Susumu Higuchi(株式会社Think-N 代表取締役)
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DX推進を阻むのか?あなたの会社の“ユニット勢力図”【第一回】
様々な企業のデジタル化の支援をしていると、どうにも厄介な問題にぶち当たることがあります。一人一人のスキルが…とか経営者の質が…とかのレベルではなく、事業を常に改革してゆくミッションバランスと意思決定の歪みの問題です。
筆者の仕事観点で見ると、目の前のクライアントのデジタル化がどうにも進まないという危急の問題。しかし周囲をマクロ視点で眺めてみると、日本社会全体や各種団体の津々浦々に広がる組織文化の
ファッショントレンドのしくみと業界構造 その2
二年ぶりくらいの継続記事になります。
この記事一回目は筆者の記事としては超ロングセラーで、寄稿から2年間も様々な読者の方に閲覧いただきました。
前回の記事は欧州のトップトレンド発信から、どのように日本のアパレル&小売業界に落とし込まれてトレンドが伝搬してゆくのか?概要フローを書きました。しかし時代が進み、日本人の生活価値観やライフスタイルの多様化でトレンド発生のメカニズムも大きく変遷してきたので
EC化率やCVR(購入率)が上がらない“根源理由”を追求してみる【第二回】
第一回では
購買行動とモノを買う際の消費者のマインドに言及して、ECが実店舗に対して負けている部分の概要に触れました。
一言で言ってしまうと、ECは決まったモノ(単品)を買う(お届けする)のには便利だが、生活体験や購買体験、提案力では負けている…という話です。
しかし具体的に何が負けているのか?どうしたらそこを獲得できるのか?について言及してみましょう。
上図の左がスマホのEC画面、右がリアル店
EC化率やCVR(購入率)が上がらない“根源理由”を追求してみる【第一回】
久しぶりの投稿。皆様はお元気でしょうか?
投稿を休んでいた1年半くらいの間、仕事環境に色々変化があって、小売業のEC支援のベタベタのところ(集客~コンバージョンまで)をやってました。
そんな中で改めて感じたのは、小売のEC担当部門の方って、KPIとか新しいクラウドサービスやデジタルツールには目ざとく反応するんだけど、お客の購買マインドとか購買行動にはあまりにも無頓着であるということです。
小売
新型コロナ禍における国別行動傾向
Googleの保有するスマホの位置情報データから
各国の国民の移動傾向を分析したレポートが出ている。
この内容を簡単に説明しよう。
集計期間は2月中旬~3月下旬。行動先(デスティネーション)ごとの推移を日常時との比較とグラフで表現している。
まずはレポートからの抜粋画像、既に危機的状況に瀕している欧州と米国の様子。
いずれの国も封鎖状態にあるので、住居以外の移動行動は激減しているが、特にイタ
国別の新型コロナ禍の状況
ホントに久しぶりの投稿。
それがこんなテーマになろうとは…思いもよらなかった。
新型コロナ禍が起こって、僕が感じたのは、
①世界は一瞬(2週間)で変わる…ということ。、
➁この災厄は単なるメディカル危機じゃなくて『現代社会の意思決定システムやコミュニケーション構造』の隙をついた災害だということ。
③世界各国で起こっていることは複数の因子が絡み合う複雑系……なのでシンプル化・標準化しにくいこと。
『服を“売る”ならこんな風に』……ファッション市場救済のために。
『ファッション市場』が縮小してる。
これは様々な複合要因があるが、その中の大きなものとして
●服(お洒落)の楽しみ方を今の時代に合わせて啓蒙する人がいない
●従来のアパレル業界人と激安リテイラー、オンラインプレイヤーや通販専業メーカー等の意識ギャップや確執の存在
●ファッションのロールモデル(憧れを喚起するリーダー)不在
などがあるだろう。
筆者は、文章はさほど上手ではないのだが、
『視
人生を100年に引き延ばして、さらに“効率化”ばかり推進⇒それって“屍”人生を送れってことじゃね?
【ここが変だよ欧米グローバリズム その1】
タイトルに書いた通りなので細かい説明はしませんが(笑)
僕が思うに、今の世の中の
『いびつさランキング』
は以下のような感じです。★★★★★★★★★★★★★★★★
堂々1位
これだけエコとかSDGs色々言ってるくせに、
見識もなくヒトの寿命を延ばし続けてること。欧米社会の考え方はヒトと自然を敵対させて考えてきたので、人が生きるって自然とか地球を破壊
レコメンドとかパーソナライズって『ダメな奴をどんどんダメにするしくみ』だけど…それで良いの?
ちょっと間が空きましたが、またまた世の本流へのアンチテーゼ投稿!行きます(笑)
これまで比較的長かった僕の記事、シンプル投稿にリニューアルして、『気づき』中心に頻度を少しあげるようにします。長くてストーリー性のある記事を読みたい人は過去記事をご覧ください(笑)
デジタルマーケで常識のように言われてる、コンテンツやサービスを個人の行動履歴に合わせてパーソナライズしてゆく方法論。
これホントに良い
プラットフォーマー幻想、その実態は『グローバル・マス80億人』に縛られた“がんじがらめ”ビジネス その1。
我々が今触れてるデジタル空間は『自由な世界』か?
そんな問い掛けをちょっとしてみたい。
なぜかと言うと、僕たちは、ここ10年くらい猛烈な洗脳を受けてきたことに、つい 3日くらい前に(笑) 気づいたからだ。
例えば……
僕たちが普段普通にモノを買うようになったECサイト(On-line Shop)。
これって、どこもかしこも似たり寄ったりのUI(画面、操作、使い勝手)だけど、ホントに使い易くて、
UX勘違い①…画面全体を情報や機能で埋め尽くす癖……本来UXとは「空間づくり」だ!
スマホUXデザイナーの悪い癖。
画面が狭いゆえにその画面上に余白(間)が作れない。
全てを情報と機能で埋め尽くそうとしてしまう。
目を覚まそう。真っ白で何もない壁に絵がかかってる。
だからこそ、その絵が映えるのだ。
つまりは
こういうことだ。
スマホは、『AV家電のリモコン』と一緒。
まず最初に達成したい機能(操作ゴール)があって、
それに必要なボタンが操作面積を埋め尽くしてる。
この二つの
9・12 次世代UXセミナー前哨戦①。画像検索結果は日米の“追いつけない距離”を表す。
もはや、スマホONLYの時代は終わったと感じる。
米国、欧州、中国、新興国…様々な国が、スマートフォンというコンパクトな個人デバイスに頼り過ぎることに限界を感じて、
マルチデバイス化やOMO※にシフトしてきている。
でも、日本国内にいるとそのデジタルとリアルの融合の遅れに気づかない。
日本企業の横並び主義がそれをさらに加速(減速?)させている。
筆者の会社(think-agent inc.)は
「アフターデジタル」時代の次世代UX体験セミナーを開催します!
アフターデジタル、OMO、Digital Native Store。
複数のイノベーションをクロスした次世代店舗や次世代の顧客接点、体験型施設の開発が進んでいます。
しかしこのジャンルはAIやドローン技術、ロボテックジャンル同様に、ニッポン企業はシリコンバレーや中国に水をあけられつつあり、
SNSやスマホプラットフォーム同様に『彼らの下請け(涙)』に成り下がるのか?との懸念が各所から聴かれます。