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もう一度読み直したいと思った記事の一覧です。気が付かない間にちょっと増えます。主に研究やビジネス、サイエンスの類に偏ると思います。
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記事一覧

デジタル社会への大転換、Schooが提案するいま学ぶべき5つのカテゴリ

デジタル社会への大転換、Schooが提案するいま学ぶべき5つのカテゴリ

「Schoo」のサービスに、新コンセプトが登場したことをご存知でしょうか。

「ビジネス基礎力」「デジタルリテラシー」「AI時代の人間力」「リベラルアーツ」「デザイン力」という5つの大きな授業領域を定義し、新しい学びのコンテンツづくりを始めています。

これまで提供している多くの授業も、5つの領域に統合していきます。新領域を掲げたコンセプトは「時代にリンクした学び」です。

これについてご説明する

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「社員が学ばない組織」の大きなリスクとは? 自主的に学ぶ組織づくりは待ったなし

「社員が学ばない組織」の大きなリスクとは? 自主的に学ぶ組織づくりは待ったなし

変化が激しい現代において、自社が目指す方向性を実現するにあたり、DX(デジタルトランスフォーメーション)に伴う社員のリスキリングの必要性が高まっています。また、企業内大学など個人の学びを企業が支援する取り組みも、大手企業を中心に増えてきました。

しかしその一方、従業員の「自発的な学び」の促進には、多くの企業が課題を抱えています。多くの調査からは、日本のビジネスパーソンは学ばないことが明らかになっ

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量子計算化学プラットフォーム InQuanto 入門

量子計算化学プラットフォーム InQuanto 入門

(この記事は、こちらの記事の日本語訳です。)

初めに量子化学は、物質や材料の基本的な性質を正確に記述し予測することを目的としており、新しい分子や材料の設計・開発において強力なツールです。今使われている手法は多くのユースケースで機能しますが、以下の欠点を有しています。

現在の手法は、計算の複雑さを軽減するために近似を使用しており、精度が不十分

高精度な計算手法が存在するが、スケールアップするた

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確定申告のことが何もわからない人へ

確定申告のことが何もわからない人へ

「確定申告って何?」のざっくりした回答です。いろんな例外を無視しており不正確です。全員には当てはまらない内容なので、絶対に真に受けないでください。【まだ執筆中なので全文無料です】
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▼だいたい大丈夫なので安心してください
⭐︎確定申告とはなにか

・確定申告とは、去年の所得税の額を計算して自己申告する

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自民党AIの進化と実装に関するプロジェクトチーム

自民党AIの進化と実装に関するプロジェクトチーム

GPTシリーズやお絵描きAIなど、ファウンデーションモデルの進化により再び大きな注目を集めるAI。自民党では2023年1月に「AIの進化と実装に関するプロジェクトチーム」(座長:平将明衆議院議員)を立ち上げ、日本のAI戦略のあり方や政策提言について検討を進めて参ります。こちらのページには、各回のテーマや公開可能な資料を順次アップロードしています。

第20回以降の資料については、後任の事務局長の尾

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21世紀の「飢餓」 昆虫食は人類を救うのか?

昆虫食って意味あるのか?さて、前のNOTEでも書きましたが、実のところ、私は昆虫食自体に対しては大変好意的です。イナゴを食べたこともあるし、スズメバチの巣を駆除がてら、幼虫を炒めて食べたこともあります。ナッツみたいに美味しくて、あ!これは食べたがる人いるはずだわ!って思いました。

が、近年の持ち上げ方やビジネスとしての昆虫食にはかなり首をかしげています。

特に、食糧危機と絡めたやつは、腑に落ち

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できない事は、価値になる。

できない事は、価値になる。

「おまえ秘書なんだから珈琲いれてくれよ」「じゃあ、それができる身体作ってくれよ」「それもそうだな」

今は亡き寝たきりの親友とそんな談笑し、親友の身体としてガレージで大きな分身ロボットを開発しはじめ、寝たきりでも働ける「分身ロボットカフェ」は生まれた。

「あなたは何ができますか?」
我々はいつも問われてきた。

他の人にできることができないとき、
「できることが当たり前だ」「他の人は皆やれて

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ただ「生産性を上げろ」と言うだけでは、労働生産性が決して高まらない理由。中長期的かつ本質的な解決を。

ただ「生産性を上げろ」と言うだけでは、労働生産性が決して高まらない理由。中長期的かつ本質的な解決を。

皆さん、こんにちは。今回は「労働生産性」について書かせていただきます。

労働生産性の向上は、組織やチームにとってだけでなく、個人にとっても非常に重要です。
同じ仕事をするのに、3時間かけるのと1時間で終わらせるのとでは後者の方が良いですし、労働者1人あたりが生み出すアウトプットレベルも低いより高い方が良いに決まっているからです。
また、管理職やリーダーの立場からすると、いかにチームが生産性高く働

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【Pythonとは何か】解説

【Pythonとは何か】解説

・Pythonって何?・世界で最も急速に成長しているプログラミング言語です。
 👉世界で2番目に人気のプログラミング言語(2021年)

・汎用性が高いのでいろんな分野で使われています。最近では、AI(人工知能)分野で利用されることで注目を浴びています。

・他の言語と比較して、文法がシンプルなので少ない行数でコードを簡潔に書けるところがポイントです。

・Pythonを学習するメリット・文法が

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「子どもっぽい説教」と「大人の説教」

「説教」考。
「SEKAI NO OWARI」という人達が紅白で「説教するってぶっちゃけ快楽」と歌っていた。説教は若者のために話しているフリして、実は年配者の自己満足に過ぎない、マスタベーションだ、ということを短く喝破した見事な歌詞だと思う。
そういえば、年配者が私に語るに。

「今の若者って、説教嫌がるだろ」と言った。ところが当時まだ若かった私は、「とんでもない、若者は説教大好物ですよ」ととっさ

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日本のAI導入効果がアメリカの7分の1程度しかないのはなぜなのか

日本のAI導入効果がアメリカの7分の1程度しかないのはなぜなのか

AI白書によると、日本では平均して米国の7分の1程度しかAI導入の効果が出ていません。特に「製造工程、製造設備」、「データ分析の高度化」の売上向上効果は10分の1以下に留まっています。機械学習の活用に携わる身としては2022年最も衝撃的なデータでした。え、でもそれってほんとなの?なんでなの?という疑問を本記事で深掘りするとともに、解決策を考えてみたいと思います。

日本では平均して米国の7分の1程

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東大医師・研究者が選ぶおすすめ脳科学・神経科学本10+3選(2023年9月最新版)

東大医師・研究者が選ぶおすすめ脳科学・神経科学本10+3選(2023年9月最新版)

こんにちは、東京大学医学部附属病院で医師として勤務しつつ、池谷裕二研究室と松尾豊研究室で脳や人工知能の研究をしている紺野大地と申します。

これまで脳科学・神経科学本はかなり読んできた方だと思いますが、この記事ではその中でも自信を持ってオススメできる脳科学・神経科学本10冊を紹介します。
(※ 2022年12月に2冊、2023年9月に1冊を追加しました。)

では、さっそく始めていきましょう!

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研究・執筆・発表の基礎をしっかり学ぶ【石原尚のnote記事一覧】

研究・執筆・発表の基礎をしっかり学ぶ【石原尚のnote記事一覧】

大学・大学院で学んでおきたい研究・執筆・発表の方法を「基礎からしっかり」学んでいただくための解説記事の一覧です。ご卒業後の学び直しに。在学中の自学自習に。大学研究室での教育の教材に。中学・高校での探求学習の参考に。ご自由にお使いください。すべて無料で最後までお読みいただけます。

記事を気に入っていただけましたら、より網羅的かつ体系的に研究・執筆・発表の実践的な技術と学び方を解説している拙著『卒論

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多くの人に読まれる文章を書くためには。noteクリエイターのノウハウが詰まった「文章のコツ」まとめをつくりました

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noteの使い方をお伝えする「note勉強会」を開催し、クリエイターのみなさんからいただいた質問の中で特に多かったのが、「文章のコツがわからない」というお悩みでした。

noteを使ってくださる方ひとりひとりと直接お会いしてお話ができれば良いのですが、それは現実的に難しい…ので、文章のコツをまとめたいと思いました。

noteで探してみたところ、文章のコツに関する記事が思

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