マガジンのカバー画像

エッセイ

27
思いついたことを取り留めなく、自分のためだけにつらつらと書いていきます。
運営しているクリエイター

記事一覧

大丈夫。ポジティブに考えたら、全てがうまくいくから。

大丈夫。ポジティブに考えたら、全てがうまくいくから。

私を作るもの。私を作ってきたもの。それはもうまさしく、「ポジティブすぎる妄想たち」である。

「なんでもうまくいく」という根拠のない自信からくる、極上に幸せな思い込み。

想像と全く異なる結果に着地して落ち込むことが0!ということは...
もちろんないのだけれど、なんだかんだ、妄想通り、うまく回っているなと思うことの方が多い気がする今日この頃。

そんなふうに周りに言ってもらえる所以はきっと、脳内

もっとみる
『1万円あったら何に使う?』を実践してみた。

『1万円あったら何に使う?』を実践してみた。

「急に3万円プレゼントされたら、moonは何に使う?」
いつだって唐突な母。
心理テストなのかなんなのか、そんな質問をされたのが今朝のこと。
驚きつつも、真剣に考える。

3万円…。
なんとも言えないその価格設定に、
「パソコンは買えないし」「日用品というのもなんだかなぁ」と思考を巡らせる。

突然沸いて降ってきたお金。何か経験に変えるのもいいし、「このお金でこれを買ったんだ!」と胸を張って言える

もっとみる
たかが文章。されど文章。その言葉で、人はいとも簡単に壊れてしまうから。

たかが文章。されど文章。その言葉で、人はいとも簡単に壊れてしまうから。

今の社会に必要なのは、ネットリテラシーではなく、文章リテラシーだと思う。つよく、つよく思う。

令和になってから、誹謗中傷等が原因の悲しいニュースがとどまることなく続いている。

それらの原因の一つは、「文章」にあるのではないかと私は思うのである。

私自身、メールやLINE、SNSなどの「文字だけのコミュニケーション」では、その文字の羅列から、多くを読み取り過ぎてしまう傾向がある。
そしてきっと

もっとみる
私をいたわる「ご自愛定食」つくってみた。

私をいたわる「ご自愛定食」つくってみた。

面倒くさいことは大嫌い。
いつだってラクしたい。
でも、健康でいたい。
綺麗になりたい。

そんな我儘な私。
実は、数年前まで超がつくほどの健康・美容オタクだった。

健康にいいと言われるサプリやお茶などを大量に買いこみ、エステやサロンなどに通い...お金を溶かしてきた。(当時好きだったワードは、「オーガニック」「マクロビオティック」「地中海レシピ」「ハーブ」「アロマ」「副腎疲労に効く」「冷え性改

もっとみる
勇気の出る言葉たちを眺めていたら、なんだか歩き出せる気がしたから。

勇気の出る言葉たちを眺めていたら、なんだか歩き出せる気がしたから。

出会った言葉たちに救われた。
そんな経験、あなたにもありますか?

先日、大掃除をしていた時に
私が8年前に書いていたメモが出てきた。

数年越しに見つけたそれは、いわゆる「名言集」
当時響いた言葉たちをまとめたものだったのだろうが、今になってようやく染みてくるものさえあった。

本の出典がわからないため、しっかりと明記できないのが残念ではあるけれど...
それでも、私を突き動かした言葉たちをぜひ

もっとみる
人に頼るのが苦手なやさしいあなたへ

人に頼るのが苦手なやさしいあなたへ

「わたし、人に仕事任せられなくて」
「自分でやった方が早いなぁって思って...」

そんなふうに、落ち込んでいる会社員の女性がいました。
それはかつての私に重なりました。

彼女はこう続けます。

「人に頼るのが、こわいんです。」
「人に任せるのが、申し訳ないんです。」

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
「人に頼るのが、怖い。」

うん、わかる。わかるよ。

かつてはわたしも「全部自分で抱え込

もっとみる
唯一無二のライターになりたい

唯一無二のライターになりたい

WORDS竹村俊助さんの著書「書くのがしんどい」に度肝を抜かれ、「人の魅力を最大限引きだすライターになりたい」と思ったあの時から、2年が経った。

竹村さん。
もはや、崇拝しすぎているので何から書いたらいいのかわからないのだけれども、その圧倒的すぎる言語化力と言葉やアイディアの引き出しに、私は日々、刺激を受けまくっている。

竹村さんに憧れて、竹村さんになりたくて、私は今日も書いている。

そんな

もっとみる
あなたと私の「正義」の話をしよう。

あなたと私の「正義」の話をしよう。

少し前まで、こんな時代じゃなかった。正義と正義のぶつかり合い。自分の正しさを押し付け合う時代。

いまは、色んなニュースを見るのが辛い。
SNSを見ると飲み込まれそうになる。
だからふぅ、と息を吐いて
スマートフォンを一度自分から遠くに追いやっておくー。

暗いことばかりがクローズアップされている。
私はついつい、引っ張られてしまっている。

言葉はたしかに人を傷つけるけれど、
言葉は人を癒しても

もっとみる
「エッセイの書き方」について私なりに考えてみた。

「エッセイの書き方」について私なりに考えてみた。

さくらももこさんのエッセイに魅せられた朝井リョウさん。
…のエッセイに魅せられた、moonです。

お二人の紡ぐ文章を読んでいると、まるで文字が、言葉が踊っているように見えます。
こんなにも、可笑しくて、面白くて、生きていると感じられる文章が
他にあるだろうか、と。
大好きな作家さんたちの小説とは別の顔がのぞけるエッセイが私は大好きです。

三浦しをんさん、吉本ばななさん、能町みね子さん、ジェーン

もっとみる
自分の身体よりも大切な仕事は存在しない。意気消沈しているあなたが、一歩、前に進むためにできること。

自分の身体よりも大切な仕事は存在しない。意気消沈しているあなたが、一歩、前に進むためにできること。

体が悲鳴を上げているのに、自分の体に鞭を打ってまで働いている人が多すぎる。と思う。

身体が、資本。

あなたは、資本。

そして、人生は一度きり。なのに、無理をしてしまう理由はなんなのだろう。身体を壊してまでやらなければいけないことなんて、なにひとつないはずなのに。

コロナによって、今までの「当たり前」がもはや当たり前ではない時代に突入。

人と人との触れ合いがどんどん失われ、ネットでの知らな

もっとみる
人生で初めて書いたブログ記事が発掘されたので、ツッコミを入れます。

人生で初めて書いたブログ記事が発掘されたので、ツッコミを入れます。

時は2020年春。コロナ禍での収入激減に苦しめられ、私はブロガーとして生きることを夢見て、ブログサイトを開設しました。

その名は「moon blog」「ホテルマンむーんのブログ」

15記事ほど書いたところで、あまりにもみてもらえないことで悲しくなり、放置。ある種幻のサイト。

下書きには、私が、人生ではじめて書いた記事が残っていました。

なんだか懐かしく、恥ずかしく。でもここで醸すことで、こ

もっとみる
話すことが苦手だった私は、「書くこと」で自己表現がしたかった。私が書き続ける理由は、どこにあるのか。

話すことが苦手だった私は、「書くこと」で自己表現がしたかった。私が書き続ける理由は、どこにあるのか。

2020年。大きな挑戦をした。

私は、なんだか知らないうちに、webライターになった。

初めは、1文字0.1円で記事を執筆していた。
始めていただいたお金は「1000円」
出版社の方から頼まれた記事を、無我夢中で書いた。
お金のため、とは微塵も思わなかった。自己表現できる喜びを噛み締めていた。

そのかたは、その後も継続的に記事を頼んでくださり、ときには料金を上乗せして払ってくれた。

たくさ

もっとみる
不器用だけど、おせちを作ってみた。

不器用だけど、おせちを作ってみた。

あけましておめでとうございます。
2021年、生まれて初めておせちを作りました。作りました、というより、母上に教わりました。
母上は、時短・簡単に美味しいご飯を作る天才です。

私はこれまでずーっと不器用と言われ続け、いまだに目玉焼きすら怪しいです。ははは。笑笑

でも、私でもできちゃった。すごい。だから、記録を残しておきたい。以下、世界一ゆる〜い覚書きです!

出汁の作り方 
昆布と干し椎茸、水

もっとみる
#雨の日の私の過ごし方

#雨の日の私の過ごし方

私は、雨が嫌いだった。

低気圧のせいで頭が痛く、外出するのも億劫。せっかくのお休みに雨が降っていたら、朝からブルーになってしまう。

けれど、この世界には、雨が大好きな人たちもいるわけで…。

「じゃ、じゃーん!!!みて!みて!みて!」

目をキラキラさせながら、その場でクルクル回る3歳の男の子は、黄色の長靴を私に自慢してくれた。

「これね、あたらしーのー!」

大人たちにとって雨は憂鬱の象徴

もっとみる