたには、これ、
2024年4月4日 18:37
普段なら勤めが終わってそのまま帰るのだけれど何故か気になってしまった。私はステーションの反対側を目指して足を進める。どうして、なぜなんだろう。と思いつつも半分は「どんな人が来たのだろうか、顔でも見てやるか」という気持ちもなかったわけではない。 「・・・カリン君が見ていた週刊誌の事、もうバカにできないな」 人が嫌いなくせに、どんな人なのか気になるという非常に面倒な性格をしていると自負して
2024年4月2日 16:23
ターミナルは都市缶の中心部に位置する開けた半地下の大きな場所にある。国に点在するこのような場所を繋いで走っている軌道車と呼ばれる鉄道がやってくる物流の要であり、物資も人も何もかもここを通じて運搬される。 ここ「空き缶」には石炭、石油、鉱石など豊富な地下資源が眠っていて、それを日夜機械が掘り出しては軌道車が引っ張る貨車へ積み込み都市部へと送り届けていく。国にあるいくつかの大都市のエネルギーを
2024年4月1日 12:49
この国、この土地は厳しく冷たい。1年の内の半分は冬期。気温は氷点下70℃、ブリザードの風速は60mにも達することが有る。生活都市缶「空き缶」はそんな環境下で私達の命を繋いでくれる存在であると同時に格差の象徴でもある。 この国で生まれた者もそうでない者も基本的にはこんな感じの都市缶に住んでいるのだけれど、私のような労働者階級はここにあるような生活空間と労働施設を兼ね備えたタイプの都市缶に住む
2024年3月30日 15:27
キコキコと缶切りで丁寧に缶の上の方をなぞっていく。この時の私は無心。何も考えずにスタートの切り口からゴールへと向かって缶切りを走らせていく。やがてゴールにたどり着くと手を切らないように箸をひっかけて蓋を開けた。すると中に魚のオイル漬けみたいなものが現れる。匂いを嗅いで「大丈夫そう」と小さく呟くとポケットから取り出したフォークで中身を突き刺し、さっきもらったパンの上に乗せて食べ始めた。 「・・
2024年2月15日 05:33
これは、ここではないどこかの世界のお話。 まだ世界が朝焼けも夕焼けも知らない時、二人の魔女が降り立ちました。最初の一人は白光の魔女でした。後に人々からは〝シロ〟と呼ばれます。そして少し後に現れたのが黒闇の魔女でした。彼女も後に人々から〝クロ〟と名前を付けられます。 シロはまず世界に降り立った時、水の精霊の力を借りて植物を生み出しました。生み出された最初の植物は見る見るうちに世界を覆いつ
2024年2月4日 12:02
2024年1月23日 00:22
これは2023年2.9~現在まで続いている実験になります(346日経過)半年前に150日間の変化をタイムラプスを制作したのですがnoteに掲載するのを忘れていました。実験の条件は簡単で・庭にある土をベランダに持ってきて毎日写真を撮るだけです。目的は何か? 最初は「言われたからやっただけ」になるのですが、続けることで見えるものがあると思い続けた感じになります。だから明確な目的は
2023年11月21日 22:35
松下 一成 1989年1月17日 長野県長野市生まれ 長野市にある小学校・中学校に通う。そこであまりいい思いをしなかったのと、頭が悪かったので手に職をつけようと考え、高校は中野市にある中野実業高校(現 中野立志舘)の電気科へ自己推薦で入学する。 入学と同時になぜか体操競技をやり始め、熱意の有る顧問のおかげで2年連続インターハイ出場。高校卒業後は就職しようと考えていたが体操をやりたかったため
2023年10月7日 17:31
乗り越えた悲しみの数だけ、人は誰かに優しく出来ると昔聞いたことが有るのだけれど、そのためには優しさを私に求めてくる人が少なくとも必要なわけで、それは他人に対しての優しいは「親切」という言葉に切り替わる気がするから。やっぱり優しいは私にとって親しい人、好きな人にしたいと考えている。「つまり私にとって大切な人は、裏を返せば私の悲しみの数を知ることになるのかもしれない。それは相手にとって良い事なの
2023年10月5日 11:30
「2度目はうまく行く」そう自分に言い聞かせ、びっしりと解答が書かれた答案用紙をリュックにいれたことを何回も確認した後家を出て、乗り慣れない電車を乗り継ぎ、都心部へ向かった。「・・・・次は上手く行くに決まっている」 何度も自分に言い聞かせながら足を進め、2度目の試験会場へたどり着いた。1度目は失敗したんだ。その理由もわかってる。「私は、答えを持ってこなかった」 試験に出された問
2023年7月15日 22:13
普段なんか取り留めもない、よくわからない記事を書いているわけですが、何となく自分が学生時代に打ち込んでいたものについて書こうと思います。 こう見えて実は高校3年間、大学4年間の通算7年間、体操競技をやっていました。高校でインターハイ2回、大学で全日本インカレ(2部)2回出場していて、国体の県代表も6回?くらいされています。 小さいころからやっていたと思われるのですが実は体操を始めたの
2023年7月14日 10:46
前回からの続きになります。5.200年前の気質と色の職業分け まずはこちらをご覧ください。これは1794年付近に文豪ゲーテとその友人である歴史家シラーが描いた気質の職業分けです。 作られたのは今から約200年前です。だから職業や言葉がやや取っつきにくいとおもいましたのでこれの2023年版を作ってみました。こんな感じです。 この表を見た時「自分の気質にあった職業を選べばいい