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○○年前の自分へのアドバイス

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店舗設計を仕事にして10年超え。就職、独立、結婚、育児。人生中盤スタート地点、キャリアも中堅を迎えた今だからこそ伝えたい、昔の自分へのアドバイス。
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2019年6月の記事一覧

「サボらず休めよ。」心と体のメンテナンス|ひらやま篇

「サボらず休めよ。」心と体のメンテナンス|ひらやま篇

「えっ、休んでないんですか?サボらないでもらっていいですか。」
「お前、最近休むことをサボってるんじゃないか?しっかりしてくれ。」

こんなセリフ、聞いたことがあるだろうか。ちなみにぼくはない。

まるで仕事をするかのように休む、ということがあっていいと思う。日々前に進む、日常を維持するための活動をするのと同じくらい、何もしないこと、休むことも頑張った方が、良いバランスだと思う。

人が休むために

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お金があることの「真の豊かさ」とは「諦めなくてもいい選択肢が増えること」である

お金があることの「真の豊かさ」とは「諦めなくてもいい選択肢が増えること」である

多くの人が、もっとたくさんのお金がほしいと思っている。

「いま一番ほしいものはなんですか?」について調査をすると、過去も現在も不動の一位は「お金・経済力」。

お金は手段だから、1億円の札束を持っていること自体に意味はない。そのお金を使って何を買いたいのか(何を手に入れたいのか)が大切なはずなのに、多くの人は「お金が欲しい」と答える。

お金さえあれば、裕福な暮らしができる――。

そう考える人

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「あの人みたいになりたい!」と特定の誰かを目指すときに注意してほしいこと

「あの人みたいになりたい!」と特定の誰かを目指すときに注意してほしいこと

Twitter界隈で生息していると、「あの人みたいになりたい!」って憧れる人、できるじゃないですか。

ベンチャー経営者だったり、有名企業の要職に就いていたり、フリーランスで成功していたり。本書いてて、Twitterのフォロワーが多くて、いろんなところで講演してて、人脈が広くて、業界の中で一目置かれている人。

そういう人は、オンラインサロンを主催していたり、セミナーに登壇する機会も多い。プレゼン

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もう広告を出すのをやめようと思った

もう広告を出すのをやめようと思った

僕は独立してからずっと店舗デザイン.comというサイトに登録していて、登録料を毎月払っている。金額は選べるコースで変わるのだけれど、そこまで広告費をかけたくないのもあり毎月1万円の最低スペックのやつだ。

実際のところそこ経由の大切な仕事も何本かとれているので、この月額1万円はまったくの無駄ではない。無駄ではないんだけれど、実はもう広告を出すのをやめようかと思っている。

理由は単純で、店舗デザイ

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「自分が自分に消費されないように」SNSと付き合う

「自分が自分に消費されないように」SNSと付き合う

結論から述べてしまうと「わかりやすいゴールのない時代だからこそ、SNSで自分を消費しちゃうのこわいよね」的な。

昔は「高い車に乗って、いい腕時計をつけて、庭付きの一戸建てをもつ」ことがなんとなく「人生の成功」と思われていたっぽい。そこまで行かなくても結婚して子供ができてマイホームを郊外にローンで買うみたいななんとなくのテンプレートがあったように思えます(クレヨンしんちゃんとか)

時代の移り変わ

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父と再会した話

父と再会した話

 父と再会をしたのは5月。そこからすべてが動き出してから、約1ヶ月…それは今まで生きてきた中でも苦行の毎日だった。全身の水分がなくなるんじゃないだろうかと思えるほど、泣いて泣いて泣きまくった。すべての膿を出し尽くして、削ぎ落とし、また戻って絞り出しては、吐き戻して…うっかりすれば精神の崩壊を来すほどのレベルだったかもしれない。でも、おかげさまで無事に乗り越えることができた。

 今回はコミックエッ

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「マイペースで行きます」という言い訳

「マイペースで行きます」という言い訳

「俺はマイペースでやるわー」「まあ、私はマイペースで行くよ~」という言葉は、言い訳として使われることがある。

ヤマシタさんが書いてたことにも似てる。

「マイペース」という言葉は、仕事でもプライベートでも、いろんなところに顔を出す。なんでもいい。たとえばダイエットとしよう。

この言葉は、相手や周りがこういうときに出る。

「ウッシ、行くぜェェェ!」

「えっ!お、俺はマイペースで行くわ……」

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学生の時デッサン頑張ってよかったと思うこと

学生の時デッサン頑張ってよかったと思うこと

意外と、画力を高めるというよりは、頭の中で整理することや、手元のデザインをどう着地させるかの忍耐的なところで得るものが多かったという話です。
私は商業デザイナーなので、イラストレーターや画家のように、デッサンが直接生死を決めるような職業ではないかもしれません。
そのわりに、デッサンは性質上、勉強に時間がかかります。私は好きでデッサンはかなり時間を割いていましたが、
・現在学生で、デッサンがそんな好

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楽しく読める!お金の基礎知識おすすめ本

楽しく読める!お金の基礎知識おすすめ本

年金とか投資とかに怯えず、この先生きのこるための基礎知識オススメ本。専門知識なしに読めるやつ集めました。恐怖や不安の根源は「知らないこと」。まずは知識を得ることが大事。知識があれば、無用な恐怖や不安は減り、すべき行動が見えてくる。

経済政策はお金を配ることも大事だけど、知識と教育を配ることが一番大事だと思う。以下、自分が読んだ中から、とっかかりとしてオススメできそうな本のまとめ。

普通に、上か

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結局、一番成長するのは「素直な奴」である

結局、一番成長するのは「素直な奴」である

これ、よくもらう質問。僕の回答は、いつも決まって「素直な奴」です。

現代は、かつてないほど変化のスピードが早いけど、どういう時代になっても、変わらないものがある。そのひとつが、だいたいのスキルは、守破離である、ということだ。

仮に、あなたが中華料理店に転職して一週間ほど経ったとする。昼時の厨房は戦争だ。あなたがオーダーの入ったラーメンをつくり始めようとしたとき、マスターが「おい!先に餃子を2枚

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ゾンビはお前たちだ。

ゾンビはお前たちだ。

「ローマ時代に不老不死を研究していた全員が死亡しているという衝撃」
ロバート・ツルッパゲ

どんな人も最後は死ぬわけで。人間というスイッチは、生まれる死ぬ、の、オン/オフしかない。その「パチッ」という2回の音の中間に、泣いたり笑ったり怒ったりしている。

そこに生きる意味なんて考え得ると思う方がおこがましいので、できるだけ多くの「覚醒したイベント」を残すしかないのだと思っている。

親を亡くした子

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ダメな自分らしさというものを大切に

ダメな自分らしさというものを大切に

17時にのれんをくぐる。お店のあかりはまだついていない。
ガラガラと引き戸をあけるとおばあちゃんが一人カウンターで掃除をしている。もういけるかな?の質問に、あら久しぶりねと可愛い笑顔。

僕は定期的に仕事をサボる。色々過密なスケジュールで打ち合わせがぎゅうぎゅう。毎日いろんなことの決定が重なって、その度に鰹節を削るみたいに自分の何かを削り落としている感じがある。

残業をしないルールになってから出

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売れる言葉と、ひびく言葉

売れる言葉と、ひびく言葉

日課としてそれなりの数のnoteを読んでいると、かなりの確率でライターさんや編集者さんなどの文章を売って暮らしてる人がいる。

でもなぜか、プロの物書きであるはずのそういう人のnoteにもあまり心に響かないものが結構ある。

むしろ素人たる主婦の人のnoteの方がグッと来たりする。この違いは何なんだろうか?

先日、Youtubeでお菓子の動画を見て、買うお菓子を選んでいる少年が「TVCMの芸能人

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モテるとかイケメンとか

モテるとかイケメンとか

私の仕事周りには女性がたくさんいるので、恋愛話に巻き込まれることがしばしばあります。あ、失礼しました。巻き込まれるんじゃなくて、恋愛話に参加させて頂くことがよくあります。

私は、日本一恋愛映画が作れない映画監督と自負していますし、私に恋愛映画を作らせようなどというプロデューサーは、商業映画、自主映画問わず、いないと思っています。

そんな私なのに、割と女性の恋愛話の輪の中に入っていることが多いの

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