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イギリスとの比較:日本の「若さの呪縛」について
日本には、若い=価値があるという若さへの呪縛が強く根付いていることに気づいた。
・青春に美しさを見出す広告
・若さを取り戻すことを押し出した化粧品
・歳を取ったら「卒業」という程でクビになるアイドル
・1-2年すると看板番組から異動させられる若くて可愛いアナウンサー(男性アナウンサーはずっと同じなのに)
それらをこれまで当たり前に見てきたけど、一時帰国をしてなんだかモヤモヤするようになっ
フィンランドサウナに入ってバルト海に飛び込んだ話
これは去年私が、人生で一番記憶に残るサウナを体験した話である。
私はサウナーと呼べるほどではないが、人並みにサウナが好きである。
だから、ロンドンに来てからサウナで整うことはおろか、湯船にも浸かれないことにストレスを感じていた。そこで、フィンランドに初めて行くからには、絶対にサウナに入りたいと意気込んでいた。
実は、一度、イギリスのホテルのプールに付いているサウナに行ったことがある。しかし、感
IDEO Tokyoに訪問した話
先日は大学院のリサーチのプロセスの一環で、IDEOの田仲さんにヒアリングをしに、IDEOの東京オフィスに行ってきました。
田仲さんはTama Design University でサーキュラーデザインの観点についてお話されていて、研究について連絡したところヒアリングに快くご協力いただけました。
実は、デザイン思考が日本のビジネス界隈で流行る前、私が学部生の頃からIDEOに興味を持っており、東京
ロンドンで模索する「私」らしさ
ロンドンの美大にいて、私が今一番苦労していることがある。
それは「どれだけ人と異なることができるのか、枠をはみ出せるのか」ということである。
ご存じの通り日本は「右にならえ」の文化で、和を乱すものは白い目で見られる。
どちらかというと優等生的な人生を送ってきた私にとっては、なるべく枠を外れることなく、その中でベストを尽くすような生き方だったと思う。
そして気づけばいつか自分で作った見えない
voicyでインタビューしていただきました!
現在、日本に一時帰国しているタイミングで、大学時代からの友人であり、広告代理店でプランナーとして働きながら、voicyでパーソナリティもしている「ゆき」にインタビューをしてもらいました!
ゆきは現在毎日配信に挑戦中で、「みんなのアラサー奮闘記」という企画の中で光栄なことに初回のゲストとして招いていただきました!
なぜ会社を辞めてイギリスの美大に留学しようと思ったのか、どんな生活をしている
ロンドン芸術大学 院試準備について
こちらの記事ではロンドン芸術大学の大学院のグラフィックコースの院試の流れについて紹介させていただきます。
私は2020年にロンドン芸術大学の
Graduate Diploma Graphic Design (Chelsea College of Arts)
Pg Dip Design For Visual Communication (London College of Communicat
ロンドン芸術大学のグラフィックデザインコース(大学院)について
私は2021年にロンドン芸術大学 Chelsea College of Arts(チェルシー)のGraduate Diploma Graphic Design に修学し、2022年よりCentral Saint Martins(セントマ)のMA Graphic Communication Designに在籍しています。
ロンドン芸術大学は複数のアート系のカレッジが統合された総合大学で、その中に私
セントラルセントマーチンズ大学院1年生
2021年に渡英して、目まぐるしい日々を送り、気がつけばなんと2023年になっていました。
どうも、お久しぶりです。
この2年間、とてつもなく濃い時間を過ごし、気がつけば私はロンド芸術大学、セントラルセントマーチンズ(通称セントマ)のMA Graphic Communication Designの大学院生になり、現在一年目のコースを終えた節目にいます。
まさかイギリスの大学院、しかも昔憧れてい
デッサンをやることで得られる「目」で世界の見方が変わった話
ジブリを見ると、やはり日本のアニメーションだなあ
、素晴らしい、大好きだ、と思う。
デッサンを学びだしてから、なおさらあの描写のすごさに圧倒されるし、改めてため息が出る美しさだと思う。
そして同時に自分の絵の未熟さにしょんぼりしてしまう。
ああ、あんなに上手に世界を描けたらなあ、と。
日本の美大では受験でデッサンが必要となる。
一方で、海外ではデッサンは必須ではない。
絵の上手さは正直関