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多賀町の伝統行事

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多賀町には多賀大社、胡宮神社、大瀧神社をはじめ、各集落に字の神社、寺院があります。また山間部集落では山の神信仰、各イエに祀られるお地蔵さんがあり、地蔵盆があります。浄土真宗の行事… もっと読む
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「地域学習」で「化石発掘体験」ができるまちで、「ブランディング」に小学生がチャレンジ

「地域学習」で「化石発掘体験」ができるまちで、「ブランディング」に小学生がチャレンジ

2022年、国指定天然記念物になったアケボノゾウ化石多賀標本。
「シガタガゾウのサト祭り実行委員会」は、アケボノゾウ化石多賀標本が国の天然記念物となる動きや、取り組みを契機に動き出したプロジェクトです。『アケボノゾウ化石でわくわくするまちづくり』をコンセプトに活動しています。
シガタガゾウのサト祭り実行委員会の取り組みを紹介します。

多賀町内の小学生は、古琵琶湖層から発掘された古代ゾウ、アケボノ

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4月21日「よみや団子」のために「よもぎ」摘み4回!足りるかな?

4月21日「よみや団子」のために「よもぎ」摘み4回!足りるかな?

4月21日は、宵宮(よみや)。
よみや団子は、懐かしいけど、誰も作ってくれる人がいはらへんし、自分で作らなしゃあないわな。今年も、よみや団子作るさかいにおいでや!

宵宮(よみや)

4月22日は、多賀大社の古例大祭(これいたいさい)。鎌倉時代より続く由緒あるお祭りです。地元の人は「多賀まつり」と呼んでいます。
前日の宵宮(よみや)に、よもぎ団子を作ってお重箱に詰め、親戚中に配ったそうです。それも

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講演会③古の祭りを知る

講演会③古の祭りを知る

 この地に約八百年前から伝わる古例大祭と、多賀信仰について、
多賀大社 宮司 片岡秀和氏に第一部でご講演いただきます。
 また、祭礼を支えた地域や人の関わりの特色を滋賀県立大学 教授 市川秀之氏に第二部でご講演いただきます。

 「お多賀さん」の愛称で全国に知れ渡るブランド力は、まちの魅力を語るのに必須です。
この地に住まうことの当たり前に、ややもすると私たちは慣れてしまっているのかもしれません。

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『多賀の 食べるを つなぐ』本が出来ました!

『多賀の 食べるを つなぐ』本が出来ました!

こんばん なにつくる?

目次
01 多賀の食を知る
02 よびしの伝統料理
03 伝えたいおやつ
04 多賀のやさい
05 多賀のお米
06 お味噌
07 YOBISHIプロジェクトの活動

〈制作〉
YOBISHIプロジェクト/多賀町立文化財センター/grow rice project
〈監修〉
堀田 裕介

「YOBISHI(よびし)」とは
滋賀県多賀町付近の方言です。
お正月や法事などの時

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文化庁「100年フード」認定!

文化庁「100年フード」認定!

「よびしの食」
(寄り合いの時のおもてなし料理)が
3月3日文化庁【食文化あふれる国・日本『100年フード』】認定いただきました!

滋賀県は1件のみ、全国から応募212件中、131件の認定でした。

「世代を超えて受け継がれ、長く地域で愛されてきたもの、地域の関係者や
地方自治体が100年続く食文化として継承することを宣言する」ものです。

【よびしの食】

「よびし」とは、冠婚葬祭などに、親戚

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よみや団子

よみや団子

多賀まつり(多賀大社 古例大祭 4月22日)の宵宮21日にこさえて、近所や親戚に配っとったんやで。
昭和終わりの頃には、配る習慣も薄れてきたそうです。餅は冬の食べ物で、「よみや団子」がシーズン最後の餅つき。二臼単位でついたそうです。ひと臼が約30個分。

材料

餅/米粉750g・もち米750g・よもぎ茹でてひとにぎり分・塩小さじ1
餡/小豆300g・砂糖200g・塩少々

作り方

①よもぎ

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33年に一度の御開帳!!に立ち会わせていただけました!

33年に一度の御開帳!!に立ち会わせていただけました!

令和4年8月27日土曜日
滋賀県多賀町藤瀬地区にある黄檗宗の寺院、観音寺の御開帳法要に参列させていただきました。
実は、「いたどり煮」を作っているレディースファレーの先輩お母さん方から法要の事を教えていただきました。https://note.com/yobishitaga/n/n8cdc1684e0d1

10年ほど前までは、毎年8月末の施餓鬼法要の時に精進料理を作ってたんやで。黄檗宗本山

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