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「日本タイポグラフィ年鑑2024作品展」会場レポート
日本タイポグラフィ協会が国内外より募集し、2,106点の応募作品の中から選出した、グランプリ、学生部門グランプリ、ベストワークなどの上位高得点作品を展示する「日本タイポグラフィ年鑑2024作品展」が2024年4月19日から竹尾 見本帖本店で開催されています。タイポグラフィデザインの「今」を楽しめる会場の様子をお届けします。
展覧会情報
日本タイポグラフィ年鑑2024作品展
2024年4月19日
【イベントレポート】『日本酒はおいしい!』刊行記念トークイベント〜月の井酒造店の杜氏・石川達也氏をお迎えした日本酒呑み比べの会〜
日本酒本の決定版『日本酒はおいしい!』の刊行を記念して、4月6日(土)にトーク&日本酒の呑み比べ会を、神保町にあるPASSAGE bis!にて開催しました。
月の井酒造店の杜氏・石川達也氏をゲストにお迎えした、ディープな日本酒と本の話の一部をお届けします。
日本酒が面白い時代に、日本酒の議論を深める入門書を3月に発売した『日本酒はおいしい!』は、醸造方法・麹・酵母などの基礎知識から、海外の日本
日本タイポグラフィ年鑑 審査委員インタビュー
『日本タイポグラフィ年鑑2024』は、日本タイポグラフィ協会の審査委員によって選び抜かれた作品を掲載した書籍です。数多くの出品作品の中から実際どのように選考しているのか、審査中の審査委員の皆さまにインタビューを実施しました。(2023年11月2日取材)
―今年の出品作品の印象はいかがでしょうか。
杉崎さん:いつも審査をするときに、まず全体を見るようにしています。畑で言えば、今年はどんなものが育
『筑紫書体と藤田重信』刊行記念トークイベントレポート
書体デザインディレクター藤田重信さんの著書『筑紫書体と藤田重信』の刊行を記念し、ブックデザイナーの川名潤さんをゲストに迎え、2024年2月13日に青山ブックセンター本店でトークイベントを開催しました。その内容の一部をお届けします。
松村:本日進行を務めるパイ インターナショナルの松村と申します。このたびフォントワークスの藤田重信さんを著者に迎え『筑紫書体と藤田重信』という書籍を刊行しました。20
鬼退治・呪術使い・忍者……古来受け継がれ江戸時代に肥大化した和風ダークヒーローの繚乱を、日本美術史の観点から解説
昨今大ヒットしている「ダークファンタジー」と呼ばれる漫画やアニメの多くでは、登場人物たちが特殊な能力=「異能力」を駆使し、運命を切り拓いていきます。日本美術の中でも、妖術使いや魔獣を操る武士など、異能力者の原型とも言える人物が度々描かれてきました。
書籍『異能力者の日本美術 -ダークファンタジーの系譜-』は、主に江戸時代の怪異譚や伝奇小説に登場する「異能力者」に焦点を当て、現代のアニメや漫画の流
KLOKA 矢島沙夜子さんインタビュー 前編
地域から新しい価値を生み出す、個性豊かなおみやげを紹介する書籍『おみやげに選びたい! ときめくローカルパッケージデザイン』。本書に掲載されている小楽園の「山菓子」を手がけたデザイナーの矢島沙夜子さんにデザインのこだわりやコンセプトなどを伺いました。
幻の地で出されるごちそう――雑誌やお店、動画など色々なお仕事を手掛けられていて驚きました。知っているものがたくさんあって、これもKLOKAさんなんだ
「椅子とめぐる20世紀のデザイン展」会場レポート
美しい生活デザインを100脚の椅子から覗く「椅子とめぐる 20世紀のデザイン展」が2024年2月29日から日本橋髙島屋で開幕しました。使う人々に幸せをもたらす美しい生活デザインとは何か..? 会場の様子の一部をレポートでお届けします。
織田コレクションとは
椅子研究家の織田憲嗣氏が長年かけて収集、研究してきた20世紀のすぐれたデザインの家具と日用品のコレクション。近代デザイン史の変遷を俯瞰でき