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社員の成長を促せない企業は停滞と衰退を呼び、自ら成長できる社員はいずれ離れる。

社員の成長を促せない企業は停滞と衰退を呼び、自ら成長できる社員はいずれ離れる。

優れた人材や自ら成長できる人材というのは、企業や上司から見ればとても便利な存在です。ですが、そんな利己的な考え方で本当にいいのでしょうか?

優れた人材や自ら成長できる人材からの目線で見てみてください。

仮に「将来は企業を任せたい」と言われても、そもそもその企業には社員の成長をしっかりと促すための仕組みや風土がないんです。そうすることが当たり前だと思って、そんな中に浸かりきった社員ばかりのなかで

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PDCAに疑問を投げる

PDCAに疑問を投げる

 いつも熱中する組織のnoteをお読みいただきまして、ありがとうございます。今回は壽田が担当致します。

 マネジメント研修の冒頭で必ずする質問があります。それは「マネジメントとは何ですか?」というものです。「つかみ」みたいなものですから、正しい答えを期待しているのではありません。ご自身が思う「マネジメントとはどのようなことなのか」を説明してくれれば良いと思っています。
 このとき、10人に1人く

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仕事はプロジェクト単位?時間単位?働き方休み方の多様性

こんにちは!KATALOKoooの翠川です。最近は、ECの仕事にとどまらずブランドの運営とマネージメントの相談役をしています。マネージメント時に共に働く人材が、仕事をどう捉えている可能性があるのかを知らないと温度感にズレが生まれ問題が一向に解決しません。

働き方は休み方、仕事と生活のバランスは昨今多様性が生まれ人それぞれです。とても久しぶりの投稿になってしまいましたがCOMEMOからのお題、

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Microsoft Listsを使った工場の内部監査の効率化

Microsoft Listsを使った工場の内部監査の効率化

かっこいいタイトルをつけましたが、単純にMicrosoft Listsの標準機能を使った改善事例です。なので、プログラミング(ノーコード含む)も関数もでてきませんので気軽に挑戦してみてください。

改善前のフロー従来、工場の内部監査は下記の手順で行っていました。

バインダーを持って工場に入室し、記録用紙に監査結果を手書きで記入。

写真は、別途デジカメにて撮影。

事務所に戻り、記録用紙の内容を

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システム思考について

システム思考について

ビジネスにおいて重要な○○思考について、いくつかをピックアップし学ぶことで、理解を深めていただければと思います。

システム思考とはシステム思考とは、物事の全体像を捉え、さまざまな要素とのつながりを把握したうえで、最も効果的な解決法へ向かうアプローチのことをいいます。

複雑な状況下で変化にもっとも影響を与える構造を見極め、さまざまな要因のつながりと相互作用を理解することで、物事を本質的な解決に導

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自分の中にマネジャーモードを作る「タスク管理2.0」

自分の中にマネジャーモードを作る「タスク管理2.0」

誤解を恐れず、極端な言い方をすると、「タスクを細かく分解しよう」というノウハウは、タスク管理と呼ぶに値しないと考えている。(そういった類のノウハウを、敢えて「タスク管理1.0」と呼ぶことにする)

確かに個別の仕事を処理するために、タスクを細かく分解することが有効なケースは多いが、それはオペレーションの次元の話しであって、マネジメント(管理)の次元ではない。

タスク管理と呼ぶに値するのは、膨大且

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業務プロセスのちょっとした工夫で情報を共有する

業務プロセスのちょっとした工夫で情報を共有する

先日ある企業様に対して、個人的に取り組んでいる件でご連絡することがありました。その時のご対応に、大変感銘を受けた次第です。

ご担当のAさん宛に13:30頃お電話したのですが、ご不在でした。
「帰社時間ははっきりしませんが、おそらく1時間ほどでオフィスに戻ると思いますので、Aが戻ってきたらこちらから電話させます」というのが、電話をとった女性の方の対応でした。(用件の性質から、外出先の携帯電話などか

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計画の過程で表面化してしまった課題に対して “見て見ぬふり” をしないための方法

計画の過程で表面化してしまった課題に対して “見て見ぬふり” をしないための方法

計画を立てていると、さまざまな課題が表面化してきます。これは計画の醍醐味のひとつではありますが、これが困った状況を招くのも事実です。なぜなら、表面化した課題を放置したままでは、その先の計画に進むことができないからです。

表面化した課題をどのようにして解決するか、それも含めて計画なのです。例えば試行錯誤を通じてでしか製品仕様を決定できないことが計画の過程で明らかになったとしましょう。計画を先に進め

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見える化はマネジメントの第一歩

見える化はマネジメントの第一歩

言い方がアレですが、市民権を得た言葉であるため一般的にはこう呼ばれています。『可視化』といってもいいでしょう。

そもそもなぜ見える化する必要があるか考えたことはありますでしょうか。

見える化は仕組みに始まり、大抵は何らかの形でIT化されて解決に至ります。よって私たちIT業界を担うものはこの『見える化』について、その大本となる"目的"を深く理解しておかなくてはなりません。

でなければ、的外れな

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Power Automate DesktopでWebページのファイルをダウンロードする方法(暫定版→一旦解決)

Power Automate DesktopでWebページのファイルのダウンロードがうまくいかずにはまったので備忘録です。
ちなみに、「暫定版」とあるようにイケてない内容です。

(2021.9.15追記)
ASAHI Accounting Robot研究所さんに情報をいただき方法が分かりました。

Webレコーダーでは要素が取れないまずは、Webレコーダーでレコーディングをしましたが、ダウンロー

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Python超入門 #003 [Webページの自動入出力(selenium)その1 要素を見つけて操作する]

前回までの超入門は 前回までのpython超入門は、pythonを利用するようになった経緯、pythonのインストール、ライブラリのインストール方法について触れました。今回はそのライブラリの一つでWebページの自動入出力を行うseleniumの使い方について触れます。

seleniumとは seleniumはブラウザの自動操作ライブラリです。ブラウザを自動操作することはRPA(Robotic P

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品質の、品質による、品質のためのマネジメント

品質の、品質による、品質のためのマネジメント

こんばんは。

今、風呂に入っていたら、唐突に思い浮かんだ言葉が私の考える理想的なプロジェクトマネジメント像に合致したので、思いがけず飛び出して書き始めました。

米国の大統領であったリンカーンが1863年11月、ペンシルバニアのゲティスバーグで行った演説のなかの言葉で、民主主義政治の原則を示したものですね。

対象となるものが、

 何を行うもので、
 何よって行われるもので、
 そして何のため

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因果関係を「ループ図」で考えるだけで仕事の質があがる説

因果関係を「ループ図」で考えるだけで仕事の質があがる説

この記事を読まなくていい人「システム思考」「制約条件の理論(TOC)」を知ってるならあたりまえのことばかりなので読まなくていいです!逆に「なにそれ??」となる人には意味がありそう。

ループ図をつかって質があがる仕事の種類は3つ1.課題解決
2.仕事の成果の定義
3.合意形成

じゃあ説明します。まず前提となる考え方。

無意識に因果関係を考えるときの2パターン、あなたはどちらですか原因があって、

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死んでいる会社の現場によくある危機

死んでいる会社の現場によくある危機

「会社は生きていなければならない」

これは真理です。

そもそも会社とは、利益分配のない社団法人と同じ扱いです。
利益を追求し、その利益を以って次の事業を起こし、再構成するものです。

ですから、法人が法的に人格を認められた組織というのと同様に会社にも経営層を企業の人格として活動する組織であることが求められています。

そうしたことから、会社というものは人と同じく生きていなければならないのだと考

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