やんそんさん

音楽とおいしいモノとまったり時間を愛するちびまる子世代。家族は夫とねこ一匹。 私の感動…

やんそんさん

音楽とおいしいモノとまったり時間を愛するちびまる子世代。家族は夫とねこ一匹。 私の感動をあなたに伝えて、あなたと感動を共有したい。 🏅過去の受賞歴:ベルトクイズQ&Q 夏休み子ども大会「ミリオン賞」

記事一覧

「愛は勝つ」以外知らない私が、つい最近、KANの音楽を好きになった話

新年が明けた! と思ったら、もう5月も半ば。 無情に過ぎていく時間に恐怖を感じるのは、自分の人生にも終わりがあるのだ、と実感する年齢になったからでしょうか。 「愚…

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3月16日夜11:30「tiny desk concerts JAPAN」スタート! 第1回目は「藤井風」 見たい! 見て欲しい!

NPR Music Tiny DeskConcertsとは 「NPR Music Tiny DeskConcerts」は、NPR(米国公共放送)制作のネットチャンネル。 登録者数895万人の大人気音楽コンテンツです。 人…

やんそんさん
2か月前
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裕次郎、いいですよね!

先週、友人宅のランチ&お茶会に呼ばれました。 メンバーは50代独身キャリアウーマンのYさん、本日のホスト、もうすぐ44歳、ワーキングママのCさんと、私(50代)の3人。 …

やんそんさん
2か月前
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ウクライナ国立フィルといっしょに「フロイデ!」

暮れも押し詰まる2023年12月27日。 ウクライナ国立フィルハーモニー交響楽団のコンサートに、行ってまいりました。  スペシャルなプログラム。しかし…… 実は、チケッ…

やんそんさん
3か月前
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レコー道の宝の山! HARD-OFFで宝探し

「ほらっ、アレが映っている!」 CMやスタジオセットに、おしゃれインテリアとして、レコードプレーヤーが使われているの見つけては、テレビ画面を指差す夫。 そのニンマリ…

やんそんさん
5か月前
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ノリノリのマンボ!で涙する ~ドゥダメル&シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ

見る度に、胸が熱くなり、涙してしまう動画があります。 グスターボ・ドゥダメル指揮、シモン・ボリバル・ユース・オーケストラが演奏する「マンボ」の動画です。 「マン…

やんそんさん
6か月前
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キレイにしていると 良いことあるよ

秋の夜風に吹かれていると、過ぎ去った日々を思い出し、懐かしい音楽が聴きたくなるのは、年齢のせいでしょうか。 ジャズ、フュージョンのギタリスト、アール・クルーのCD…

やんそんさん
7か月前
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心と名前に火を持つ作詞家 〜阿木燿子

近年「昭和歌謡」が若者に人気です。 テレビやネット上で、時代背景や歌詞の奥深さ、ヒットの理由を分析と、若者目線でするどく解説。 片手にバイオレットフィズ(バブルの…

やんそんさん
8か月前
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日帰りドイツ音楽の旅

春先は、日帰りドイツ旅行の準備に夢中でした。 「日帰りドイツ旅行」とは、私の住む街で5月に開催された「ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団」コンサートのことです…

やんそんさん
11か月前
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レコードって何ですか?

「レコードって何ですか?」 「えっっ?……直径30㎝くらいの、円盤状で、黒くて、真ん中に穴があって、音楽が記録されていて……見たことない?」 OJTで指導した、アニメ…

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「リナ・サワヤマは今年日本でブレイクする」湯川れい子さんの予言に期待します

国民的ヒーロー大谷翔平選手の活躍に、日本中が沸いたWBC。大会終了後も、ニュース、CMと、顔を見ない日はありません。化粧品のCMでは「野球選手と美容液」という唐突なコ…

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「ワクワク欠乏症」のあなたにおすすめの1曲~フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン

「あらら、ひどい顔のおばさんだよ」 鏡に映る疲れた果てた自分の顔に、びっくりすること、ありませんか? 忙しさを理由に、心身ともにお手入れをおろそかにしている証です…

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注意一秒、ケガ一生~カルミナ・ブラーナ

それは、ひと月ほど前の夜の出来事でした。 テレビを見ている間にうとうとしてきた私。そろそろ休み時と、夫と猫に「おやすみ」と声をかけ、一日の最後の日課「トイレ」へ…

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生き方も音楽も、分類、区別、ジャンルに囚われるな!~SEKAI NO OWARI 「Habit」

「人は33歳までに音楽的嗜好が固まり、新しい音楽への出会いを止める傾向がある」という研究結果、ご存知ですか? なるほど、私も1〜2年前まで「最近の若者の音楽はわから…

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グラム・ロックの魅力~T・レックス「20th Century Boy」

こんにちは。音楽と美味しいもの大好き、やんそんさんです。 まだまだ暑いですね~。 仕事と家の往復、そして雑事に追われる毎日の繰り返しと、この暑さ。 気分も体力も上…

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やっぱり生の演奏は最高!ピアノリサイタルに行ってきました。

「”帰ってこいよ”が来るよ。生の演奏が聴いてみたいね」と夫が私に一言。 ”帰ってこいよ”とは、ピアニストの小山実稚恵さんのことです。 テレビで演奏を聴く機会が度…

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「愛は勝つ」以外知らない私が、つい最近、KANの音楽を好きになった話

「愛は勝つ」以外知らない私が、つい最近、KANの音楽を好きになった話

新年が明けた! と思ったら、もう5月も半ば。
無情に過ぎていく時間に恐怖を感じるのは、自分の人生にも終わりがあるのだ、と実感する年齢になったからでしょうか。

「愚か者よ。人生最大のムダは悩むことじゃ。元気になる音楽を聴いて、年齢という恐怖を吹き飛ばすのが一番じゃ」心の声が私をいさめます。

元気になる音楽? Mrs. GREEN APPLEとか、緑黄色社会とか? 
若者の音楽もイイけれど「ムリし

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3月16日夜11:30「tiny desk concerts JAPAN」スタート! 第1回目は「藤井風」 見たい! 見て欲しい!

3月16日夜11:30「tiny desk concerts JAPAN」スタート! 第1回目は「藤井風」 見たい! 見て欲しい!

NPR Music Tiny DeskConcertsとは

「NPR Music Tiny DeskConcerts」は、NPR(米国公共放送)制作のネットチャンネル。
登録者数895万人の大人気音楽コンテンツです。

人気の理由は、その名の通り「 tiny desk=小さな机⇒オフィスでのコンサート」という、独特の趣向。放送局のスタジオではなく、オフィスでミニライブを行います。
親密感のあるア

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裕次郎、いいですよね!

裕次郎、いいですよね!

先週、友人宅のランチ&お茶会に呼ばれました。
メンバーは50代独身キャリアウーマンのYさん、本日のホスト、もうすぐ44歳、ワーキングママのCさんと、私(50代)の3人。

仕事で出会った私たちは「インテリアと音楽が大好き」が共通項。
久々の再会は、お互いの近況報告から。

プロのインテリアコーディネーターであるYさんは、有名ブランドのショールームへの視察や、現在手掛けている仕事のこと等々、相変わら

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ウクライナ国立フィルといっしょに「フロイデ!」

ウクライナ国立フィルといっしょに「フロイデ!」

暮れも押し詰まる2023年12月27日。
ウクライナ国立フィルハーモニー交響楽団のコンサートに、行ってまいりました。 

スペシャルなプログラム。しかし……

実は、チケットの予約を済ませた後「ついに、この曲に対峙するときが来たのか……」と不安な気持ちになった私。

演奏曲目はこの2曲です。

1曲目「ドボルザーク 交響曲第9番 新世界より」(通称:新世界)
2曲目「ベートーヴェン 交響曲第9番 

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レコー道の宝の山! HARD-OFFで宝探し

レコー道の宝の山! HARD-OFFで宝探し

「ほらっ、アレが映っている!」
CMやスタジオセットに、おしゃれインテリアとして、レコードプレーヤーが使われているの見つけては、テレビ画面を指差す夫。
そのニンマリした顔からは、「レコード、今流行っているよね」という心の声が聞こえます。

若い頃に、なけなしのお金で買ったレコードを捨てきれず、ひっそりとレコー道を楽しんでいた夫と私。
レコー道とは、面倒を厭わず、レコードで音楽を聴くことを喜びとする

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ノリノリのマンボ!で涙する ~ドゥダメル&シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ

ノリノリのマンボ!で涙する ~ドゥダメル&シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ

見る度に、胸が熱くなり、涙してしまう動画があります。

グスターボ・ドゥダメル指揮、シモン・ボリバル・ユース・オーケストラが演奏する「マンボ」の動画です。

「マンボ」は、アメリカの指揮者・作曲家の、レナード・バーンスタインが、ミュージカル「ウェスト・サイド・ストーリー」のために書いたダンス音楽。ジャンルを超えて、世界中の人々に知られている曲です。

「マンボ」は南米生まれの音楽。幼い頃から、心身

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キレイにしていると 良いことあるよ

キレイにしていると 良いことあるよ

秋の夜風に吹かれていると、過ぎ去った日々を思い出し、懐かしい音楽が聴きたくなるのは、年齢のせいでしょうか。
ジャズ、フュージョンのギタリスト、アール・クルーのCDが聴きたくなりました。

バブルの頃、バイトしていたリゾートホテルのバーでよく流れていたアール・クルー。バブルに浮かれる金持ちカップルに、舌打ち&嫉妬しながら聴いていた思い出の音楽です。

切ないバラードから、クールで都会的な曲まで、どん

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心と名前に火を持つ作詞家 〜阿木燿子

心と名前に火を持つ作詞家 〜阿木燿子

近年「昭和歌謡」が若者に人気です。
テレビやネット上で、時代背景や歌詞の奥深さ、ヒットの理由を分析と、若者目線でするどく解説。
片手にバイオレットフィズ(バブルの頃流行ったカクテル)、片手にマイクで、カラオケを熱唱していた昭和のバカ者な、若者だった私。「令和の若者は賢いのう」と感服しつつ、昭和歌謡の素晴らしさを再認識しています。

そんな私も、十数年前「この曲の歌詞はすごい!」と、衝撃を受けた曲が

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日帰りドイツ音楽の旅

日帰りドイツ音楽の旅

春先は、日帰りドイツ旅行の準備に夢中でした。

「日帰りドイツ旅行」とは、私の住む街で5月に開催された「ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団」コンサートのことです。

「クラシック音楽のコンサート? 高校生の頃行ったけれど、退屈だったよ~」と、しぶしぶ夫に同行したのが20年前。
プログラムは、クリスマスが舞台のチャイコフスキー「くるみ割り人形」。退屈しないよう、曲と物語のあらすじを確認してコンサー

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レコードって何ですか?

レコードって何ですか?

「レコードって何ですか?」
「えっっ?……直径30㎝くらいの、円盤状で、黒くて、真ん中に穴があって、音楽が記録されていて……見たことない?」

OJTで指導した、アニメ声の20歳の女の子から出た質問に、私は驚きを隠せませんでした。
レコードの色や形状、どのような目的で使われるものか、を説明する日が来るとは! 
これが、ジェネレーション・ギャップというものなのでしょうか?

会話の発端は、休憩中に彼

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「リナ・サワヤマは今年日本でブレイクする」湯川れい子さんの予言に期待します

「リナ・サワヤマは今年日本でブレイクする」湯川れい子さんの予言に期待します

国民的ヒーロー大谷翔平選手の活躍に、日本中が沸いたWBC。大会終了後も、ニュース、CMと、顔を見ない日はありません。化粧品のCMでは「野球選手と美容液」という唐突なコラボに驚きましたが、彼の美肌との相乗効果で、なんと売り上げは4倍とか。その人気にあやかろうと大谷CMが量産される中、「最高のコラボ!」と興奮したのが、JALのCMです。

大谷選手の雄姿と共に流れる歌は、ロンドンを拠点に世界で活躍する

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「ワクワク欠乏症」のあなたにおすすめの1曲~フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン

「ワクワク欠乏症」のあなたにおすすめの1曲~フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン

「あらら、ひどい顔のおばさんだよ」
鏡に映る疲れた果てた自分の顔に、びっくりすること、ありませんか?
忙しさを理由に、心身ともにお手入れをおろそかにしている証です。

おばさんはいつものんびりしているように見えますが、結構忙しいのです。
仕事や家事、年齢を重ねるごとに増えていくお祝い事や法事、更年期やら何やらの病院通いで、常にバタバタでくたくた。心身の非常事態を知らせる赤信号がチカチカしています。

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注意一秒、ケガ一生~カルミナ・ブラーナ

注意一秒、ケガ一生~カルミナ・ブラーナ

それは、ひと月ほど前の夜の出来事でした。
テレビを見ている間にうとうとしてきた私。そろそろ休み時と、夫と猫に「おやすみ」と声をかけ、一日の最後の日課「トイレ」へ。
パジャマのズボンとパンツを下ろし、座ります。

「! ! ? ? ! !」

突然、私のお尻が見えない力に吸い込まれたのです。
驚きと恐怖に襲われた同時に、ある曲が脳内に響き渡ります。

それは、20世紀の作曲家カール・オルフ「カルミナ

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生き方も音楽も、分類、区別、ジャンルに囚われるな!~SEKAI NO OWARI 「Habit」

生き方も音楽も、分類、区別、ジャンルに囚われるな!~SEKAI NO OWARI 「Habit」

「人は33歳までに音楽的嗜好が固まり、新しい音楽への出会いを止める傾向がある」という研究結果、ご存知ですか?

なるほど、私も1〜2年前まで「最近の若者の音楽はわからない」と、聴くことは殆どありませんでした。
それが、昨年の転職を機に、時間と心に余裕ができると「新しい音楽への出会いを求めて」若者の音楽も聴くように。

最初は「?」と思いながら聴いていましたが、徐々に「いいんじゃない?」となり、今で

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グラム・ロックの魅力~T・レックス「20th Century Boy」

グラム・ロックの魅力~T・レックス「20th Century Boy」

こんにちは。音楽と美味しいもの大好き、やんそんさんです。

まだまだ暑いですね~。
仕事と家の往復、そして雑事に追われる毎日の繰り返しと、この暑さ。
気分も体力も上がらず、テンションは下がり気味。

ここはロックでテンションUP!ということで、頭に浮かんだ曲は、
イギリスのロックバンド、T・レックスの「20th Century Boy」。
1973年全英シングルチャート3位のグラム・ロックの名曲で

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やっぱり生の演奏は最高!ピアノリサイタルに行ってきました。

やっぱり生の演奏は最高!ピアノリサイタルに行ってきました。

「”帰ってこいよ”が来るよ。生の演奏が聴いてみたいね」と夫が私に一言。

”帰ってこいよ”とは、ピアニストの小山実稚恵さんのことです。

テレビで演奏を聴く機会が度々あり、
力強いのに力みの無い明瞭な音と、ピュアでシンプルな演奏に心惹かれるものがありました。

それもそのはず、小山さんは人気・実力ともに日本を代表するピアニスト。
1982年チャイコフスキー・コンクール第3位、1985年ショパン・コ

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